"Hercules: The Legendary Journeys" season 3 (1997)
The Green-Eyed Monster(11 November 1996)- Cupid
1995~1999に製作された、アメリカ/ニュージーランド製作のTV用ファンタジー。「ジーナ ウォリアー・プリンセス」と兄弟番組。こちらはギリシャ神話を元に半分神ゼウスの血を引くヘラクレスが親友イオラスと、家族を殺した女神ヘラに復讐する旅をする、というのか基本ストーリー。メインはギリシャ神話でありますが、はっきり言って時代考証、神話に忠実な設定、なんて言う事は求めてはいけません。神話&コメディですから。
主人公ヘラクレスを演じるのは「アンドロメダ」のデュラン艦長ケヴィン・ソルボ。ヒーロー俳優3大要素「馬面&茶髪&アゴ割れ」すべて満たした、真面目で責任感のあるヒーロータイプ。デュラン艦長と全く同じじゃないかよ、つまんね~な、と思ったあなた、ド真面目なヒーローがおばかで自分勝手な神様や怪物に立ち向かって行くという一種コメディなんですから、許してやってください。ま、傍役に期待しましょうってことで。友人イオラスはマイケル・ハースト、ニュージーランドで活躍しているTV俳優ですが、この人が懐かしの70年代ロック・ミュージシャンみたいで渋いです。いまにもマイク振り回しそうです。
←主人公ヘラクレス、ケヴィン・ソルボ。馬面&長髪。
←女神アフロディテ「人間の娘は止めておきなさい」キューピッド「分ったよママ。」
さてタイトルのエピソード「グリーン・アイド・モンスター」。英語で嫉妬深いことをグリーンアイドと言いますが、そのとおり、カール・アーバン演じるキューピッドが可愛い人間の女の子プシュケーに片思いし、嫉妬するとモンスターに変身してしまうというSFX大作なのです(爆)。村娘プシュケーは、美人の噂が高く、人気者でした。これにむかついた美の女神アフィロディテは、息子キューピッドに「誰でもいいから早くプシュケーと誰かくっつけなさい」と命令するのですが、じつはキューピッドは彼女のことが好きなので、あーだこーだ言って仕事をせず、「もう放っておいてよぉママ!」と叫んでどっかへ行ってしまったりして。思春期の扱い難いお年頃ですねぇ。「人間の娘は止めなさい、どうせ上手くいかないんだから」とアフィロディテに説得され、仕事をしようとするキューピッド。ところがいざとなると躊躇ってしまい、しびれをきらしたアフロディテが放った矢はヘラクレスに・・・ラブラブ(笑)のヘラクレスとプシュケーを見たキューピッドは嫉妬から怪物に変身して、プシュケーを誘拐してしまいます。人間に恋して、嫉妬すると怪物に変身してしまうという、女神ヘラの呪いだったのです。プシュケーを助けに来たヘラクレスとキューピッドの怪物の戦いはどちらが勝つのか?ってかそんなことどうでもいいのか、主役が勝つに決まってますから・・・この怪物がもう凄くて・・・CG勉強中の中学生が作ったような(涙)。ポリゴン角角してます。あっけなく元に戻ったキューピッドは、アフロディテに騙されてお婆ちゃんになったプシュケーを「それでも君が好きなんだ、結婚してくれ」と泣かせるセリフで告白。最後はめでたくハッピーエンド。
←女神アフロディテ「プシュケー、これをお飲み。それで万事解決よ~」娘「お言葉ですが、私その他雑酒類は飲みませんの。」
←怒ってます。かなりむかついてます。「面長でアゴ割れて無きゃヒーローになれないって、誰が決めたんだよぅ?」
←きゃー怖い怪物(爆)。だれか何とか言ってやって下さい~
