オオイチモンジの黒化型は、
通称クロオオイチモンジ、
略してクロイチと呼んでいます。
通常の斑紋とはかけ離れたもので、
裏面の斑紋の状態で
G1からG5に
分類されています。
このグレードの定義は、
大まかに言いますと、
裏面白帯の消滅具合の程度で
決められています。
今回は、G1の標本です。北海道上川町産。
G1とは、
後翅裏面中室の白帯にある縦長の灰色紋が黒化したもの。
下の画像に円で囲んである部分をご覧ください。
通常の個体はここが灰色です。
グレードが上がるほど裏面の白紋が消滅していきます。