大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

本日、ぽぽろソングスへどうぞ

2010年12月18日 | ヤンボラ・ヤンクラ
 昨日(17日・金)は、おおさかパルコープつるみ店をお借りして
 「子育て支援教室」を開催しました。
 以下はスタッフSaさんのからの報告です。もう一人のスタッフHiさんはいよいよ吹田でこれまで頑張ってきた障害児学童(今は3か所に広がっています)の一か所を児童デイサービスにするために大奮闘中。ご苦労様です。


 今回はぽぽろの子どもたちから好かれ、人気者の織原太郎さんの話です。障がい故の生きにくさ、こだわり、パニック、見通しをもつこと、折り合いのつけ方など、自分をしっかり見つめ、体験を通して、わかりやすく丁寧に心をこめて語ってくれました。
 貝塚養護学校と先生との出会いの大きさやぽぽろの子どもたちの世界から自分自身を発見したことなど参加されたお母さん自身の体験と共通するところもあり、大きな共感を呼びました。
 次々と質問や感想が出され、あっという間の2時間でした。
 
 終わった後、数人のお母さんが太郎さんを囲んで昼食(もちろんコープで購入したお弁当)、お母さん達にも大人気の太郎さんでした。 
 
 太郎さん、貴重な時間といいお話をありがとう!!


 さて、いよいよ本日はヤンボラ・ヤンクラ大忘年会=ぽぽろソングス本番です。
 ヤング及びぽぽろスタッフ、我が法人職員総出で文化(水準)をお披露目します。ゲスト出演も多数です。
 昨日時点で参加申し込みは50名となりました。プレールームに入るかどうか心配ですが、熱気に包まれたライブになることを楽しみにしています。
 終わってからのヤングマンたちの夜を徹しての語らいも今回初めてです。
 私は会館警備者として残ります。今後学童で使うかもしれない近くのお風呂屋さん(徒歩3分)の下見もしたいと思います。ヤング諸君、寝かしてナ。おっちゃんは明日、NPO法人特別支援教育ネットワークガジュマルさんのオープンセミナーを覗いてくる予定。テーマは『卒業後の生活は?~挫折からの復活~』。ぽぽろも後援団体の中に入っています。今後、卒後の問題は熱い焦点になりそうです。私たちのめざす方向と重なり合うところがあるのか否か、共同できるところはどこなのかさぐってみます。


仮装(変装)大会

2010年12月16日 | 児童デイサービス
 今日の学童は仮装(変装)大会。 実は土曜日のぽぽろソングスでヤングたちがかぶる予定のカツラを一つ失敬してDaちゃんに渡すと、舞い上がった彼でしたが、まわりは一瞬ホワワワ~ンとなりました。
 ムッチャ美男ではありませんか!いや、美女にも見える。まいったなぁ。



 それを見て隠してあった私の大事なカツラたちを拠出しました。
 すかさずYuくんが「変装大会をやろう!」と言い出しました。ハイ、チーズ。



 新人のTaくんも照れながら(*^^*)参加。
 彼は今日はおやつ係デビュー。初めてのことなので、照れよりも戸惑い顔ではじめましたが、ルールも計算もしっかり理解しましたよ。


 さすがのNaくんは恥ずかしくてかぶりませんでしたが、ニヤニヤしながらテレビカメランに変身したのでした。


 そのあとには、Taくんが作ったお家で遊びました。



音楽あそびは光の世界

2010年12月16日 | 児童デイサービス
 12月の音楽あそびはやはり光の祭典。スライド用にスタッフの顔をとりまくり、スライド映写機を使って壁や床に映したり、グルグル回したりして楽しみました。
 壁に映ったスタッフの顔にカラーボールを投げたり、バットでたたいたりして模造紙に穴をあけたのは誰や!?
 それにしても、「視覚情報優位」であろう子どもたちはやたらミラーボールをグルグル回したがります。ほんまにこんな風に見えてんのかいな!?写真にすると確かにきれいですね。



 Yくんも元気が回復し、滑り台の坂を何度も登って滑って大はしゃぎでした。公園でもサッカーを楽しみました。



 ぐっと寒さが増してきましたが、公園あそびも懲りずにやっています。先週の土曜日、RiくんとKeちゃんがMaちゃんに追いかけられ、3人で追いかけっこを楽しんでいます。


