ポリ袋ブログ

主にポリ袋について書いています。

箱男にあこがれる

2020年04月14日 09時06分28秒 | 日記
数年に一度必ず読みたくなる本がある。

安部公房著
「箱男」

コロナウィルス早期収束を目指し、週末は自宅に篭るが、それも一月も経つと嫌気が差してくる。

そんな時はお笑いが一番、ということでサンドイッチマンのコントを観る。

いくつか観ていると「キャップ」が始まった。

伊達さんが一人でキャップをしていると、テントを被った富澤さんが現れるというオープニングだ。

その富澤さんの姿を見て「箱男」を思い出した。

箱男はダンボールを被って生活する話。

私は人と接触するのがストレスになる。

変えなけれいけないと思い、自分なりに努力をするが改善されない。

一人では生きていけない事は重々承知だが、自分の殻に篭りたい。

ダンボールで外の世界と壁を作れたら、そして生きていけたらと妄想する。



私の心が疲れたら読み返す本。

ただしファンタジーではないから読んだからといって楽になるわけではなく、そんな生き方をしたところで幸福がまっているわけでもない。

 
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