敵討天下茶屋・２つの悪役

先週の木曜に出かけた、日独協会の「Zukunftの会」では、大阪北ヤード開発について、まったく知らなかった興味深い話を聞き、ロボットとの共生の未来を提案する場にするとか。
そして、解散の直前に会の中から「松竹座」のかたが、４／３の券が余っています。３等席で2,000円、いかがですか？ってご案内がありました。来ていた女性陣はぱぱっと手帳をみるや、すぐ、行きます。・・私もそんな感じですぐ1枚買いました。
以前に行った時、藤十郎さんの襲名の時は２万くらいしたようでした、だから天井に近いとはいえ、セリフもちょっと遠いですが、とにかく楽しみでした。

そして、敵討ちの話です、憎き敵は、ニヒルな低音で憎い悪を言う愛之助の東間三郎衛門、かっこいいい！
もうひとり、仲間だったのに酒癖が悪く勘当される、元右衛門。敵側について、勘当の恨みもあってか東間の手下になってひどい悪事をする。・・・あとでその悪事をつぎつぎ自慢するくだり、にっくったらしい、滑稽、小心もの、地位のあるものにこびへつらう、
どうしようもない・・悪役を中村かん雀（字がない）・・これは本当に素晴らしかった。

舞台背景など、貧しい敵討ちの旅中で、みすぼらしい。
天下茶屋の場面は、松林、やや美しい。
娘も出て来ない、ので役は華やかなものがいませんでした。それで、愛之助さんの悪役は美しい！といえるほど。
ほんとうに良いお芝居、よい役者さん、楽しみました。
「夏祭り浪花鑑」が愛之助さんの、主役で、夜の部でしたが、それはご案内がありませんでした。すぐ帰宅。
桜満開で、遊びに来ていた娘の友だちとご飯一緒に焼肉です。。