フィリピンりぱぶりっく狂笑国

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ピンパブお粗末一代記ー2

2006-02-24 | フィリピン
各ピンパブでは連日ミーティングが行われていた様であるが、店の問いかけに対して姫は全員口をそろえて「ハイワカリマシタ」このような事を滞在期間中繰り返している。ハイワカリマシタといっていれば日本人は怒らない。と勝手に解釈した弁護返答に気づかない日本人も多くいた。
ミーティングと言っても基本的にショーのことではなく、今日の同伴予定者、顧客の誰と誰に電話して来店約束した。どうして客を呼べないのか。売上が足りない、何とかしろ。客がつかめない場合には帰国させる。昭和時代のピンサロのミーティングみたいだ。
したがって、前述したようなマニュアルが成り立つようだ。初来日の姫でさえ、片言が話せる2ヵ月後くらいから平気でこのようなマニュアル通りの返事をするから可笑しい。このような会話、決して店では指導していない。姫の頓知である。
日本国内では、様々な方がピンパブを経営されていた。心底フィリピン人の生活を考えて生活基盤を作ってあげた経営者、殿の数。計りきれないかも。でもそのような心が果たして姫には伝わっていたのだろうか。中にはオーディションは日本へ入国するための手段で、入国早々、期間更新近く、或いは帰国近く、勝手に失踪、とは言うがこれは失踪ではなく逃亡するものは非常に多いのがフィリピン人姫。
その逃亡動機。
・クラブのパパが怒ってばかりいる。
・システムが厳しい。
・ドリンクバックが安い。或いは無い。
・お客さんがいない。
・クラブのパパがフィリピンへ帰れといった。
・危ないお客さんが沢山。犯されるから。
・結婚タレントが噂する。
・タレント同士がいつも喧嘩ばかり。
・彼氏に合いたい。
・パパがパロパロだから。
・入管が厳しいから。
・プロモーターがケチだから。
・ショーの練習ばかりだから。
・給料が安いから。
・マネージャーが手数料を取りすぎるので家族の生活を応援できない。
・二度と日本にこれないから。
全く意味不明な回答が延々えと続く。総体的に自己都合で何でもします。といっているような内容にも。
逃亡した際に、入管へは失踪届けを提出する。恐らく其の報告書は逃げた日時、入国年月日、帰国予定年月日は事実でも、内容は全て嘘かもしれない。入管も其の受理はいたって簡単。しかし、中には失踪者を膨大な費用を費やし捜索する方もいる。徹底して捜索の上居場所を探し出した。その報告を入管へ、決して対応策を講じない。中には面白いことを言う係官もいた。「警察ではないので踏み込んだりしないで警察に届けてください。」警察は警察で、入管へ連絡しなさい。
もっとおかしなこともあった。失踪したタレントの処遇について質問したら「其の失踪した芸能人には日本政府が許可した在留期間がある。其の期間はそのものたちが日本国内に在留する権利がある。」招聘者、ピンパブのオーナーもこれを聞いた途端あきれ果てたことだろう。「無断で出演店等を変更しないよう管理監督すること。」と省令にはある。失踪して他店へ行けばこの省令違反。失踪場所を報告しても変な権利を言われる。何がなんだか分からない省令。挙句の果てに「動くな!入管だ」であえなく廃業。本当にお粗末なピンパブ一代記とも言える。

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