言葉の森では、小学校低学年のころから作文に会話を入れるように指導しています。最初は、「おはよう。」「ありがとう。」など、短い会話で十分なのですが、慣れてきたらなるべく長い会話が入るようにしていきます。長い会話の方が、話し手の個性が表れることが多く、その場の様子もよくわかるからです。
さらに、カギかっこを閉じた後、単に「言いました」ではなく、どんな声で言ったか、どんな顔で言ったか、何をしながら言ったかを思い出して書くようにします。「「おはよう。」と、大きな声で言いました。」「「どうしよう。」と、困った顔で言いました。」「「ありがとう。」と、笑いながら言いました。」というような具合です。
小学年中学年の生徒には、「言いました」を使わずに会話を書くように指導します。「言いました」を使わずに、表情や動作だけで会話を書くのです。「「おはよう。」と笑いました。」「「ありがとうございます。」とおじぎをしました。」などとなります。
会話だけでも工夫次第でいろいろな書き方ができます。本をよく読んでいる子供は、このバリエーションが豊富です。
高学年になると、「「ケーキは、あっさりしていて甘さ控えめのものでなく、甘くて濃厚なものでないと美味しくない。」 というのが母の言い分だ。」など、一味違う表現ができるようになります。これも、読書の積み重ねの成果です。
ちなみに、この表現をした生徒は、森リン(小論文自動採点ソフト)で80点という高得点を取りました。
12月の森リン大賞より(小5の部)
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