いよいよ国内で開発が動き出だしたようです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC22BMU0S3A220C2000000/
もはや、遠隔地間相互の通信ににとどまらず、
装置間、装置内の信号のやり取りは電気信号では
なくて、光を用いた通信へのシフトを目指すこと
になりそうです。物と物との間の通信、IoT 通信
よりもっと細部の、装置内通信のことです。
今でもインターネット回線はもちろんのこと、
大陸海底ケーブルによる通信回線は光ケーブルに
よって行われていますが、通信基地内部の通信は
電気信号によって行われています。これらを全て
光信号に置き換えようというものです。
インターネットに限らず、様々なデータが集中
するのが、データセンタと呼ばれている設備で、
膨大なデータを処理するために、膨大な熱が発生
します。それを冷却するためには多大な冷却装置
が必要で、そのために多くのエネルギー(電力)
が使われています。データセンタの設置は、雪の
多い地方において、雪を冷却用に用いるなど工夫
も見られます。
データ処理などのための機器内の通信を、電気
から光に転換すれば、運用のための膨大な電力を
カットできるわけです。
今後の通信は、人とひと間のみならず、物と物
の通信が増えますので、装置間同士の通信速度は
もちろんのこと、それを処理するために発生する
熱の処理を、いかに抑えるかが焦点になります。
そのためのG6規格と言っても過言ではないものと
言えます。
ひと間の通信、あるいはインターネットの利用
はG4で充分であり、エリア内での装置間用の通信
がG5規格で、装置内の通信が光で行うのがG6規格
なのだと、私は理解しています。G6通信は波長が
短いので、電波を飛ばすには、送信/中継設備を
多く設置せなばならないので、大変ですからね。
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