ポリ袋ブログ

主にポリ袋について書いています。

ポリエチレン、袋以外

2022年07月23日 07時07分00秒 | ポリ袋
図解でわかる
14歳からのプラスチックと環境問題

インフォビジュアル研究所・著


プラッスチックの環境問題というとレジ袋が真っ先に思い浮かぶ。

レジ袋はポリエチレンという素材で作られるから、本来ならポリ袋と呼ばれるべきだが、一般的にはビニール袋の方が名の通りがいい。

このポリエチレンという素材はとても便利で優秀な素材でポリ袋以外にも様々な素材に使用される。


いま世界が直面するプラスチック危機⑥
もうノープラ生活に戻れない!?私たちの暮らしの現実

このページにはポリエチレンで作られた製品を載せてある。

高密度ポリエチレン(HDPE) 衝撃や薬品に強い
灯油タンク
ボトル容器
ポリバケツ

低密度ポリエチレン(LDPE)

マヨネーズ容器
牛乳パックの貼り合わせフィルム


ポリエチレン素材は本にあるように軽くて丈夫で加工しやすく、値段も安い。

使うと便利でも捨てると厄介者になるこの素材と、どのように付き合っていくべきか、世界中で真剣な議論が始まっている。

ポリ袋の材質について

直鎖状短鎖分岐ポリエチレン(LLDPE)
基本的にはLDPEと同じ特性を持ち合わせており、一般的に低密度ポリエチレンと言われるものはこのタイプです。
LLDPE・LDPEは共に透明で柔軟性に富み引裂き強度、引張り強度が平均的に優れています。
LLDPEはLDPEに変わり新しい主原料として使用されている経緯があるように、LDPEよりシール性能や物理的強度に優れたポリエチレンです。

中低圧法高密度ポリエチレン(HDPE)
同じポリエチレンでも、LDPEと比較すると特性が異なります。
主に引張り強度、フィルムの腰の強さから薄手でも強度が得られる点です。
代表的な用途としては、スーパーのレジ袋です。
引張り強度はLDPEに比べ非常に優れていますが、引裂き強度は劣り一度切れ目が入るとすっと破れてしまうのが欠点です。


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