消臭、防臭機能がついたポリ袋は存在する。
展示会では人気があるが、実際には売れない。
もちろん高価格だからだ。
それでいまだにレジ袋が使用される。
使用済みの紙おむつをレジ袋に入れて縛ってしまう。
価格面ではこれが一番効果がある。
ポリ袋のカタログを眺めていると４５リットルゴミ袋の項に「黒」と「黒半透明」があった。
違いを問い合わせると黒は中が見えなく、黒半透明は中が見えにくいが確認できるレベルとのことだった。
久しぶりに黒いポリ袋の問い合わせがあった。
使用済みの紙おむつを入れるのかと思ったら、災害時トイレが使用できなくなることを見越しての備蓄だそうだ。
便器に黒ポリ袋を被せ吸収剤を入れて使用する。
こんな時には黒のポリ袋が活躍する
夏からポリ袋の値上げが始まる。
前回の値上げと違って全メーカーの足並みが揃うわけではない。
値上げはしないと頑張るメーカーもある。
前回の値上げで販路を失ったのだろう。
株式会社ジャパックス メガライナーシリーズは食品トレー回収用のポリ袋です。
食品スーパーでは発泡トレーを店頭回収しています。
その回収ボックスにセットできるように大きなサイズとなっています。
この袋を病院、老人福祉施設でマットレス入用に使用しています。
ポリ袋の材質について
直鎖状短鎖分岐ポリエチレン（LLDPE)
基本的にはLDPEと同じ特性を持ち合わせており、一般的に低密度ポリエチレンと言われるものはこのタイプです。
LLDPE・LDPEは共に透明で柔軟性に富み引裂き強度、引張り強度が平均的に優れています。
LLDPEはLDPEに変わり新しい主原料として使用されている経緯があるように、LDPEよりシール性能や物理的強度に優れたポリエチレンです。
中低圧法高密度ポリエチレン（HDPE)
同じポリエチレンでも、LDPEと比較すると特性が異なります。
主に引張り強度、フィルムの腰の強さから薄手でも強度が得られる点です。
代表的な用途としては、スーパーのレジ袋です。
引張り強度はLDPEに比べ非常に優れていますが、引裂き強度は劣り一度切れ目が入るとすっと破れてしまうのが欠点です。
メタロセン[META]ポリエチレンとは？
メタロセンポリエチレンはLLDPEの一種ですが、エチレンからポリエチレンへ重合する際に、低密度とは異なりメタロセン触媒を用いて製造されます。
これにより、エチレン分子同士の結合が強くなり、引張り強度が増します。
メタロセンポリエチレンを配合したフィルムには以下の特徴があげられます。
●耐圧強度・耐衝撃性に優れている
●薄肉化によるコストダウンが可能
先週は大きいポリ袋の問い合わせが多かった。
主な使用方法はマットレスを入れる袋だが、人を車椅子に乗せてそれにポリ袋を被せて移動してもらうため、ということがあった。
対応としては120リットル用、150リットル用を提案する。
他にも福助工業には「容器回収ポリ」という商品がある。
これは食品トレーを回収するための袋で、食品スーパーの店頭に使用済みの食品トレー回収ボックスが設置されているが、その内袋として使用するための袋だ。
そのためとても大きい。
この袋をマットレス用として使用する施設もある。
業務用ポリ袋は経費削減、環境問題に対応するために100枚や50枚でポリ袋に入れてあることがあります。
ですが、取り出す際にバラけてしまい、それが問題になる場合もあります。
そこで病院や老人福祉施設では1枚ずつ畳んだり、紐をつけたりして使用することがあります。
小さいサイズならベロ付きブロックタイプのレジ袋や紐付き規格袋があります。
20リットル程度まではそれらで対応できますが、それ以上になるとコンパクトタイプがあります。
株式会社ハウスホールドジャパンの４５リットルポリ袋
４５リットルのローデンタイプだけでもこれだけの数がある。
それでも得意先からの要望にかなわない場合がある。
漬物袋として売っているもの。
これはポリ袋です。
特別なことは厚手であること、漬物樽のサイズに合わせてあること。
そして食品衛生法に適っていること。
再生原料入りは使用できません。
サイズ表記も1斗樽、2斗樽用と呼ばれます。
(株)ジャパックスのアスベスト用ポリ袋に20L用が追加されました。
黄色の袋に入れさらに透明袋をかぶせて処理してください。
そのため透明袋の横幅が2センチ大きくなっています。
