伊勢志摩つれづれ

伊勢志摩の今を楽しんで頂けます
郷里を離れた方に 今の故郷を 
また 伊勢志摩の旅行の前に ご覧ください

一色能(450年以上の伝統=伊勢市)

2010-03-15 10:20:49 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
一色能 通り能共に 国司北畠氏の保護下にあり
年頭には 各太夫が神宮へ参拝し 祈祷祝賀の
神楽(しんがく)・翁を演じた

北畠氏が滅び 通と一色町へ逃れ住ことになった

数多くの文化財指定を受けている

「翁」
能舞台には お酒が供えられた後
上演に先立ち神樂をおこなう
鳥兜をつけ 右手に バチ(枹)
左手に鈴を掲げ 四方堅めをする

その後翁が舞う 日本歌舞史上貴重な存在だった
呪師(じゅし)が滅亡し 神樂にその面影をとどめる

三番叟が舞われ 天下泰平護国豊穣を祈る
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一色能・羽衣

2010-03-15 10:15:54 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
三保の松原に住む漁師が 
浜の松の木に この世のものとは思われぬ
衣が掛かっているのを見 手にした

一人の天女が現れ それは私の羽衣
人間には与えられないという
漁師は返せないといい
天女は天上に帰れないと悲しむ 
哀れで漁師は返すと 
天上の舞を舞い 春の霞のように
天空に消える
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一色能・狂言 清水

2010-03-15 10:12:38 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
茶会に使う水の汲み取に秘蔵の桶を渡す
清水は山奥 汲みにに行きたくない
太郎冠者は 鬼に襲われたと帰る

主人は そのようなことは無いと 
自ら 惜しい桶を探しに
清水の出る場所へ行く

太郎冠者は 先回りして
鬼の面を被り主人を脅す
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一色能 猩々

2010-03-15 10:09:40 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
揚子江の辺に住む高風(こうふう)は
親孝行 酒を売りに行けば裕福になる夢を見る
確かに 次第に裕福になる 
市に来ては酒を飲む  
いくらの飲めども 杯の酒が減らないから不思議な人
尋ねると 海中にいる猩々だと語る

高風は 壷に酒を詰め 猩々を待つ
猩々は 酒を 飲み飲み 舞を舞う

やがて 汲めども尽きぬ酒壷を与えて消える

どれもこれも 楽しい物語の上演でした
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