ご無沙汰しております。先日の大阪の川での業者によるとみられる
イシガメの大量遺棄事件の記事を読売新聞でとりあげてくださっているので
ここでシェアさせていただきます。
『規制で放棄?準絶滅危惧種「イシガメ」大量保護』 ←記事リンク
(以下全文コピー)
2016年01月26日 11時06分
日本固有種で準絶滅危惧種のニホンイシガメが、大阪府茨木市内を流れる淀川水系の大正川で大量に見つかり、自然環境団体に保護されていたことがわかった。
中国などではペットや健康食品の材料として人気だったが、昨年末に国が輸出規制に乗り出し、抱えきれなくなった業者などが手放したとみられる。病気やけがを負ったままのカメも多く、保護した団体からは「あまりにも身勝手な行為」との批判が出ている。
「出所不明」のイシガメを発見したのは、堺市中区を拠点に活動する「和亀保護の会」(西堀智子代表)。
同会は大正川に生息するイシガメに、個体認識用のタグ(標識)を付け、保護活動に取り組んでいるが、昨年末の調査で、タグのないイシガメが約140匹見つかった。
保護されたカメは、皮膚病を患ったり、すり傷や甲羅のひび割れなどを負ったりしたものも多く、同会では治療や飼育環境、他のカメへの伝染防止を考慮し、100匹以上を姫路市立水族館(兵庫県)などに預けたが、死んでしまったカメも多いという。
大正川でも普段、なかなか見られないイシガメが突然、多数見つかった原因として、その生態に詳しい京都府保健環境研究所の獣医師多田哲子さんは「イシガメを輸出用に飼っていた専門業者が抱えきれず、投棄したのではないか」と推測する。
イシガメは国内に約98万匹生息。外来種のカメに脅かされて生育環境が悪化し、環境省は準絶滅危惧種に指定している。
一方、中国などでは、健康食品の原料や日本産の希少ペットとして人気が高まっており、環境省によると、2013年8月から15年9月までの間に約2万8000匹が海外に輸出された。
環境省では、こうした需要の高まりに伴うイシガメの絶滅を防ごうと、体長に関係なく、申請さえあれば許可していた輸出について、昨年12月から、甲羅の長さが8センチ以上のイシガメについては輸出を禁止。輸出用にイシガメを大量に飼っていた業者が処理に困り、川に捨てた可能性が高いというわけだ。
一部の業者の飼育環境は、動物を衣装ケースなどに多数詰め込むなど劣悪で、動物が病気を持ったり、体に傷を負ったりすることもあり、今回見つかったイシガメの状況はこうした飼育環境と符合しているという。
和亀保護の会の西堀代表は、「売り物として価値がなくなれば簡単に捨ててしまう。あまりのモラルのなさが許せない」と憤る。(南省至)
2016年01月26日 11時06分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
**********
(記事おわり)
この件に関する川の保護活動の記事リンク ←「かめさんの輪♪」です。
にほんブログ村
↑↑二度と起きてほしくない事件のシェア希望・・・です。よろしければ、ぽちっと
お願いいたします。
お読みいただき、ありがとうございます。
イシガメの大量遺棄事件の記事を読売新聞でとりあげてくださっているので
ここでシェアさせていただきます。
『規制で放棄?準絶滅危惧種「イシガメ」大量保護』 ←記事リンク
(以下全文コピー)
2016年01月26日 11時06分
日本固有種で準絶滅危惧種のニホンイシガメが、大阪府茨木市内を流れる淀川水系の大正川で大量に見つかり、自然環境団体に保護されていたことがわかった。
中国などではペットや健康食品の材料として人気だったが、昨年末に国が輸出規制に乗り出し、抱えきれなくなった業者などが手放したとみられる。病気やけがを負ったままのカメも多く、保護した団体からは「あまりにも身勝手な行為」との批判が出ている。
「出所不明」のイシガメを発見したのは、堺市中区を拠点に活動する「和亀保護の会」(西堀智子代表)。
