![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/cf/cd4caf146eed5e82c07e455bdb80ab42.jpg)
STAR TREK(2009)
「LOST」の脚本家、「クローバーフィールド/HAKAISHA」の製作者J・J・エイブラムス監督、1960年代後半にカルト的人気を博したTVシリーズ「STAR TREK(邦題「宇宙大作戦」)」の映画化。TVシリーズ特有の複雑な人間関係やエピソードを可能な限り切り詰め、SFエンターテイメントとしての物語とオリジナルへのオマージュをバランス良く取る事に成功した、かな?
いきなり現れたロミュラン星人のネロ(エリック・バナ)に宇宙艦隊の副艦長だった父親を殺されたジム・カーク(クリス・パイン)は、エンタープライズの艦長に誘われ、連邦宇宙艦隊に参加します。自在にブラックホールを作り出す物質を持つネロは、バルカン星を消滅させ、次の目標である地球へ向かいます。カークたちエンタープライズのクルーは、ネロを阻止する事が出来るのか?!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/28/e94385e31321fae846a7ef394449c1f0.png)
SF映画としてみると言いたい事は一杯ありますが・・・
そりゃ出来るでしょ。出来なきゃ困る。恥ずかしながら私、「宇宙大作戦」&その後のシリーズはかなり見てるはず。しかしTVシリーズの映画って大抵映画としては???なものがほとんどです。登場人物の背景説明が省かれていたり、あのエピソードも入れよう、この人物も入れようなんて結局盛りだくさんでピントがぼけてしまい、ファンはそこそこ満足するけど映画としてはB級。スター・トレックの今までの映画もそうだったんですよね。
この映画は熱心なファンを満足させつつ、自己満足に終わらない様意識して作られたことがよく判ります。オリジナルの「宇宙大作戦」は、60年代という時代を背景に、SFの連邦宇宙艦隊という形でいろいろな人種(宇宙人含む)が協力しあうという人間ドラマの要素が強かったのです。その意志を尊重しつつ最新のSFXと適材適所の俳優を贅沢に使った人間ドラマ、SFエンターテイメントとしてよく出来ていると思います。タイム・パラドックスも判りやすく(爆)、悪役は悪役らしく、人種的配慮も抜かり無く。
さてこの映画、お気に入りが2人も出てます。いつも愚痴や皮肉ばっかり言っているボーンズ別名ドクター・マッコイ(カール・アーバン)が薄汚い格好で文句を言いながら現れると、映画は俄然面白そうになってきます。そりゃ私がファンだからか。この人は脇役で本当にピカピカ光ります。おいおいクリス・パインよりよっぽど体格もいいしイケメンだぞ、なんて思ってたのは私だけかもしれませんが。そしてスコット機関士(サイモン・ペッグ)。この人も騒々しく現れるととたんに面白くなりましたね。キャスト中お笑い度NO.1です。あのシーンで「タオルくれ」って、アドリブっぽいし。一人テンション高いんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ca/74d468942292ac7a0a41b67c17b6f666.png)
ボーンズ別名ドクター・マッコイ(カール・アーバン)。やっぱりお笑い系がいいかも。うしろのスールー役チョーさんもなかなかふてぶてしくて良い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/2d/8cc310db0b61a2b7130735b41dc3118e.png)
スコット機関士(サイモン・ペッグ)。200年後の未来にも紙のマニュアルはある様だ(写真左)。
で、かなり目だっていたのがこの人チェホフ役のアントン・イェルチン君。ロシアなまりが激しくてコンピューターに認識してもらえない。訛が激可愛かったですね。彼は見たかったけど見損ねた「チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室」のチャーリーだったんですね。しかも5回は見ている「15ミニッツ」の火事の時となりの部屋にいたカーリーヘアの男の子なんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/00/e8d59f92cbccfff5c265eed4ed1d5cde.png)
アントン・イェルチン。「ターミネーター4」にも出てるそうです。
「どうしようかな」と迷ってる人は、見てよね。面白いと思う!
「LOST」の脚本家、「クローバーフィールド/HAKAISHA」の製作者J・J・エイブラムス監督、1960年代後半にカルト的人気を博したTVシリーズ「STAR TREK(邦題「宇宙大作戦」)」の映画化。TVシリーズ特有の複雑な人間関係やエピソードを可能な限り切り詰め、SFエンターテイメントとしての物語とオリジナルへのオマージュをバランス良く取る事に成功した、かな?
