大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

ちょっといい話がいっぱい

2009年11月20日 | ヤンボラ・ヤンクラ
 今日はぽぽろの10周年記念「子育て」講座で、和歌山大の山崎由可里先生と大阪障害児・者を守る会会長の播本裕子さんのお話でした。テーマは「わが子の子育て・教育を通して自立・自律を考える」(播本氏)「青年期の教育・福祉と自立・自律を考える~はたらく力と生活~」(山崎氏)でした。参加者の感想文によれば、とても楽しく分かりやすい話だったようです。ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。



 さて、終わりのあいさつでとうとう言ってしまいました。次回の12月4日(金)の鳥取大学の渡辺昭男先生の講座の中で、青年期に必要な教育・専攻科&「学ぶ作業所」づくりについて、大阪で実現をねがう当事者・家族・関係者に向けて懇談会を呼びかけるということを。言うことで自分をやらねばならない立場に追い込んでやるといういつものパターンです。ただし、これはこちらが一方的に作りますからご利用くださいというようなものではありません。実現を強く願う方々と一緒になって、知恵と力を出し合ってつくるものです。実現への道のりは簡単なものではないと思います。先ずは講座にご参加ください。

 今回の講座は2年前に講演していただいて非常に好評でした鳥取大学付属特別支援学校専攻科(高等部卒後の2年間の普通課程)のその後の取り組みや卒後の様子も聞かせていただけるものと思います。
 渡部先生からはプロジェクターやビデオの準備も要請がありましたので、リアルなお話が聞けると思います。また、渡部先生の新刊書『障がい青年の自分づくり』(日本標準・出版)を特別に2000円(定価は税込2,310円)で販売・普及いたします。

 まだまだ定員に余裕がありますのでお誘い合わせのうえご参加ください。FAXでも電話でもメールでも申し込みは受け付けます。当日参加もOKですが、できるだけ一報をお入れください。


 さて、「ちょっといい話」の二つ目はこちら。次回の講座にも結びつく「ぽぽろヤングクラス」に関わる話。
 
 ヤンクラ生のNさんがヤンクラ教室で使うギターの提供をャXターでおねがいされて、みごとゲット。自作のャXターもパソコン教室の成果でしょうか。よかったですね。地域の施設の所長さんからだとか。ご協力ありがとうございます。Nさんは少し照れくさそうに受け取ったあと、すごく嬉しそうにされていたそうです。あとでちゃんと心のこもったお礼の手紙も渡されたとか。
 Nさんは自分から家で久しぶりにピアノを弾いてみたことや、昔ピアノを習っていたときのことなども支援の方に明るい表情で話されたそうです。
 いただいたギターで家で練習をされてるそうで、ずいぶん弾けるようになったとのこと。


 そして、もう1つ「ちょっといい話」が。ぽぽろにギターを1台寄贈してくださった方がいます。「三島の郷」という入所施設の職員さんからいただきました。本当にありがとうございました。

 Tさんも、練習がんばりや!みんな頑張ってるで。今回はお客さんと違うで!主催者やで。ひげとギターがよく似合うからカッコいいで。カッコだけではあかんでぇ…。
 このおっちゃんも弾こうかな?でも、次のヤンクラの日も大阪市との交渉やぽぽろ大東での会議などで参加でけへんわ…。