マニラの市町村の歴史24

マラボン

マニラの真北に位置する居住と産業の市で、人口密度は首都圏で最も高い市の1つである。面積は15.714km2である。マラボンは、カローカン、ナヴォタス、ヴァレンズエラと共にマニラ首都圏のCAMANAVA地区を成す。カローカンと南～東で、ナヴォタスと西で、ヴァレンズエラと北で接する。北西はブラカン州のオバンドである。

歴史

「マラボン」という名称は、伝説では「マラミン・ラボン」(多くの筍)から来ている。元々は「タンボボン」と呼ばれていた。

1599年5月21日、Augustinian friarsが発見した。

1627年 - 1688年、トンド州の司法に従っていた。

1851年、ラ・プリンセサ・タバカレラが設立された。スペイン王が所有するフィリピン煙草会社の傘下だった。

1878年、マラボン砂糖会社が設立された。フィリピンで製糖する先駆けだった。これによりマラボンは経済的に重要な町になった。

1882年、ラ・インデペンデンシア新聞がマラボンで初めて印刷された。

1901年6月11日、マラボンは新設されたリサール州に組み込まれ正式に自治体になった。その後マラボンはナヴォタスと合併した。

1906年1月16日、ナヴォタスから分離した。初代市長はVicente Villongcoだった。

1975年11月7日、マニラ首都圏に編入された。

2001年4月21日、市に昇格した。

 

フィリピンのアウグスティノ会

アウグスティノ会修道士はフィリピンにおける最初のカトリック宣教師でした。1565 年 4 月 28 日、彼らはアデランタード ミゲル ロペス デ レガスピとともにセブに到着しました。最初の 5 人の修道士は次の通りです。

アンドレス・デ・ウルダネタ師、OSA

フライ・マーティン・デ・ラダ、OSA

フライ ディエゴ デ エレーラ、OSA

アンドレス・デ・アギーレ神父、OSA

ペドロ・デ・ガンボア修道士、OSA

1578 年に小さき修道士たちが到着するまで、アウグスティノ会は 13 年間 (1565 年から 1578 年) にわたって国内で唯一の修道士でした。この間、彼らはスペイン艦隊の司祭として奉仕し、特にヌエボス クリスティアーノス (新しく洗礼を受けた原住民) への伝道活動を続けました。また、この時期に修道士たちはフィリピンで最初の軽い材料でできた修道院と教会を建てました。この教会には、燃える家からスペイン兵が回収した聖子 (セニョール サント ニーニョ デ セブ) の像が安置されていました。この像は、44 年前 (1521 年 4 月 14 日) にマゼランがフアナ女王の洗礼の際に贈った像と同じものと考えられています。

フィリピンの最初の 5 人のアウグスティヌス派

1565 年にアウグスティノ会が到着したことで、フィリピンのキリスト教化が正式に始まりました。スペイン植民地時代の 300 年以上にわたり、アウグスティノ会の修道士たちは、現在のマニラ首都圏 (当時はトンド州)、セブ、ブラカン、パンパンガ、バタンガス、パナイ島、2 つのイロコス州、タルラック、ヌエバ エシハ、アブラ、ラ ユニオン、そして初期にはネグロス、レイテ、ミンドロ、ラグナに 300 以上の町や教会を創設、建設、伝道しました。 

修道士たちは、使徒としての働き以外にも、農業から印刷、橋やダムの建設から道路の建設、スペイン料理やデザート、ペストリーの調理から、教会、修道院、学校などの壮大な建物の建設まで、フィリピン人に多くのことをもたらし、効果的に信者を都市化し、スペイン化しました。

2015年、アウグスティノ会の修道士たちは、フィリピンでの活動開始450周年と、聖子の奇跡の像（セブアノ語でカプラグ）発見450周年を祝いました。1565年から2020年まで、アウグスティノ会の修道士たちは一度もフィリピンを離れませんでした。現在、サントニーニョ・デ・セブ管区は、国内およびインドネシアの15の共同体と5つの居住地で奉仕する約120人の厳粛な誓願を立てた修道士で構成されています。