アイスランドを旅して私なりの感想を、これから行く人の参考にもなるよう、ちょっと細かく書いてあります。
北欧各国(ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク)は訪れたことがありますが、アイスランドは北欧に似ている・・・様でまた違う。小さな宝石のような小さな首都レイキャビク(人口12万ほど)の静かで上品なたたずまい、澄んだ水晶のような空気、なだらかで優雅な曲線を描くフィヨルドの山々や、見るものを圧倒する荒涼とした風景・・・変化に富んだとても美しい国です。緯度が高いので、昼近くの11時過ぎまでっ真っ暗で、夕方4時すぎるとあっという間に暗くなる冬のアイスランドは、はっきり言って気が滅入るような季節でしょう。でも雪化粧した風景は何物にも換え難い美しさです。そんな季節を彼らはどう過ごすのか聞くと、家でテレビを見たり本を読んだりするそうです。特に本をよく読む国民なのだそう。また、北欧と同じく、窓辺や玄関にろうそくを灯す習慣は素敵でした。
<人間について>
バイキング時代のノルウェーからの移住者と、バイキングの連れてきた英国&アイルランド人を祖先に持つというアイスランド人ですが、厳しい気候と島国という条件が温厚で物静かなオリジナリティーを育んだのでしょうか。決して無愛想ではないのですが、淡々として控えめな印象。かといって都会のレイキャビクでも人々は冷たいわけではなく、話しかければ親切にいろいろ教えてくれるし、さりげなく(本当にさりげなく)他人を気遣うようなところが。旅の最初から最後まで、そんな控えめな気遣いをあちこちで感じました。見た目は北欧各国の人と見分けが付きません。アイスランド人の牧場のオーナーでさえ、そういっていましたから。「見た目じゃわからないけど、訛りを聞けばどこの国かわかる」そうです。
ホテル近くであったデモでも小競り合いを起こす訳でもなく、辛抱強く意見を主張する。警察もデモの人も大人。発煙筒の燃えさしを警察官に向かって投げてみるが、決して当たって怪我をしそうな物は投げない。本当に温厚な人種だなあと思いました・・・
そんな国民性が祟って(笑)、変な標識や笑える謎の物体は見当たらず。そこは残念!!
愛すべき国民性の美しい小さな島国。経済的に回復し、人々が不安なく暮らせるようになってほしいと心から願います。
<レイキャビクについて>
歩いて端から端に行ける(実際歩いた)ほどの小さな半島にある、坂の多い美しい町。観光客は皆、街に出ると吸い寄せられるように港に向かいます。町から港の方向に見えるのは、低い太陽の光を受けて刻々と色を変える対岸の雪を冠った山々。私が訪れた時には雪肌にパステルカラーの空の色が写り、本当に輝くように清々しく、美しい風景でした。一生のうち何度、こんな美しいものを見ることができるのだろう?こんな美しい風景を毎日見て育ったとしたら、一体私はどんな感性を持てたんだろう?
