北の大地で生きているだけで丸儲け。

好きなことを自由にやる。嫌なことも元気にやる。何でもワクワクやって生きていきたいな。

アオタテハモドキのギナンドロモルフ

2023年05月15日 | 標本
この蝶は南西諸島に生息しているアオタテハモドキです。

沖縄県に行くとほぼ年中見られます。公園や空き地、草原などの明るく開けた場所によくいる蝶です。

沖縄に行くと♀を採って産卵させ、北の大地で飼育することが多いですね。

展翅標本を整理していましたら、この異常体を見つけました(^^)

左前翅はほぼ♂の紋様、右前翅は♀、左後翅は♀、右後翅は♂っぽい紋様で「雌雄モザイク」と呼ばれる異常です。
因みに英語ではgynandromorgh(ギナンドロモルフ)と言います。

♂は後翅が青色で一般的にこんな感じです。

♀は前翅はこんな感じです。
後翅は地の色が橙色と青色ですが、橙色が多く青色は少なく感じます。
蛇の目の紋は大きさが様々で色彩変化も多く飽きない蝶の一つです)^o^(

冷凍庫にはまだまだアオタテハモドキが入っていますので、体調を見ながら展翅したいと思います。

鼻風邪がイマイチ治らない北のしまんちゅ(島人)でした。

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