《人は人として 花を観る》
鳥は鳥として 桜を見る
遅ればせながら
引導を手渡されて
計らいの無い心模様
揺らぎつづける
ひた走る炎は知らず
不如意な今日の躓きは
明日に持ち越すまい
振り払っても
振り切っても
手に余る人の生死
溢れるものを溢れたままにして
喘いでいる 今夜は満月
鳥は鳥として 桜を見る
遅ればせながら
引導を手渡されて
計らいの無い心模様
揺らぎつづける
ひた走る炎は知らず
不如意な今日の躓きは
明日に持ち越すまい
振り払っても
振り切っても
手に余る人の生死
溢れるものを溢れたままにして
喘いでいる 今夜は満月