 支援学校の小中学部はそれまでの三学期制から二学期制になり、通知表も9月と3月の2回に減り年末の評価会議はしなくてすむようになったとか。9月分の評価は夏休み中に評価会議をするようになり、会議による多忙化が少し解消されたとか。すると卒業・進級と重なる2月か3月が「師走」ということになるのかな?
 今まさにぽぽろは「師走」時代を思い出させる忙しさ。通知表ほど細かくはありませんが、6か月に一回の見直しを求められる「個別の支援計画」は契約者分(中には契約だけして利用されていない方も、夏休みのみ利用される方も、月1回程度の利用の方もおられる)を書かなければいけないので、とうとう100人を上回りました。それを2~3人で下書きするのですから大変です。私の学校時代には30年前には通知表を一人(担任は1クラス1名だったので)で7~8人分を書いていましたが、退職直前には一人でせいぜい2~3人分になっていたような気がします。児童デイサービスの特徴かもしれませんが、今は一人で約50人分…、絶句です。
 それに年末物品販売に、年末の請求実務に、松原の計画に…。あぁ~、ブログ書けなくてごめん。ほんまに「師走」なみやぁ~。


今週の行事・ヤンボラ・ヤンクラ

2010年12月15日 | ヤンボラ・ヤンクラ
 いよいよ今週の土曜日は「ぽぽろソングス」(ヤンボラ・ヤンクラ大忘年会)です。
 ほぼ、プログラムも決まり、あとは機材の搬入を待つのみ?です。

 今年も特別ゲストでSaちゃん(『うわわ手帳と私のアスペルがー症候群』著者)がギターを弾いてくれます。比較的静か?な始めの方の出演です。(いつも遅れて入って来る方のために一言。聴覚過敏のきつい彼女への拍手のマナー=こぶしの拍手をお忘れなく)

 また、もう一人の中学生ゲストはKeくん。フラダンスを踊ってくれます。お母さんがピアノで「月の夜は」を演奏してくださいます。
 以前、ぽぽろから帰宅したKeくんが、「僕とすごく気の合う人がいたんだ」と言ったそうです。そのヤンボラのOo君もバックでウクレレを弾いてくれるそうです。フラダンスのバックは「おばセブン」たちでしょうか?
 Keくんのお母さんは18日はモテモテのご様子で、午前中は旭町子育て支援センターでの「まんぼークリスマス会」、そして午後からは、鴻池公民館での「まんぼークリスマス会」と2本立ての参加に続く忘年会のはしごだそうです。


 さて、それに先立つ明後日の金曜日は「つるみ・ぽぽろ・たんぽぽ子育て支援教室」です。ここでもヤングの登場です。

 お話:織原太郎氏(大学生&大阪発達支援センターぽぽろヤングクラス生)
    当事者の立場から自分くずし・自分さがしを語ってくれます。

 日時:2010年12月17日(金)
    午前10時~12時

 会場:おおさかパルコープ鶴見店2階集会室
 参加費:無料(お気軽にご参加ください。お茶とおやつでざっくばらんに交流します。

衝撃の報告

2010年12月12日 | 専攻科・学ぶ作業所
 今日は全国専攻科研究集会で近江八幡までスタッフのShaくん、ヤンクラ生のOoくん、Oriくんの4人で参加してきました。また、唯一現役教師でぽぽろに相談員として加わっておられるSeさんは50人が参加された本人の集い①(「すきな子がいるけど、どうすればいいの?」)にコーディネーター役として参加。
 Shaくんはそのアシスタント役で、Ooくん、Oriくんは当事者として参加。

 これは集会の様子。
 下は本人の集い。「一方的に電話かけるのはいい?」と言う話の中でしつこく電話をかけまくる役を演じているShaくんです。






 午後の分科会も本人分科会に参加したOoくんはいっぱいしゃべれて満足だったようす。かなり響き合う仲間もいて世界が広がったようです。

衝撃だったのは韓国の広州大学特殊教育科教授のギムサムソプ教授の記念講演でした。韓国では2007年に新しい法律が制定され、翌年から教育年限を延長し専攻科が次々に設置され特別支援学校では5割を越えて広がり次々に続けているとのこと。もっと驚いたことは通常学校・高校に特別支援学級が設置されており、ここでも専攻科が広がっているとの報告です。韓国は知的障害のある人への教育保障という制度の確立という点で欧米を一気に飛び越したわけです。これによって就職率も高くなったということです。
 教育改革をすすめた力はPTAの運動だそうです。
 お隣の韓国でできたことが日本でできないはずはありません。元気をもらった講演でした。
 今日は松原市との話し合いです。暮れまで休みはとれそうにありません。