
キリスト教をブラックジョーク満載のスプラッターコメディにし立てたこのケビン・スミス監督はただ者ではありません。下品でキタナイ、エログロ満載ではありますが、キリスト教を冒涜したものではなく、背後には知性とひねりのきいたコンセプトがあり、見終わったあとはなぜか爽やかです。何度見ても楽しい、そして私が決定的にアラン・リックマンにはまった映画でもあります。
かつて神様にたてつき、人間界、しかも!ウィスコンシンに追放された2人の天使(マット・デイモンとベン・アフレック)が、とある教会のイベントで門をくぐれば天国へ帰れる、と悪魔(ジェイソン・リー)にそそのかされる。それを食い止めようと繰り広げられるどたばたコメディ、モンティパイソン系ギャグが好きな人なら、この映画のギャグのひねり具合に爆笑するはず。主人公は2人の天使(マット・デイモンとベン・アフレック)と2人の食い止め役(リンダ・フロレンティーノ)ですが、傍役もみんな一癖二癖ある強者ばかりで、楽しませてくれます。とくに監督ケヴィン・スミスとジェイソン・リーのでこぼこコンビは最高!漫才か?っていうほど面白い。
アラン・リックマンは大天使として華々しく登場するはずが、いきなり消火器で消化剤を浴びせられ、大事なスーツが台なしになり激怒!お得意の皮肉炸裂、まさにSarcasm is his skin。アランが演じる神様の言葉を代弁する偉い秘書天使メタトロンは、仕事はできるが社長(神様ね)のお守に疲れた、少々ひねくれた酒好きおやじ。登場30秒もしない内に悪態を吐きながらいきなり下半身を見せると言う、天使にあるまじき暴走に、アクのあるキャラクタが大好きな私は、完全にやられてしまいました。テキーラを飲みながら、言いたく無い部分はグラスの中にもごもご喋ったり、だんだん酔っぱらってきたりと、お茶目です。それでいて2回目に登場するときは、大天使の貫禄を見せ、そのギャップがまた魅力的。アランはこのメタトロンを、実に楽しそうに演じているように見えます。アランはスミスのチェイシング・エイミーのファンだとのこと。スミスがアランにこの映画出演依頼時に、アランがした質問はたったの2つ、「アドリブはOK?」「天使の羽はCG?本物?」だったそうです。アドリブの質問は彼らしいですが、天使の羽はどういうことなんでしょうか・・・ドグマのオフィシャルサイトでは、アランの「ケン・ドールを持って微笑むメタトロン」「メタトロン下半身アップ」なんて見たく無いようなお写真も拝めます。
http://www.dogma-movie.com/
ところで、リックマンファンはこのドグマ、そしてアランのメタトロンが苦痛の方も多いとか。たしかにこの映画、えげつないです、下品です。メタトロンもかなり変な天使。優雅なアランのイメージで行くと精々ギャラクシー★クエストのDR.ラザルス位までのはめ外しで勘弁して欲しいということでしょうか?(個人的には「ある晴れた日に」の大佐が苦痛な私なのですが・・・)
かつて神様にたてつき、人間界、しかも!ウィスコンシンに追放された2人の天使(マット・デイモンとベン・アフレック)が、とある教会のイベントで門をくぐれば天国へ帰れる、と悪魔(ジェイソン・リー)にそそのかされる。それを食い止めようと繰り広げられるどたばたコメディ、モンティパイソン系ギャグが好きな人なら、この映画のギャグのひねり具合に爆笑するはず。主人公は2人の天使(マット・デイモンとベン・アフレック)と2人の食い止め役(リンダ・フロレンティーノ)ですが、傍役もみんな一癖二癖ある強者ばかりで、楽しませてくれます。とくに監督ケヴィン・スミスとジェイソン・リーのでこぼこコンビは最高!漫才か?っていうほど面白い。
アラン・リックマンは大天使として華々しく登場するはずが、いきなり消火器で消化剤を浴びせられ、大事なスーツが台なしになり激怒!お得意の皮肉炸裂、まさにSarcasm is his skin。アランが演じる神様の言葉を代弁する偉い秘書天使メタトロンは、仕事はできるが社長(神様ね)のお守に疲れた、少々ひねくれた酒好きおやじ。登場30秒もしない内に悪態を吐きながらいきなり下半身を見せると言う、天使にあるまじき暴走に、アクのあるキャラクタが大好きな私は、完全にやられてしまいました。テキーラを飲みながら、言いたく無い部分はグラスの中にもごもご喋ったり、だんだん酔っぱらってきたりと、お茶目です。それでいて2回目に登場するときは、大天使の貫禄を見せ、そのギャップがまた魅力的。アランはこのメタトロンを、実に楽しそうに演じているように見えます。アランはスミスのチェイシング・エイミーのファンだとのこと。スミスがアランにこの映画出演依頼時に、アランがした質問はたったの2つ、「アドリブはOK?」「天使の羽はCG?本物?」だったそうです。アドリブの質問は彼らしいですが、天使の羽はどういうことなんでしょうか・・・ドグマのオフィシャルサイトでは、アランの「ケン・ドールを持って微笑むメタトロン」「メタトロン下半身アップ」なんて見たく無いようなお写真も拝めます。
http://www.dogma-movie.com/
ところで、リックマンファンはこのドグマ、そしてアランのメタトロンが苦痛の方も多いとか。たしかにこの映画、えげつないです、下品です。メタトロンもかなり変な天使。優雅なアランのイメージで行くと精々ギャラクシー★クエストのDR.ラザルス位までのはめ外しで勘弁して欲しいということでしょうか?(個人的には「ある晴れた日に」の大佐が苦痛な私なのですが・・・)
私は多少下品な作品でもドグマは好きですし、メタトロン様を愛していますv彼のお茶目な一面も、水上歩行の優雅な姿も見られるのがお気に入り。ラザルスも、頭は変だけど真面目でうんざりで、愛すべきキャラですよね。
ちなみにそんな私が苦手なのは、『恋する予感』のP.L.オハラです(爆)。
メタトロン、ラブリーですよね。あのすねた感じが。
天使もの映画は大好きですが、彼が一番のお気に入りです。
ぜひ彼主役でTVシリーズでも作って欲しい!
(しかし何故か、彼だけ化粧してますよね。)
「恋する予感」のオハラ君は、あののたっ、とした雰囲気は好きです。でも彼もアランファンには非常に不人気ですよね・・・一途すぎるのかな?幸薄いし。
それでは、またお越し下さい。
TBありがとうございます。
これ、最高な作品でした~。色々な意味で。
アランのギャラクシークエストは衝撃的でしたが、あれを受け入れて以来、全て赦せるようになりました(笑)
このスピン・オフ作品で『ジェイ&サイレントボブ』が出てますよね。是非メタトロンでも作っていただきたかったです。
DR.ラザルスを受け入れて以来全て許せるようになったなんて、心の広いお方・・・私はいまだあのルックスだけは恐いです。性格はとても可愛いですが。
私も大佐を受け入れられる様、努力してみます。(笑)
>このスピン・オフ作品で『ジェイ&サイレントボブ』が出てますよね。是非メタトロンでも作っていただきたかったです。
同感!DOGMAのスペシャルエディションも張り切って買ったのですが、メタトロンのカット・シーンは入っておらず、大ショックでしたから・・・
それでは、また!