ドライバー殿

3月18日からロックダウンが開始され既に151日経過。
コミュニティ隔離措置の変更が加えられMECQ中。
当初と比較、さすがフィリピン。数あるチェックポイント。これが実に適当。
しっかり行っているところ、チェックポイントはあっても日差しを避けた場所で仕事を忘れ携帯電話に夢中になっている警察官など様々。
何故検疫のためのチェックポイントなのか。理解していないのかな。

　3月18日ロックダウンが開始され、1週間くらい経過したとき、
ドライバーがHAZARD PAY(危険手当）を要求してきた。
内容はコロナで通勤もままならず危険が付きまとう。ついては1日通常給料の倍を支払ってください。その他に食事代を支給しないと法律違反になる。
当時は確かに、国家公務員のフロントラインで働く人へこのような報酬を支給していたことは確か。
HAZARD PAYを支給した雇用主もいたが、倍額などということはなく、知り合いはほとんどが100ペソ程度。リース会社へこんな金額を支払う雇用者はない。ホテルへ疎開していたので、ホテル送迎が無料でもあり、であればドライバーは必要ないと申し出た。その一言でディスカウントと言ってきた。途端考えが変わった様子。
　5月18日からコミュニティ隔離措置が緩和され、制限が緩くなった。当然HAZARD PAYも必要なくなった。

フィリピンで一番厄介なのがドライバーとメイド。
良いものに当たれば何でもそうですが全く問題なく。
今回は大外れ。すなわち手癖が悪く、うっかりバックを車において買い物したすきに、バックをあけられ金を抜かれた。かといって現行犯でもなく確たる証拠とは言えない。
ホテルを出る際、買い物があるので内容を確認した。人民元1100元と小銭100元くらい、香港ドル530ドル。ペソは鶏だし別の財布に入れた。
100元札1枚とばら銭残して全て持って行った。
翌日、揶揄ってみた。
フィリピンは泥棒が多いね。
そうです。本当に泥棒が多いです。貧しいものは本当に悪いです。
あそうですか（泥棒野郎に言われたくねー）。
それから1週間もたたずに同僚がやはり金を抜かれた。と報告を受けた。車に乗る前に確認して、ちょっとの隙に抜いている。このドライバー以外社内にはいないわけで断定はできるが、証拠と言えばない。
そして漫才が起きた。
スーパーマーケットで日本製のカップ麺を5個購入。途中でセブンイレブンで飲み物を購入。家へ戻った。あれカップ麺が1個足りない。ドライバーにカップ麺が一個足りない。と伝え、床下まで探した。やはり見当たらない。
夕方ドライバーから電話がった。カップラーメンがあった。後部席の床に落ちていた。
嘘つけ！後部席は徹底して探した。席の上からすべてくまなく探した。ドライバーも同じように探しただろう。
無事戻った。笑
とあるホテルへ食事に出かけた際、ホテルの従業員から注意を受けた。
何故あいつを雇用しているのか。あいつは札付きの泥棒ですよ。こいつ札付きの泥棒のようだ。
このドライバー単純で金抜けば車用品を買ってみたり、やたら気前が良くなる。

どのような真面目な信頼がおける者といえども、絶対金銭の入っているバックは預けたり、車内へ置かない事です。
身軽な格好で必要な金だけポケットへ入れ出かけるべきです。

 

そして次なる手は、出勤記録の捏造が始まった。出勤時間が朝5時？

日曜日高速道をを使った記憶はない。

夜中外出したこともない。

このサインは私のサインではない。似せて書いてあるインチキだね。

何故出勤時間朝の5時か尋ねた。車両を洗車するのでそれも業務時間です。

苦情を言った。あなたいつも私の家で車洗ってるよね。・・・・・・・・・・・

私が戻る時間は毎日4時50分。日曜日は未だ一回もこの車を使用したこともない。

夜中外出など一度もない。

リース会社の社長と話をするので呼んでください。

翌日、全て定時に戻った。

想定外のことが起きます。都度確認することです。

 

最近実入りがないのかやたら機嫌が悪いな。6ヶ月試用期間でさようなら。