話の流れはこのThe Green-Eyed Monster、ジーナFor Him the Bell Tolls、A Comedy of Erosと繋がっています。キューピッド出演3作のうち、この作品がキューピッドの出番が一番多く、怒ったりへたれたり、変身したりで大活躍。このお坊っちゃんで少々生意気な反抗期のキューピッドを演じるアーバンも、10年前ですからもうぴかぴかの若造です。この数年後の「デモンズ2001」のぽっちゃっり体型と違って鍛えてます。アーバンはこのほか、ジーナのシリーズで洞窟人と聖書に出て来る人物、の2役も演じています。機会があったらそちらも見る予定。
←おまけ。寒いのに半裸でがんばりました。
The Green-Eyed Monster(11 November 1996)- Cupid
1995~1999に製作された、アメリカ/ニュージーランド製作のTV用ファンタジー。「ジーナ ウォリアー・プリンセス」と兄弟番組。こちらはギリシャ神話を元に半分神ゼウスの血を引くヘラクレスが親友イオラスと、家族を殺した女神ヘラに復讐する旅をする、というのか基本ストーリー。メインはギリシャ神話でありますが、はっきり言って時代考証、神話に忠実な設定、なんて言う事は求めてはいけません。神話&コメディですから。
主人公ヘラクレスを演じるのは「アンドロメダ」のデュラン艦長ケヴィン・ソルボ。ヒーロー俳優3大要素「馬面&茶髪&アゴ割れ」すべて満たした、真面目で責任感のあるヒーロータイプ。デュラン艦長と全く同じじゃないかよ、つまんね~な、と思ったあなた、ド真面目なヒーローがおばかで自分勝手な神様や怪物に立ち向かって行くという一種コメディなんですから、許してやってください。ま、傍役に期待しましょうってことで。友人イオラスはマイケル・ハースト、ニュージーランドで活躍しているTV俳優ですが、この人が懐かしの70年代ロック・ミュージシャンみたいで渋いです。いまにもマイク振り回しそうです。
←主人公ヘラクレス、ケヴィン・ソルボ。馬面&長髪。
←女神アフロディテ「人間の娘は止めておきなさい」キューピッド「分ったよママ。」
さてタイトルのエピソード「グリーン・アイド・モンスター」。英語で嫉妬深いことをグリーンアイドと言いますが、そのとおり、カール・アーバン演じるキューピッドが可愛い人間の女の子プシュケーに片思いし、嫉妬するとモンスターに変身してしまうというSFX大作なのです(爆)。村娘プシュケーは、美人の噂が高く、人気者でした。これにむかついた美の女神アフィロディテは、息子キューピッドに「誰でもいいから早くプシュケーと誰かくっつけなさい」と命令するのですが、じつはキューピッドは彼女のことが好きなので、あーだこーだ言って仕事をせず、「もう放っておいてよぉママ!」と叫んでどっかへ行ってしまったりして。思春期の扱い難いお年頃ですねぇ。「人間の娘は止めなさい、どうせ上手くいかないんだから」とアフィロディテに説得され、仕事をしようとするキューピッド。ところがいざとなると躊躇ってしまい、しびれをきらしたアフロディテが放った矢はヘラクレスに・・・ラブラブ(笑)のヘラクレスとプシュケーを見たキューピッドは嫉妬から怪物に変身して、プシュケーを誘拐してしまいます。人間に恋して、嫉妬すると怪物に変身してしまうという、女神ヘラの呪いだったのです。プシュケーを助けに来たヘラクレスとキューピッドの怪物の戦いはどちらが勝つのか?ってかそんなことどうでもいいのか、主役が勝つに決まってますから・・・この怪物がもう凄くて・・・CG勉強中の中学生が作ったような(涙)。ポリゴン角角してます。あっけなく元に戻ったキューピッドは、アフロディテに騙されてお婆ちゃんになったプシュケーを「それでも君が好きなんだ、結婚してくれ」と泣かせるセリフで告白。最後はめでたくハッピーエンド。
←女神アフロディテ「プシュケー、これをお飲み。それで万事解決よ~」娘「お言葉ですが、私その他雑酒類は飲みませんの。」
←怒ってます。かなりむかついてます。「面長でアゴ割れて無きゃヒーローになれないって、誰が決めたんだよぅ?」
