老後のおじいちゃん

自分のことをしばしばおじいちゃんと例える。

老後のおじいちゃん。

あながち外れちゃいない。

隠遁に近い生活。

働いてはいるがね。

悪を成さず、求めるものは少なく・・・



季節が変わるのが早い。



何をして過ごしていたのか。



おとといの晩ご飯、何を食べたのか。



おじいちゃんのせいか、あまり覚えてはいない。



あぁ、「さいごの手紙」だけは書いておかなくてはなるまい。

これだけはココロに銘じておこう。

準備の総仕上げだから。



準備が終われば、やることがなくなる。



そのときはどうしようか。



余生を暮らすには、長い時間だ。



耐えきれんだろうな。



きっと。

起こさない

私は寝ている人は起こさない。

起きなきゃいけない事柄がある場合は別として。

寝ている人を自分の都合で起こさない。

無理やり起こさない。

起きるまで待つ。

私はそういう人間だ。

寝ているときは一番無防備だ。

そして心地よい時間を過ごしている時間だ。

だから起こさない。