同会は大正川に生息するイシガメに、個体認識用のタグ(標識)を付け、保護活動に取り組んでいるが、昨年末の調査で、タグのないイシガメが約140匹見つかった。
保護されたカメは、皮膚病を患ったり、すり傷や甲羅のひび割れなどを負ったりしたものも多く、同会では治療や飼育環境、他のカメへの伝染防止を考慮し、100匹以上を姫路市立水族館(兵庫県)などに預けたが、死んでしまったカメも多いという。
大正川でも普段、なかなか見られないイシガメが突然、多数見つかった原因として、その生態に詳しい京都府保健環境研究所の獣医師多田哲子さんは「イシガメを輸出用に飼っていた専門業者が抱えきれず、投棄したのではないか」と推測する。
イシガメは国内に約98万匹生息。外来種のカメに脅かされて生育環境が悪化し、環境省は準絶滅危惧種に指定している。
一方、中国などでは、健康食品の原料や日本産の希少ペットとして人気が高まっており、環境省によると、2013年8月から15年9月までの間に約2万8000匹が海外に輸出された。
環境省では、こうした需要の高まりに伴うイシガメの絶滅を防ごうと、体長に関係なく、申請さえあれば許可していた輸出について、昨年12月から、甲羅の長さが8センチ以上のイシガメについては輸出を禁止。輸出用にイシガメを大量に飼っていた業者が処理に困り、川に捨てた可能性が高いというわけだ。
一部の業者の飼育環境は、動物を衣装ケースなどに多数詰め込むなど劣悪で、動物が病気を持ったり、体に傷を負ったりすることもあり、今回見つかったイシガメの状況はこうした飼育環境と符合しているという。
和亀保護の会の西堀代表は、「売り物として価値がなくなれば簡単に捨ててしまう。あまりのモラルのなさが許せない」と憤る。(南省至)
2016年01月26日 11時06分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
**********
(記事おわり)
この件に関する川の保護活動の記事リンク ←「かめさんの輪♪」です。
にほんブログ村
↑↑二度と起きてほしくない事件のシェア希望・・・です。よろしければ、ぽちっと
お願いいたします。
お読みいただき、ありがとうございます。
クロカメさんのように、一生懸命お世話したわが子(カメ)ちゃんを、カメ好きに提供してくださるような方もいらっしゃる一方で、根こそぎ河川から捕って、商品価値がなくなると捨てる。。
今回、あまりにも多くの命が失われました。栄養剤、抗生剤を投与したり、加温したり本当にいろいろと手を尽くしてくださったにもかかわらず、水族館に行くまでにすでに76頭に、そして水族館のその道では専門な方のもとでも37頭ものカメたちが亡くなったそうです。
そのまま川にいれば、これから何年もそこで棲んで、命をつないでいったであろう子たち。私ひとりが生きているより、その一頭一頭はちゃんと地球上でその命の役割を果たしているというのに。
レプイベントにも、きちんと警察が介入してこの事件をうやむやにしないようにしていただきたいですし、私個人としてはやはり今後は段階的に生体の販売についてもまず消費者自身が生体をほしがらない、買わない、(飼育するなら犬猫ちゃんのように里親制度、駆除対象の子たちなどをもらいうける世の中になるよう。)も大切かと思います。
極論ですが、けっきょく「発展」といって「消費社会」をつっぱしって、生き物や食糧の枯渇するのは当然のことなので、消費や効率や金銭ばかりに目がいってる社会に気付き、だれもが生産する側にすこしでも参加していかないと未来はないし、間違った世界で生きている人間も気持ち良く生きていけないのは当然だな、と思います。。
(。。またとりとめなく書いてしまった。。)また川に洗濯。。じゃない、救出にいってきま~す。みどり保育園が冬眠中だから活動できるのですが、春までにはなんとかみんなどんな状態でも川から出してあげたいです。