←きゃー怖い怪物(爆)。だれか何とか言ってやって下さい~
話の流れはこのThe Green-Eyed Monster、ジーナFor Him the Bell Tolls、A Comedy of Erosと繋がっています。キューピッド出演3作のうち、この作品がキューピッドの出番が一番多く、怒ったりへたれたり、変身したりで大活躍。このお坊っちゃんで少々生意気な反抗期のキューピッドを演じるアーバンも、10年前ですからもうぴかぴかの若造です。この数年後の「デモンズ2001」のぽっちゃっり体型と違って鍛えてます。アーバンはこのほか、ジーナのシリーズで洞窟人と聖書に出て来る人物、の2役も演じています。機会があったらそちらも見る予定。
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←おまけ。寒いのに半裸でがんばりました。
>ちょくちょくお邪魔していましたが書き込みはお初です。
それはありがとうございます!「分かりやすいコメント」なんて誉めて頂き、また天狗になっちゃいます。がんがん書き込みして頂いてかまいませんよ~
>カール・アーバンを溺愛
カール・アーバンて溺愛したくなるタイプですよね!柴犬マット・デイモンならぬ黒ラブ カール・アーバン、はやく新作が見たいです。
またお越しくださいね!
ちょくちょくお邪魔していましたが書き込みはお初です。
いつも分かりやすいコメントで映画を観る参考にさせてもらっています。今はカール・アーバンを溺愛してましてこの作品も観たことないので大変興味がわきました!!
手に入れるのはなかなか苦労しますが…(苦笑)
これからも頑張って下さいね☆
そうです、カルトとは呼びません、こういう物は(涙)。子供向け番組でもないんです。
ただ真面目に「いっちゃてる」具合が素晴らしいです・・・こういうおばかTV番組に弱い私。
>カールたん、やっぱりあんまりパツキン似合わない。
極太眉も無精ひげもまっ黒いままですからねえ・・・不自然ですって。指輪の時は眉も髭も一応染めてますよ。
カール君、なにしろ他のブログに「極太の筆ペンで描いたような風貌の」と表現されてまして、大笑いしてしまいました。いえてる・・・(Subterranean サブタレイニアンさんの「DOOM」です。この方のレビュー、文章が面白いので大好きです。「DOOM」にTB頂いていますので、よろしかったらぜひお訪ねください。)
機会がありましたら、ぜひとも見て欲しい迷作です!
怪物のポリゴンが泣かせますね…。なんというか…カルトと呼べるシロモノでもなさそうな…カールの半裸がまぶしい貴重な珍品でございますね。
でもさあ、カールたん、やっぱりあんまりパツキン似合わない。地毛の黒髪の方が素敵だなあ。
>面白いブログですね。
有難うございます!あまりメジャーじゃないものが最近多くて・・・ロングテイル狙いの訳でも無いのですが。
先ほどSCOPEさんにお邪魔してきました。
TVシリーズにも詳しい情報サイトですね!毎日更新なんて凄いです。またお邪魔させていただきます。
>知らない映画のレビューもあって、感激です。
特にこのヘラクレスは超マイナーですね・・・でも意外に掘り出しものかも知れません!カールはヘラクレスを「かっこいい兄貴」と慕いつつ、好きな女の子を取られちゃってへたれる可愛い役です。
>写真も素敵です。
そういっていただけると嬉しいです!なにしろデータが無いようなマイナーな作品も多いので、自分でキャプチャしています。このヘラクレスもそうです。
それでは、またお越しください!
カール・アーバンの検索でこちらに辿り着きました。
知らない映画のレビューもあって、感激です。
写真も素敵です。
でも一番面白かったのは写真のコメントですね。
これからも寄らせて頂きます!