昨日は 生まれて初めて 山椒の実を扱った
前日に 実についている茎をはさみでペチンと切っておいたけど
朝ネットで検索してみたら
山椒の実は収穫したらできるだけ早く灰汁出しをしたほうがいいって書いてあった
そうか! 水につけておいたほうがよかったのかと そこで知った
急いで 鍋にお湯を沸かして
沸騰したらそこに 山椒の実を入れて 5分ほど待った
調べたところによると
指の腹でつぶれるぐらいになったら そこで火を止める
って書いてある
熱いのを我慢して 指にとってつぶしてみたけれど
「つぶれな~~~い」
あれ? あれ? あれ?
指の上にある山椒の実を観察
薄い緑の皮の下には 黒く光るもの!があった
それが めちゃくちゃ固い
指ではつぶれない 爪を立てて ギュ~~~とやってもなかなかのものだった
つるりとしてピカピカ光っているその玉みたいなのは
まるで 七宝焼きで作ったような光がある
大きさは 小さいころ見たことがある 仁丹の大きさ
銀色じゃなくって 黒光りだけどね
そのあと 冷水に入れて 何度か水を替える
これは 灰汁出しの為だそうだ
半日ぐらいやったほうが 苦みが弱くなるとか
そしてその作業が終わったら 鍋に入れて
お醤油とお酒 そしてみりんで煮る 30分ぐらいって書いてあった
はじめて作った 山椒の実の佃煮というか 醤油煮
食べてみたら
「う~~~~ん やっぱり山椒だ!」
ぐらいの辛さがあった
山椒の実を扱いながら思ったのよね
丁寧に 丁寧に 作業を進める
愛情がなければできない作業だなって思った
根気よく 根気よく
灰汁との闘い
でも どれも簡単にできることなのよね
青梅ジャム作りの時は 魔法使い 特に美魔女を思い描いたけれど
今回は 田舎の元気な働き者さんたち
やっぱり 自然のものを相手にするってことは 手間と根気が必要なんだな
とりあえず 今の私には根気があった(^_-)-☆
えへ♪ 暇もあったってことかな
そうだ! 真竹は美味しく食べてまーす
日差したっぷりな6月9日 水曜日です