なんだかどことなく魚臭い日本、オリーブオイル&ガーリック臭いスペイン、暖炉で燃やされるターフの匂いのするアイルランドなどなど、その国には特有の匂いがあるのですが、アイスランドはほとんど無臭の国。しいていうなら、クリスマスで食べるラムの薫製肉のスモークの匂い。
小さな家々は様々なクリスマスイルミネーションやオーナメント、窓辺の小さなろうそくの明かりで飾られ、町並みの色のトーンは北欧らしくほんの少しグレーのかかったパステルカラー。クリームやブルーグレー、淡いえんじ色の組み合わせがやはり淡い空の色にマッチしています。町には猫が多く、クリスマスの日なんか外出しているのは人間より猫のが多いかも。
ねこ。
市役所裏の池の水鳥。子供連れの方が来て水鳥にえさをやる姿が毎日見られました(私も毎日通ってたからねえ)。
水鳥も、小鳥もみんな近くまで来ますよ~!頭でっかちの黒ツグミが可愛かったなあ・・・
現地入りしてからの観光情報はWhat's Onという英語の情報誌が参考になるでしょう。ツーリストインフォメーションにあります。イベント情報やレストラン情報など、観光客に必要な情報が載っています。また、Nightlife Guideという小さな夜遊び情報誌もあります。どこのクラブがどんなイベントなのかが載っていて、夜遊びのしたい人には必須の情報誌。ご丁寧に「アイスランドでの夜遊びの仕方」なんていう情報まで載っています。それによるとアイスランドではお酒が高いため、家である程度飲んでから遊びにいくので、大抵夜中12時過ぎないとどの店も盛り上がらないそうです。
<言葉について>
1200年前に使われたノルウェー古代語がほとんど変化していないのがアイスランド語。ノルウェーの古い遺跡の文章がそのまま理解できるそうです。そのかわり現代ノルウェー語とはあまり似てないとか。なぜそんなに長い間変化しなかったのか不思議です。理由の一つとして、新語は可能な限りアイスランド語で代用するからではないかとのこと。外来語は使わないそう。手付かずの自然に囲まれた美しい国に住むこととは、厳しい生活環境と隣り合わせ。そんな厳しい小さな国で忍耐強く住み続けてきたアイスランド人は、言語に関してもかたくなに伝統を守り続けてきたんだろうなあ、と私には思えます。
アイスランド語のYESは「ヤオ」NOは「ネイ」。日本語の「はい」「いいえ」と同じような使い方をするようで「やーおやおやお」「ねーいねいねい」と繰り返している人が多くて。帰りのデンマークでも、ヤオヤオ言ってるのでアイスランド人はすぐわかりました。アイスランド語の響きは軽くホイップしたメレンゲみたい。スペイン語のようにキツくない軽い巻き舌の多用、各語尾に付くように聞こえる拗音「っ」や、単語に多い「きゃ」「きゅ」「きょ」の音。全体に軽くて空気を含んだあっさりした語感です。
「さよなら」あるいは「じゃあね」は「ブレス」。軽く歌うように発音します。結構コツが要りました。
<物価について>
私の行ったころは100円が70KRくらい。物価は日本と同じ位の感覚でした。コーヒー1杯400円、お昼ご飯が800円~1200円。Tシャツ2000円、CD2000円。ウイスキー1杯1300円(グレンダラン12年)、飛行機45分乗って13000円。バスが120円、プールが300円と、公共の物は日本より安い印象。
ドーナツとコーヒーで450円くらいかな?
<食べ物について>
夕ご飯はほとんど食べていない上、名物のシーフードも食べていない(レストランが閉まっていたり、寝過ごしたりで・・・)ので、ジャンクな物しか語れませんが、バーガーやホットドッグなど庶民的なものは割と美味しい。売店で売っているサンドイッチはすべて胚芽パン。スーパーの自分で詰めるサラダバーも美味しい上、そんなに高くないのでおすすめです。庶民の食事の基本はグリーンピース、ポテトみたい。
スカンジナビア航空の機内食の後では何でも美味しいのかもしれませんがねぇ・・(独り言)しかし、観光客も多いオールドタウンにあるフィッシュ&チップスの店や、インド料理、ケバブの店、値段が高い割にあまり美味しくなかったです。寿司が人気の様で、いくつかお寿司屋があったんですが、入ってみる勇気はなかった。(「スシバリン」とか変な名前がついてたりして)
空港で買って帰ったサーモンとラム肉も、美味しかった。お菓子では私の大変苦手なリコリスがとても人気で、空港にもいっぱい売っています。真っ黒でゴムみたいなお菓子です。
リコリスのお菓子。空港にも売ってた・・・これが苦手で。(まずい、とはいいませんけどね、すごい味です)
<宿について>
レイキャビク、その他地方の宿は日本から某ホテル予約ネットで予約できる宿もあります。が、メジャーなホテルしかありませんので、英語圏の低予算宿予約サイトを利用すると便利です。が、予約が通っていない場合もありますので、必ず確認のメールは直接送ったほうが良いでしょう。また、予約サイトを通さず直接宿にメールで問い合わせ、予約も可能でした。特に地方はそのほうが選択範囲が広がります。また、レイキャビク市の観光サイトにはよくできたGIS情報があり、宿の場所、連絡先が簡単に確認できます。その他、非常によく出来ているサイトですので、訪問の際には参考になるはずです。
