ポリ袋ブログ

主にポリ袋について書いています。

ポリ袋サンドイッチ製法

2025年04月01日 05時35分57秒 | ポリ袋
ポリ袋の価格を下げるために効果があるのが薄肉化。

厚さを削り、原料の使用量を減らして価格を下げる。

だが何の策もなしに薄肉化だけ進めればポリ袋の強度が落ちる。

そこで様々な工夫をする。

その一つが積層。

ローデンポリエチレンにメタロセンというポリエチレン原料の1種を重ね、さらにローデンポリエチレンでサンドイッチする。

この方法だと90リットルゴミ袋で0.05ミリ厚→0.046ミリまで落としても同等の強度が得られる。

安易な薄肉化で失敗しないための方法。
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注文少ない

2025年03月31日 07時30分00秒 | ポリ袋

今年の年度末はゴミ袋の注文が減る。


以前は予算を使い切るために大量の注文が入ったが、今ではそんなことも少ない。

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バイオハザードマーク入ポリ袋

2025年03月30日 07時46分29秒 | ポリ袋
バイオハザードマーク入りのポリ袋を発売しているメーカーがあったが、生産を中止した。



やはり需要がないようである。

当社でも以前は5種類作成していたが、今では3種類になっている。

L-LDPE 赤着色 バイオハザードマーク入
0.04x500x600ミリ 500枚単位
0.05x700x850ミリ 200枚単位
0.05x900x1000ミリ 150枚単位


バイオハザードマークは、任意の感覚で同じ図案が繰り返し印刷される「エンドレス印刷」となっています。

よって、バイオハザードマークの位置は、一枚一枚異なりますが、一枚につき、必ず3箇所程度、マークが入っています。

破袋の危険性を極力避けるために、ローデンポリエチレン製、なおかつ、十分な厚みで作成しています。
(ローデンポリエチレン→透明でツルツルしています)

袋は赤着色、バイオハザードマークはオレンジ色で印刷してあります。

厚生労働省では、医療機関で発生する感染のおそれがある廃棄物のうちポリ袋で処分できるのは「血液が付着したガーゼなど固形状のもの」と規定されています。その際は、丈夫なプラスチック袋を二重にして使用。

患者様、スタッフの方々、そして処理担当する皆様のため、適切なポリ袋をご使用下さい。
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勘違い

2025年03月29日 07時35分00秒 | ポリ袋

ポリ袋の素材には大きく分けて2つある。


ひとつはローデンポリエチレンで特徴は、ツルツルして若干伸びる素材で、多くは透明だ。


もうひとつはハイデンポリエチレンでこちらはシャカシャカした手触りで半透明が多い。


レジ袋はほぼハイデンポリエチレン製である。


ハイデンポリエチレンでいう半透明は中が透けて見える程度で、更に白色を強くするためには白の着色剤を配合する。


先日購入した水筒に使用されていたポリ袋はハイデンポリエチレン製であったが色に違和感を覚えた。


ハイデンポリエチレン特有の半透明にしては濁りすぎているが、わざわざ着色する意味も見出せない。


だが、この袋、小さい割に厚みがあり、同程度の厚みの袋と比べると色に大差はないようだ。


勘違いだろう






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海底

2025年03月28日 07時28分00秒 | ポリ袋

東京湾フェリーで千葉県金谷港から神奈川県久里浜港まで乗船する。


青い空と青い海、そして富士山が青く見える。


この海の底に多くのプラスチックゴミが沈んでいるとは信じられない。


モーセが海を割る話しではないが、一時的に海水を抜く技術が開発されたら海洋プラスチック汚染の解決になるかもしれない。






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