無為の日のひととき
ゆらぐ異界に身を置くと
あなたは わたしになれないが
わたしはいつでもあなたになれる
娘と孫が、何故ここで笑うのか? 笑えるのか?
ときおり判らないわたしではあるけれど
大木を揺らす五月の風が吹き抜けて葉を揺らせ
きらきらと光の粒子が声を挙げているのは聴こえる。
溢れるひかりの中に居るわたしたち。
屈託のない時間を刻みながら
あなたと共に生きた日に溺れている。
あなたの眼差し、息遣い、五月の風の匂いに包まれて
嬉しくて 愉しくて 懐かしくて 哀しいが
もはや哭く事も 嘆くことも無いから
来る日 去る日 眩しく微笑んでいよう。
ゆらぐ異界に身を置くと
あなたは わたしになれないが
わたしはいつでもあなたになれる
娘と孫が、何故ここで笑うのか? 笑えるのか?
ときおり判らないわたしではあるけれど
大木を揺らす五月の風が吹き抜けて葉を揺らせ
きらきらと光の粒子が声を挙げているのは聴こえる。
溢れるひかりの中に居るわたしたち。
屈託のない時間を刻みながら
あなたと共に生きた日に溺れている。
あなたの眼差し、息遣い、五月の風の匂いに包まれて
嬉しくて 愉しくて 懐かしくて 哀しいが
もはや哭く事も 嘆くことも無いから
来る日 去る日 眩しく微笑んでいよう。