街の風景

散歩の時に出会った何気ない風景、手押しポンプ、使われなくなったコンクリート製のゴミ箱、懐かしい洋館付き住宅などなど。

鳥類標識調査…広島市東区尾長山付近

2008-07-16 23:13:42 | ウォーキング
航空標識のある尾長山から牛田山へ行く山道を下りていくと、「鳥類標識調査・環境省・山階鳥類研究所」

と書かれた赤い旗と許可証がぶら下げてあるのが目に入ります。

そして、その先には畳まれた黒いカスミ網が続いています。渡り鳥の時期ではないので調査をしていないようです。

カスミ網は所持と使用は法律で禁じられていますが、標識調査の場合は特別に許可されているようです。

このカスミ網に引っ掛かった渡り鳥を調べて、渡り鳥の行き先やコースが判ってきたそうです。

この調査をしている人はボランティアの方たちで、こんな山に登り、カスミ網を張り渡り鳥を捕まえ調査報告をしているのです。

その報告を取り纏めるのが、山階鳥類研究所なのです。そして、そこの総裁が秋篠宮文仁親王です。

この様な、地味できつい研究に多くのボランティアがかかわっているのです。




広島二級ステーション・牛田山の小屋が建っています。


愛鳥週間は毎年5月10日から16日までです。ポスターは去年のままです。右には「山階鳥研NEWS」が貼ってあります。



小屋を右に行くと牛田山の方向です。こちらにもカスミ網があります。


渡り鳥と足環
コメント
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