チャイナタウンのあるビノンドはフィリピン共和国マニラ首都圏マニラ市にある町です。
マニラ市のイスコ・モレノ市長が、ビノンドに本拠を置く会社であるエレガントフュームビューティープロダクツ社が2018年から製造、現在も全国内で販売している中国のヘアケア製品、アシュリーシャインケラチントリートメントディープリペアのパッケージに記載されている住所「1st Flr。707 Sto Cristo St.、San Nicolas、Manila province, P.R. China」
中華人民共和国 マニラ県 サンニコラス ストクリスト通り1階 707とはっきり明記されていることに大激怒。
多くのフィリピン人は「この侮辱を単純な誤りとして無視するのは難しい。ラベルには、マニラが中国の省であることを明確に示している」
ここはフィリピン。ビノンド地区は確かに中華街として知れ渡っているが、しかし、フィリピン共和国マニラ市の一行政地区に過ぎない。本件に関して、市長は、フィリピンはどのような人種でも受入、ビジネスの場を提供する。そしてフィリピン人と同様位守る。しかし、この表示は極めてフィリピン人の尊厳を蔑ろにしてしまった。と激怒している。
既にこの企業は営業を停止処分され核店舗は封鎖されている。今後もこの企業に対しては再開させず、中国人スタッフは国外追放を科すといっている。
近年、中国人による犯罪が多発、懸念を抱いているなか問題が発覚した。フィリピンだけではなく、どの国でも当然激怒し、外交を通じて抗議される事件。
現代の中国人の一部は、金で何でも解決できて、何でもできると思っているのか。
フィリピンは、東南アジアで最も尊厳を大事にする国。
外国人(日本人を含む)が考えているプライドとは「見栄」しかし、フィリピン人のプライドはステータスであり全く意味が違います。
たった一言で、尊厳を侮辱された。と判断された場合とんでもないことになる国であることを覚えておく必要があります。
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