大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

「しゃぼん玉」

2024-12-22 09:45:00 | 日記
 童謡の「しゃぼん玉」の話です。あの歌は、
野口雨情の生まれたばかりの子供が亡くなった
ときの詩なのだそうです。
 高校時代の友人(男)が歌手をしていました
が、コンサートの際、歌う前に下のような解説
をしていました。

 せっかくこの世に出たのに、すぐ亡くなって
しまったのを、しゃぼん玉が屋根まで届く前に
消えてしまった情景に例えたのだそうです。風
が穏やかだったら、裂けることもなかったのだ
ろうに、と思えたのでしょう。
 子供らが歌う場合は、明るい歌に聞こえます
が、この話を聞くと短調のメロディにも哀しさ
が感じられます。

 彼によると、童謡の「砂山」も佐渡から新潟
に出稼ぎに来た”飯盛女”が、故郷の佐渡に帰る
に帰られない心情を歌ったのだそうです。借金
の事情で帰ることができないのを、海が荒れて
帰ることができないとを例えているのだとか。
星が見えるということは、実際には海は荒れて
いません。荒涼さを感じるとすれば、彼女らの
心情を感させるためなのか、と思います。

 歌には様々な思いがこもっているのですね。


         prairie@mbh.nifty


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