薫香を燻らせ 灰に穴を穿ち
真っ直ぐに立てる いつも同じ作務
見て! 今朝も来た
慎み深い鳥の家族は11羽の雀
わたしは薔薇色のジャムを紅茶に沈め
一死からの解放をかみしめるのだが
いざ今日を・・と披くやいなや
錯乱する魔界からの伝言
天頂を目指す陽も月も
閉ざされたまま何日も見えない
時ならぬ豪雨降り注ぎ 光の粒を消し
風を巻き起こす狂気の所業に一驚
殺戮は止まず 血に染む拳
運命は選択・・・うそぶく独裁者
手を貸した訳でもないのに
いつの間にか同じ舟に乗って漕いでいる
大いなる闇に心震える
此処にいる不思議は果てしも無い