<レイキャビク市観光サイト>
http://www.visitreykjavik.is/
<アイスランド航空国内線予約サイト 英語ページ>
ここから、国内線を予約することが出来ます。
http://www.airiceland.is/
ゲストハウス、ホステルと呼ばれる宿は小規模なものが多く、個室でシングル一泊5000~3000円ほど。(100円が70KRと換算)英国のB&Bの様な感覚でしょうか。朝ご飯はついていないので、別料金で頼みます。ただしトイレやシャワーは個室を借りても大抵付いていません。また、ゲストハウスには1泊1人1500円程度でスリーピング・バッグ・アコモデーションと呼ばれる布団なしベッドのみ、寝袋持参の部屋やドミトリーも用意されていることがほとんどで、共有キッチンも付いています。レイキャビクで泊まった「救世軍ゲストハウス」には、職探し中の東欧やアフリカ各国の人々も長期滞在していて、キッチンで夕ご飯を作っていました。
<救世軍ゲストハウス 英語ページ>
http://www.herinn.is/pages/enhet.aspx?nr=116
おまけ:アイスランドにはコレが無い!
1.苗字が無い。
無いんです。アイスランド人には姓が。苗字のように見えるのは「○○の息子」「○○の娘」って意味です。じゃあどうやって親類や族を推測するのかってアイスランドの人に質問すると、一族に固有の名前があって、その人や両親や祖父母の名を聞けば大体それが出てくるのですって。出身地も重要で、結局全アイスランド人は200くらいの家系に分かれるそうです。
2.電車が無い。
アイスランドに電車は無い。レイキャビクでは移動はバス、地方へは飛行機。冬の間は馬じゃないと辿り着けないところもあるそうです。レイキャビクの市内はこじんまりとしていて、市内中心部から国内線飛行場へも歩いていけるほど。バスが整備され、地下鉄も要らない。
今回私の訪れたイサフィヨルドゥルはウエストフィヨルズ地方(Westfjords)の一番大きな町。大きいといっても人口3000人です。レイキャビクから200Kmくらいのところなのですが、バスがあるのは夏だけで、冬のアクセスは飛行機か四輪駆動。切り立ったフィヨルドに平行に走る滑走路に降りるのには、飛行機はカーブを描きつつ着地するという、怖い飛行場でした・・・
3.軍隊が無い。
軍隊はないけどれど、いざというときのレスキュー隊はある。人口30万の国(名古屋の人口が220万。)だし、誰が一体攻めてくるのよ、宇宙人?ってことなんでしょうか。
3.建物に雨どいが無い。
雨が降るときは横殴りの暴風雨。なので傘も意味が無いし、雨どいも意味が無いそうです。
北欧各国(ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク)は訪れたことがありますが、アイスランドは北欧に似ている・・・様でまた違う。小さな宝石のような小さな首都レイキャビク(人口12万ほど)の静かで上品なたたずまい、澄んだ水晶のような空気、なだらかで優雅な曲線を描くフィヨルドの山々や、見るものを圧倒する荒涼とした風景・・・変化に富んだとても美しい国です。緯度が高いので、昼近くの11時過ぎまでっ真っ暗で、夕方4時すぎるとあっという間に暗くなる冬のアイスランドは、はっきり言って気が滅入るような季節でしょう。でも雪化粧した風景は何物にも換え難い美しさです。そんな季節を彼らはどう過ごすのか聞くと、家でテレビを見たり本を読んだりするそうです。特に本をよく読む国民なのだそう。また、北欧と同じく、窓辺や玄関にろうそくを灯す習慣は素敵でした。
<人間について>
バイキング時代のノルウェーからの移住者と、バイキングの連れてきた英国&アイルランド人を祖先に持つというアイスランド人ですが、厳しい気候と島国という条件が温厚で物静かなオリジナリティーを育んだのでしょうか。決して無愛想ではないのですが、淡々として控えめな印象。かといって都会のレイキャビクでも人々は冷たいわけではなく、話しかければ親切にいろいろ教えてくれるし、さりげなく(本当にさりげなく)他人を気遣うようなところが。旅の最初から最後まで、そんな控えめな気遣いをあちこちで感じました。見た目は北欧各国の人と見分けが付きません。アイスランド人の牧場のオーナーでさえ、そういっていましたから。「見た目じゃわからないけど、訛りを聞けばどこの国かわかる」そうです。
ホテル近くであったデモでも小競り合いを起こす訳でもなく、辛抱強く意見を主張する。警察もデモの人も大人。発煙筒の燃えさしを警察官に向かって投げてみるが、決して当たって怪我をしそうな物は投げない。本当に温厚な人種だなあと思いました・・・
そんな国民性が祟って(笑)、変な標識や笑える謎の物体は見当たらず。そこは残念!!