いきなり現れたロミュラン星人のネロ(エリック・バナ)に宇宙艦隊の副艦長だった父親を殺されたジム・カーク(クリス・パイン)は、エンタープライズの艦長に誘われ、連邦宇宙艦隊に参加します。自在にブラックホールを作り出す物質を持つネロは、バルカン星を消滅させ、次の目標である地球へ向かいます。カークたちエンタープライズのクルーは、ネロを阻止する事が出来るのか?!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/28/e94385e31321fae846a7ef394449c1f0.png)
SF映画としてみると言いたい事は一杯ありますが・・・
そりゃ出来るでしょ。出来なきゃ困る。恥ずかしながら私、「宇宙大作戦」&その後のシリーズはかなり見てるはず。しかしTVシリーズの映画って大抵映画としては???なものがほとんどです。登場人物の背景説明が省かれていたり、あのエピソードも入れよう、この人物も入れようなんて結局盛りだくさんでピントがぼけてしまい、ファンはそこそこ満足するけど映画としてはB級。スター・トレックの今までの映画もそうだったんですよね。
この映画は熱心なファンを満足させつつ、自己満足に終わらない様意識して作られたことがよく判ります。オリジナルの「宇宙大作戦」は、60年代という時代を背景に、SFの連邦宇宙艦隊という形でいろいろな人種(宇宙人含む)が協力しあうという人間ドラマの要素が強かったのです。その意志を尊重しつつ最新のSFXと適材適所の俳優を贅沢に使った人間ドラマ、SFエンターテイメントとしてよく出来ていると思います。タイム・パラドックスも判りやすく(爆)、悪役は悪役らしく、人種的配慮も抜かり無く。
さてこの映画、お気に入りが2人も出てます。いつも愚痴や皮肉ばっかり言っているボーンズ別名ドクター・マッコイ(カール・アーバン)が薄汚い格好で文句を言いながら現れると、映画は俄然面白そうになってきます。そりゃ私がファンだからか。この人は脇役で本当にピカピカ光ります。おいおいクリス・パインよりよっぽど体格もいいしイケメンだぞ、なんて思ってたのは私だけかもしれませんが。そしてスコット機関士(サイモン・ペッグ)。この人も騒々しく現れるととたんに面白くなりましたね。キャスト中お笑い度NO.1です。あのシーンで「タオルくれ」って、アドリブっぽいし。一人テンション高いんです。
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ボーンズ別名ドクター・マッコイ(カール・アーバン)。やっぱりお笑い系がいいかも。うしろのスールー役チョーさんもなかなかふてぶてしくて良い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/2d/8cc310db0b61a2b7130735b41dc3118e.png)
スコット機関士(サイモン・ペッグ)。200年後の未来にも紙のマニュアルはある様だ(写真左)。
で、かなり目だっていたのがこの人チェホフ役のアントン・イェルチン君。ロシアなまりが激しくてコンピューターに認識してもらえない。訛が激可愛かったですね。彼は見たかったけど見損ねた「チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室」のチャーリーだったんですね。しかも5回は見ている「15ミニッツ」の火事の時となりの部屋にいたカーリーヘアの男の子なんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/00/e8d59f92cbccfff5c265eed4ed1d5cde.png)
アントン・イェルチン。「ターミネーター4」にも出てるそうです。
「どうしようかな」と迷ってる人は、見てよね。面白いと思う!
>おいおいクリス・パインよりよっぽど体格もいいしイケメンだぞ
同感ですぅ♪
まぁカールファンフィルターがかかってると言われようとも、断固そう思いますです!!
私もブツブツ文句言いながら小汚いかっこでカールが登場してきてから、俄然身をのりだしてしまいましたもん。
映画コメンテーターの方が、カールのことを「昔の精悍なイメージはどこへと言いたくなるほど、丸くなっていい人になっているのが残念。」と書いていましたが、この少し笑い系入ってるカールの方がカールらしいと思ってしまうのも彼が好きだからか・・・・
続編も決まっているようだし、カールに益々良いオファーがきていろんな役を魅せてくれるといいなぁと、今日のカールのお誕生日に極東からおめでとうと、祈りを。
先行でT4を観てきましたが、アントン・イェルチン君良かったっすよ。
彼もこれから出てくる一人だと思いました。
TBさせていただきました。
ひよ
見てきました。
大期待して見てきましたよ~!
見に行った人は大抵「いい」と言ってくれるんで、多分本当にいいんでしょう(笑)。
あーよかった。
>カールのことを「昔の精悍なイメージはどこへと言いたくなるほど、丸くなっていい人になっているのが残念。」
そりゃ違いますよね!
丸い役もこなせる俳優なんだなあ、ってなんで思わないんですかこの方?
平和主義で人情家の役ですからあれでいいと思います。
>続編も決まっているようだし、
>カールに益々良いオファーがきていろんな役を魅せてくれるといいなぁ
本当ですね。
別に主役じゃなくてもいいので、いい映画にいい役で出て欲しいです。
続編も決まっているのですか。
また何年後になるやら。あまり期待しないで待ってよっと・・・
TBありがとうございました!
おそらくいろいろな要素を詰め込まなければならなかったことで、かなり駆け足に各シーンが進んでしまったのが残念でした。もう少しじっくりと描かれていてもよかったのに…私はこの作品が3時間枠になろうが4時間になろうが全然お構いなしです。(^^)
Dr.マッコイは各所でいい味を出していましたね。
カークとは同期で、ホントに最初からいいコンビだったのですね。
今日、レンタル屋さんで過去の劇場版も借りてきてしまいましたよ。(^^;
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
>なかなか突っ込みどころの多い作品ではありながらも、
>タイムスリップモノとしては要所要所を押さえており
>面白く仕上がっていたと思います。
はい、時間の長い映画でしたが、楽しく退屈せず見られましたね。
あの人が出て来てからは、タイムパラドックスはこれでいいのか??
と悩みましたが・・・
>私はこの作品が3時間枠になろうが4時間になろうが全然お構いなしです。(^^)
そうです!ロードオブザリングみたいにスペシャル版、出してもらってもいいですよね!
>Dr.マッコイは各所でいい味を出していましたね。
>カークとは同期で、ホントに最初からいいコンビだったのですね。
ああいう役も久しぶりなので、頑張って欲しいです!
Dr.マッコイはオリジナル版でも笑いをとる役でしたけど、
この映画でもDr.マッコイとスコット機関士はお笑い系で良かったです。
>レンタル屋さんで過去の劇場版も借りてきてしまいましたよ。
そうですか!
ニュージェネレーションの映画が好きです。
でもTVみてないと面白くないかなあ?
また感想をお聞かせください。