KASABIANライブ感想（1/6名古屋ZAPP）

　あっという間に来てしまいましたライブの日。ほぼ満員、客層はストリート＆アート系多し？整理番号９３２にも関わらず、裏わざを使ってかなり前の方、右側で鑑賞。「昨日日本に来たばかりで時差ぼけだ～でもみんなの顔見られて元気でました」なんて言っているトムですが、相変わらずおしゃれなスーツ（絶対ブランド物）でへらへらしてます。のっけから私の好きなShootTheRunner。しかし皆あまり乗っていないな～。

　ファーストアルバムの曲になるとみな盛り上がる。やはり皆さん昔からのファンが多いようです。やりそうな曲は全部やっていたと思います。意外だったのはドーベルマンをやったこと。「ブリティッシュだったら分かるよね」の前置きでの演奏でしたが、なんのことか意味分からず。（ブリッツじゃないもんで）しかもしつこく「英国人はいますか～この中に」と繰り返し、挙句の果てに「英国人に幸あれ！」とかいっちゃって「おい名古屋人はどうなんだよ！」と思ったのは私だけではあるまい。そしてトムが飲んでいた黄色い液体、ペットボトルのお茶なのか英国人が好きな気の抜けたビールなのか？分かりませんが時間を追うごとにやつのろれつがおかしくなっていく。

　そしてあろうことか１時間で終わり。「ええ～～っ」と悲鳴が上がったですよ。まあアンコールで３曲くらいやりましたけどね。アンコールになってCLUB　FEETで皆大盛り上がり、はじめからこのくらい盛り上がればいいのに、という私の意見に、以前からのファンの友人は「いやこの曲じゃないと盛り上がらないのだ」とのこと。私の好きなAPONIA、STANTMANをやったからまあ我慢しますが、物足りなさを感じました。だって６時開演（早いんだこれが）７時半前に終了ですよ。7時半にライブ終わるってお子様じゃあるまいし。

　でも間近でライブを見られて満足です。サマソニでしか見たことの無い友人も感激しておりました。やはりこの一体感がライブハウス規模の会場の醍醐味ですね。手を伸ばせば届きそうな臨場感が最高。演奏の要はやはりベース、直撃ベースが本当によかったですわ。翌日には腰が痛かった・・・

　・・・入り口に貼ってあったMCRポスターを見て後ろの兄ちゃんたちが一言「趣味悪りい～」。まあ確かにKASABIANに比べたら服装も雰囲気も（やってる音楽も）すべて垢抜けないですけどねぇ。今なら言える、KASABIANもMCRくらい売れて見ろ、と。あんまり意味ないか・・・