愛すべき国民性の美しい小さな島国。経済的に回復し、人々が不安なく暮らせるようになってほしいと心から願います。
<レイキャビクについて>
歩いて端から端に行ける(実際歩いた)ほどの小さな半島にある、坂の多い美しい町。観光客は皆、街に出ると吸い寄せられるように港に向かいます。町から港の方向に見えるのは、低い太陽の光を受けて刻々と色を変える対岸の雪を冠った山々。私が訪れた時には雪肌にパステルカラーの空の色が写り、本当に輝くように清々しく、美しい風景でした。一生のうち何度、こんな美しいものを見ることができるのだろう?こんな美しい風景を毎日見て育ったとしたら、一体私はどんな感性を持てたんだろう?
なんだかどことなく魚臭い日本、オリーブオイル&ガーリック臭いスペイン、暖炉で燃やされるターフの匂いのするアイルランドなどなど、その国には特有の匂いがあるのですが、アイスランドはほとんど無臭の国。しいていうなら、クリスマスで食べるラムの薫製肉のスモークの匂い。
小さな家々は様々なクリスマスイルミネーションやオーナメント、窓辺の小さなろうそくの明かりで飾られ、町並みの色のトーンは北欧らしくほんの少しグレーのかかったパステルカラー。クリームやブルーグレー、淡いえんじ色の組み合わせがやはり淡い空の色にマッチしています。町には猫が多く、クリスマスの日なんか外出しているのは人間より猫のが多いかも。
ねこ。
市役所裏の池の水鳥。子供連れの方が来て水鳥にえさをやる姿が毎日見られました(私も毎日通ってたからねえ)。
水鳥も、小鳥もみんな近くまで来ますよ~!頭でっかちの黒ツグミが可愛かったなあ・・・
現地入りしてからの観光情報はWhat's Onという英語の情報誌が参考になるでしょう。ツーリストインフォメーションにあります。イベント情報やレストラン情報など、観光客に必要な情報が載っています。また、Nightlife Guideという小さな夜遊び情報誌もあります。どこのクラブがどんなイベントなのかが載っていて、夜遊びのしたい人には必須の情報誌。ご丁寧に「アイスランドでの夜遊びの仕方」なんていう情報まで載っています。それによるとアイスランドではお酒が高いため、家である程度飲んでから遊びにいくので、大抵夜中12時過ぎないとどの店も盛り上がらないそうです。
<言葉について>
1200年前に使われたノルウェー古代語がほとんど変化していないのがアイスランド語。ノルウェーの古い遺跡の文章がそのまま理解できるそうです。そのかわり現代ノルウェー語とはあまり似てないとか。なぜそんなに長い間変化しなかったのか不思議です。理由の一つとして、新語は可能な限りアイスランド語で代用するからではないかとのこと。外来語は使わないそう。手付かずの自然に囲まれた美しい国に住むこととは、厳しい生活環境と隣り合わせ。そんな厳しい小さな国で忍耐強く住み続けてきたアイスランド人は、言語に関してもかたくなに伝統を守り続けてきたんだろうなあ、と私には思えます。
アイスランド語のYESは「ヤオ」NOは「ネイ」。日本語の「はい」「いいえ」と同じような使い方をするようで「やーおやおやお」「ねーいねいねい」と繰り返している人が多くて。帰りのデンマークでも、ヤオヤオ言ってるのでアイスランド人はすぐわかりました。アイスランド語の響きは軽くホイップしたメレンゲみたい。スペイン語のようにキツくない軽い巻き舌の多用、各語尾に付くように聞こえる拗音「っ」や、単語に多い「きゃ」「きゅ」「きょ」の音。全体に軽くて空気を含んだあっさりした語感です。
「さよなら」あるいは「じゃあね」は「ブレス」。軽く歌うように発音します。結構コツが要りました。
<物価について>
私の行ったころは100円が70KRくらい。物価は日本と同じ位の感覚でした。コーヒー1杯400円、お昼ご飯が800円~1200円。Tシャツ2000円、CD2000円。ウイスキー1杯1300円(グレンダラン12年)、飛行機45分乗って13000円。バスが120円、プールが300円と、公共の物は日本より安い印象。
ドーナツとコーヒーで450円くらいかな?
