我が社では毎年2~3度オーディションを行う。
ドラマ仕立てのVPの出演者を決める場合もあるし、
イベントのメインキャスターやモデルのオーディションもある。
しかしオーディションとは名ばかりで、
実際は経歴書を見ながら少し質問をして、
最後に台本を少し読んでもらって、
その間わずか30分ほどで合否を決める。
映画なら一次審査で合格しても
その後何度も選考を繰り返して絞りこんでいくが、
マチバの仕事ではそんな予算も時間もない。スピードが命だ。
「選考するほどの予算かよ!」と言われると誠に面目ない。
人脈がないので選考という形をとっているだけだ。
選考される側には迷惑千万ではあるが、
仕事が欲しいからオーディションに集まってくる。
例え、ギャラが安くても仕事をすることに意味がある。
下積みとはそういうものだ。
私は25歳からフリーの監督になり今でも社長業兼務なので
もっぱら選考する側だが、いたってオーディションが嫌いだ。
わずか30分ほどのやり取りで人となりがわかるわけがない。
結局、経歴書を見ながら己れの勘頼みである。
当たるも八卦、当たらぬも八卦では申し訳ないのだが
勘を頼りに鼻を利かせるしかない。
オーディション嫌いの私は今回も選考役を遠慮したが、
社長であり演出担当だから同席を依頼されると断れない。
しかし同席した限りは、
いい人を合格させたいと思うのは監督の常。
さらに己れが合格としたのだから、言い訳もできない。
結局オーディションに出席すると一番しゃべることになる。
そして、己れが合格にした人にはエコヒイキなくらい入れ込む。
うまくなって欲しいからだ。
同じゆるキャラなのに個性一杯、こんな組織を作りたい。
今日はイベントMCのオーディションで、
そもそも人手不足を解消するためのオーディションなので
余程の問題児でないかぎり合格とし、研修の間に再度見直して
どうしてもヤバい人は外す、いわば一次選考だ。
一次選考で残るとすぐに研修をする。
といっても研修でふるい落とすのではなくレベルアップが目的だ。
そもそも現役MCや現役俳優を審査して人選するので、
決め手は笑顔や姿勢、受け答えだけだ。
それでも時々プロとは思えぬ変な人もやってくる。
今日は4人の面接があり、判定シートには
4人の順位はつけたが全員合格とし、あとの詰めは部下に任せた。
この中から光る人が必ず出てくるだろうが、
選んだのは私だから非常に責任を感じている。
よって私の心の中では、社内の研修方針以上にハードルを高くし
今日の4名には私自身が目をかけて当たると決めている。
数年後にはドップMCに育て上げねばならない。
また新しい1年が始まる。
ドラマ仕立てのVPの出演者を決める場合もあるし、
イベントのメインキャスターやモデルのオーディションもある。
しかしオーディションとは名ばかりで、
実際は経歴書を見ながら少し質問をして、
最後に台本を少し読んでもらって、
その間わずか30分ほどで合否を決める。
映画なら一次審査で合格しても
その後何度も選考を繰り返して絞りこんでいくが、
マチバの仕事ではそんな予算も時間もない。スピードが命だ。
「選考するほどの予算かよ!」と言われると誠に面目ない。
人脈がないので選考という形をとっているだけだ。
選考される側には迷惑千万ではあるが、
仕事が欲しいからオーディションに集まってくる。
例え、ギャラが安くても仕事をすることに意味がある。
下積みとはそういうものだ。
私は25歳からフリーの監督になり今でも社長業兼務なので
もっぱら選考する側だが、いたってオーディションが嫌いだ。
わずか30分ほどのやり取りで人となりがわかるわけがない。
結局、経歴書を見ながら己れの勘頼みである。
当たるも八卦、当たらぬも八卦では申し訳ないのだが
勘を頼りに鼻を利かせるしかない。
オーディション嫌いの私は今回も選考役を遠慮したが、
社長であり演出担当だから同席を依頼されると断れない。
しかし同席した限りは、
いい人を合格させたいと思うのは監督の常。
さらに己れが合格としたのだから、言い訳もできない。
結局オーディションに出席すると一番しゃべることになる。
そして、己れが合格にした人にはエコヒイキなくらい入れ込む。
うまくなって欲しいからだ。
同じゆるキャラなのに個性一杯、こんな組織を作りたい。
今日はイベントMCのオーディションで、
そもそも人手不足を解消するためのオーディションなので
余程の問題児でないかぎり合格とし、研修の間に再度見直して
どうしてもヤバい人は外す、いわば一次選考だ。
一次選考で残るとすぐに研修をする。
といっても研修でふるい落とすのではなくレベルアップが目的だ。
そもそも現役MCや現役俳優を審査して人選するので、
決め手は笑顔や姿勢、受け答えだけだ。
それでも時々プロとは思えぬ変な人もやってくる。
今日は4人の面接があり、判定シートには
4人の順位はつけたが全員合格とし、あとの詰めは部下に任せた。
この中から光る人が必ず出てくるだろうが、
選んだのは私だから非常に責任を感じている。
よって私の心の中では、社内の研修方針以上にハードルを高くし
今日の4名には私自身が目をかけて当たると決めている。
数年後にはドップMCに育て上げねばならない。
また新しい1年が始まる。
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