Something The Load Made(2004)
2004年HBO製作の実話を元にした医療ドラマです。まだまだ人種偏見の強かったころのアメリカ南部で新生児の心臓手術を開発した教授(アラン・リックマン)と、その助手(モス・デフ)の物語。医療ドラマでは有りますが、メインは才能有る黒人青年が、人種偏見と仕事への情熱に挟まれて苦悩するストーリー。モスは銀河ヒッチハイク・ガイドにも出ていました。なかなかハンサムだし、たしかに俳優としても才能があると思います。涙もろい私は、アランの最後の告白時と、モスの肖像画のシーンで涙止まらず大泣き。今までで一番泣けたアラン・リックマン出演作品。
少々仕事熱心すぎる教授役のアラン。いかにもお医者さんらしい貫禄のある演技で、こういう役も似合うようになったんだなあ・・・エミー賞も取ってますので、映画としては間違い無くすばらしいはずなのですが、実はこの映画、購入しておきながら、カバーの写真を見て、見るのをためらっておりました。(随分御太りになってます。)しかし杞憂でした。たしかに太めけれど、自信と勇気に溢れた精力的なドクターを演じます。友情出演?かと思った精彩に欠けるラブ・アクチュアリーのアランと雲泥の差です。モスの助けが無ければ教授の手術は成功しなかったのは確かですが、モスが黒人だったということで、その待遇を巡り、周囲やモスとの軋轢が発生します。アランの教授のプライドの高さや、ジコチューなようで隠れた人間味を垣間見せる、交差する複雑な感情を演じる所が見どころでしょう。
アランのぼけ老人姿も拝見できるとは・・・(見たいような見たく無かったような)歳の取らせ方は一様に白髪にすればいい、あとは演技で、という演出はどうかと思いますが。
どこか既視感がある、と思ったら、アランの喋りはJUDAS KISSのフリーマン刑事と同じ、サウザンアクセントです。なんとものんびりとしたこの南部訛り、彼の鼻声と合わさって色気倍増なのです。(個人的好みなのかもしれませんが。Tom Petty & The Heartbreakersが大好きなので。)見て良かった。この映画感動することまちがいなし!
しかしどれだけ犬を殺したんでしょうな・・・研究に必要だったとはいえ・・・
2004年HBO製作の実話を元にした医療ドラマです。まだまだ人種偏見の強かったころのアメリカ南部で新生児の心臓手術を開発した教授(アラン・リックマン)と、その助手(モス・デフ)の物語。医療ドラマでは有りますが、メインは才能有る黒人青年が、人種偏見と仕事への情熱に挟まれて苦悩するストーリー。モスは銀河ヒッチハイク・ガイドにも出ていました。なかなかハンサムだし、たしかに俳優としても才能があると思います。涙もろい私は、アランの最後の告白時と、モスの肖像画のシーンで涙止まらず大泣き。今までで一番泣けたアラン・リックマン出演作品。
少々仕事熱心すぎる教授役のアラン。いかにもお医者さんらしい貫禄のある演技で、こういう役も似合うようになったんだなあ・・・エミー賞も取ってますので、映画としては間違い無くすばらしいはずなのですが、実はこの映画、購入しておきながら、カバーの写真を見て、見るのをためらっておりました。(随分御太りになってます。)しかし杞憂でした。たしかに太めけれど、自信と勇気に溢れた精力的なドクターを演じます。友情出演?かと思った精彩に欠けるラブ・アクチュアリーのアランと雲泥の差です。モスの助けが無ければ教授の手術は成功しなかったのは確かですが、モスが黒人だったということで、その待遇を巡り、周囲やモスとの軋轢が発生します。アランの教授のプライドの高さや、ジコチューなようで隠れた人間味を垣間見せる、交差する複雑な感情を演じる所が見どころでしょう。
アランのぼけ老人姿も拝見できるとは・・・(見たいような見たく無かったような)歳の取らせ方は一様に白髪にすればいい、あとは演技で、という演出はどうかと思いますが。
どこか既視感がある、と思ったら、アランの喋りはJUDAS KISSのフリーマン刑事と同じ、サウザンアクセントです。なんとものんびりとしたこの南部訛り、彼の鼻声と合わさって色気倍増なのです。(個人的好みなのかもしれませんが。Tom Petty & The Heartbreakersが大好きなので。)見て良かった。この映画感動することまちがいなし!
しかしどれだけ犬を殺したんでしょうな・・・研究に必要だったとはいえ・・・
初めて行ったNY(20年も前ですけど)で見た映画が「ダイハード」だったゆえ、アランリックマンは好きな俳優です。
日本で入手できるアラン出演のVHSやDVDはコレクションしていますが、正直、このテレビドラマは知りませんでした。
英語とスペイン語のみの放送で、部分的に話しの内容は理解できたものの、日本語訳で見たかったな~と思っております。(それかせめて日本語字幕付き)
(相変わらずちょっと自己中的なキャラクターを演じていましたが、いい人過ぎるキャラクターは彼には似合わない)
アランが最後ぼけてしまうとは…
ただ単に年を取って、もうオペが出来ないって感じで引退したんだろう…と勝手な解釈をしてました。
最後のシーンは良かったですね。
肖像画が描かれて、でもちょっと遅過ぎっていうくらい、黒人俳優さんも年を取ってしまった設定で、嬉しくもあり、悲しくもありました。
このTVムービーは比較的マイナーだと思います。でも、アランとモス・デフという美味しい組み合わせで、なかなかいい作品だと思います。
>相変わらずちょっと自己中的なキャラクターを演じていましたが、いい人過ぎるキャラクターは彼には似合わない
こういう役、十八番ですよね。だけど最後に泣かせてくれますねえ。あんなに優秀で仕事熱心だったのに、なにも彼の事を覚えていないなんて悲しいです。
>最後のシーンは良かったですね。
はい、泣けました・・もう滂沱の涙です。
同じくアランが自己中の迷惑キャラを演じるコメディ「ジョン・ギッシングを探して」がやっとUSで発売されたので、注文中です。楽しみ!
ではでは。