<食べ物について>
夕ご飯はほとんど食べていない上、名物のシーフードも食べていない(レストランが閉まっていたり、寝過ごしたりで・・・)ので、ジャンクな物しか語れませんが、バーガーやホットドッグなど庶民的なものは割と美味しい。売店で売っているサンドイッチはすべて胚芽パン。スーパーの自分で詰めるサラダバーも美味しい上、そんなに高くないのでおすすめです。庶民の食事の基本はグリーンピース、ポテトみたい。
スカンジナビア航空の機内食の後では何でも美味しいのかもしれませんがねぇ・・(独り言)しかし、観光客も多いオールドタウンにあるフィッシュ&チップスの店や、インド料理、ケバブの店、値段が高い割にあまり美味しくなかったです。寿司が人気の様で、いくつかお寿司屋があったんですが、入ってみる勇気はなかった。(「スシバリン」とか変な名前がついてたりして)
空港で買って帰ったサーモンとラム肉も、美味しかった。お菓子では私の大変苦手なリコリスがとても人気で、空港にもいっぱい売っています。真っ黒でゴムみたいなお菓子です。
リコリスのお菓子。空港にも売ってた・・・これが苦手で。(まずい、とはいいませんけどね、すごい味です)
<宿について>
レイキャビク、その他地方の宿は日本から某ホテル予約ネットで予約できる宿もあります。が、メジャーなホテルしかありませんので、英語圏の低予算宿予約サイトを利用すると便利です。が、予約が通っていない場合もありますので、必ず確認のメールは直接送ったほうが良いでしょう。また、予約サイトを通さず直接宿にメールで問い合わせ、予約も可能でした。特に地方はそのほうが選択範囲が広がります。また、レイキャビク市の観光サイトにはよくできたGIS情報があり、宿の場所、連絡先が簡単に確認できます。その他、非常によく出来ているサイトですので、訪問の際には参考になるはずです。
<レイキャビク市観光サイト>
http://www.visitreykjavik.is/
<アイスランド航空国内線予約サイト 英語ページ>
ここから、国内線を予約することが出来ます。
http://www.airiceland.is/
ゲストハウス、ホステルと呼ばれる宿は小規模なものが多く、個室でシングル一泊5000~3000円ほど。(100円が70KRと換算)英国のB&Bの様な感覚でしょうか。朝ご飯はついていないので、別料金で頼みます。ただしトイレやシャワーは個室を借りても大抵付いていません。また、ゲストハウスには1泊1人1500円程度でスリーピング・バッグ・アコモデーションと呼ばれる布団なしベッドのみ、寝袋持参の部屋やドミトリーも用意されていることがほとんどで、共有キッチンも付いています。レイキャビクで泊まった「救世軍ゲストハウス」には、職探し中の東欧やアフリカ各国の人々も長期滞在していて、キッチンで夕ご飯を作っていました。
<救世軍ゲストハウス 英語ページ>
http://www.herinn.is/pages/enhet.aspx?nr=116
おまけ:アイスランドにはコレが無い!
1.苗字が無い。
無いんです。アイスランド人には姓が。苗字のように見えるのは「○○の息子」「○○の娘」って意味です。じゃあどうやって親類や族を推測するのかってアイスランドの人に質問すると、一族に固有の名前があって、その人や両親や祖父母の名を聞けば大体それが出てくるのですって。出身地も重要で、結局全アイスランド人は200くらいの家系に分かれるそうです。
2.電車が無い。
アイスランドに電車は無い。レイキャビクでは移動はバス、地方へは飛行機。冬の間は馬じゃないと辿り着けないところもあるそうです。レイキャビクの市内はこじんまりとしていて、市内中心部から国内線飛行場へも歩いていけるほど。バスが整備され、地下鉄も要らない。
今回私の訪れたイサフィヨルドゥルはウエストフィヨルズ地方(Westfjords)の一番大きな町。大きいといっても人口3000人です。レイキャビクから200Kmくらいのところなのですが、バスがあるのは夏だけで、冬のアクセスは飛行機か四輪駆動。切り立ったフィヨルドに平行に走る滑走路に降りるのには、飛行機はカーブを描きつつ着地するという、怖い飛行場でした・・・
3.軍隊が無い。
軍隊はないけどれど、いざというときのレスキュー隊はある。人口30万の国(名古屋の人口が220万。)だし、誰が一体攻めてくるのよ、宇宙人?ってことなんでしょうか。
3.建物に雨どいが無い。
雨が降るときは横殴りの暴風雨。なので傘も意味が無いし、雨どいも意味が無いそうです。
いまだにノルウェー古語で話してたんだ!すごい…
傘が用をなさないっていうのもすごい。
やっぱり自然が厳しい土地ですね。
だけど、だからこそ醸されることっていうのがあるのだろうな。
とっても楽しませていただきました!
経済状況の悪化でえらい事になっている事ばかりをニュースで見ましたからどんなに大変なんだろかと思っていたのですが、この国の人はなんとかしますね。
お金なんて無くても幸せな事も楽しい事もたくさん見つけられそうな人たちみたいですから・・
ちょっと見習わなくてはならないですねぇ。
ワタシ思うんですが・・・
最近の若者は海外に行かないんですってね。
お金が掛かるってのもあるんだそうですが、ネットやなんやで情報が入るからそれでいいなんて事を言ってるのを何かで見ました。
でもそれは違うんじゃないかな?と・・・
自分の住んでいる以外の土地へ行ってそこの風土や人達とじかに触れ合って『自分の感覚』を感じる事って大切なんではないかなぁ・・・
ptdさんの言う「臭い」なんて行かないと絶対分からないよね?
なんて「臭い」を感じてきたptdさんを羨ましがっています~!!
行きたい・・・どこでもいいから行きたいっ!!
ちなみに「リコリス」ですがワタシも食べられません。
工場とかもあるんですか?
猫のいる風景はいいですね~♪
今日も散歩に行って思ったんですが、
日本は一般的な住宅地に統一感がないですよねw
日本家屋の間にプロヴァンス風の建物…とか。
その国に合わせた建物がいいですよね♪
今年の目標は旅行にしよっかなぁ。。。
やっとアイスランドの旅をまとめてスッキリしました。
>いまだにノルウェー古語で話してたんだ!すごい…
なんでそんなに長い事、言葉が進化しなかったんでしょうね?不思議ですね。アイスランドは特異なものが沢山あるらしいです。
>傘が用をなさないっていうのもすごい。
傘はかえって危ないです。飛んでいって誰かに刺さる!!
>やっぱり自然が厳しい土地ですね。
日本はまだまだ温厚ですよ~。
感謝しないといけません!
てねいしゃすDでコメント入れたら、今みたら入ってないです・・何故かしらん。また入れます!
>お金なんて無くても幸せな事も楽しい事もたくさん見つけられそうな人たちみたいですから・・
そうです。厳しくてもそれなりに耐えていけそうです。あの気候で生きて来た人たちですからねえ。
>ちょっと見習わなくてはならないですねぇ。
日本は物があり過ぎですね。
>最近の若者は海外に行かないんですってね。
そうなんですか。まあ、興味の無いひとは確かに居ます。「別に日本で何でも手に入るからいいじゃないの」なんて言ってました。価値観の違いなんでしょうね。
>自分の住んでいる以外の土地へ行ってそこの風土や人達とじかに触れ合って『自分の感覚』を感じる事って大切なんではないかなぁ・・・
それは楽しくもあり、辛くもあるんですよね。だから「めんどくさい」とか思うのかも知れません。
>「臭い」なんて行かないと絶対分からないよね?
臭いは感覚ですからね。雨の匂いとか。行って見ないと判らないですね。
リコリス、薬臭いです。リコリスのチョコレート、半分冗談で買って来ましたけど。
>アイスランドは今、国自体が破綻してるって聞きましたが、
>工場とかもあるんですか?
ある様ですけれど、物を作る製造業はあまり盛んではないと思います。
かなり厳しい状況なんでしょうけれど、クローネが安くなって観光客は一杯来ていました。
>猫のいる風景はいいですね~♪
>今日も散歩に行って思ったんですが、
>日本は一般的な住宅地に統一感がないですよねw
なぜか猫だらけな感じでした。猫好きな国民なのかなあ?
日本は建物に統一感が無い、本当にそうですね。日本でも昔のまま保存された町並みを見ると、奇麗なんですけれど・・・古い家に合うようなデザインの新築だと、お金がかかるからでしょうか。
今年の目標は「旅」ですか?
私、今年の目標決めてないなあ・・
アタシなんて旅行行ったとしてもxxがいいとか
xxはダメだとかそんなレヴェルでしかなくって。
はぁ~~、アイスランド興味覚えますね。
大陸を股に~、是非やってみたいですww
YESは「ヤオ」NOは「ネイ」って面白いですね!
アタシも何を間違ったか以前韓国に住んでたことがあるんですが、YESは「ネー」NOは「アニヨ」で同じようにネーネーネーとか使ってました。
なんか嬉しいですね。ふふ。
あと、やっぱり韓国はキムチ臭いです。
日本は醤油臭いと思ってました(笑)。
ちなみにアタシもあのリコリス臭いの無理です。
同様にサルミアッキとかもおいしく食べれません…。
>読み終わりジ~ンときました。
そうですか?少しでも私の感じたことが伝われば、うれしいです。
旅をするといろいろ旅で
感じたことが一杯出てきますよね。
かつては機会があれば友人に話す、位でしたが、
こうやっていろんな方に読んでもらえるというのは
時代の流れだよなあ、と思います。
>大陸を股に~、是非やってみたいですww
夏だったら絶対やってました!
>以前韓国に住んでたことがあるんですが、
>ネーネーネーとか使ってました。
でも意味が反対なんで両国の人はお互い気をつけないと!
韓国に住んでおられたのなら、韓国、詳しいですね!
私は行ったことがないのですが、大阪の韓国街は大好きです。
>日本は醤油臭いと思ってました(笑)。
しょうゆって言うか、魚のダシ臭いって言うか・・・
>サルミアッキとかもおいしく食べれません…。
実は職場のお土産にデンマーク産サルミアッキいりチョコを買って帰りました。
食べてみたけど、中から塩味の黒い異様なドロリとした液体が・・・
おえ~~~!
しかし誰かが全部食べちゃいました。
謎。
いまアイスランドにいてローカル情報を調べていてたどり着きました。人間について、言葉について、などすごくわかりやすくてためになりました。
人口についてなんですが、一ケタ多いですよ!(^ω^)
レイキャビクは12万人でアイスランドは30万人です!!
日本の人口密度の1/100ですね~!!
はじめまして!
記事、お役に立てましたら嬉しいです。
人口が一桁違ってましたか!
ご指摘ありがとうございますw
首都で12万人、本当にこじんまりした町でしたからそんなものですね。
ではでは!