ピストルぐらい女性でもバッグの中に入れて歩いてるくにであるので銃による犯罪も日本では考えられないぐらいあるのがこの国である。
サンパウロ州では、18丁の銃器廃棄で1人の命が救われている―。
銃器の不法所持取り締まりを強化した聖州で、2001年から07年にかけて殺人犠牲者の数が減少していることがわかった。応用経済調査院(Ipea)とリオ・カトリック大学の共同研究を3月30日付エスタード紙が報じた。
同研究によれば、聖州では01~07年の間に約23万丁の銃器が押収され、これにより1万3千人の命が救われた計算になるという。殺人被害者の数もこれに比例して減少し、04年は01年比2割減、07年はさらに6割減となった。
これには、03年に州警察が発令した「武器放棄憲章」が功を奏しているもよう。同憲章で銃器不法所持の取り締まりが強化され、所有自体が減っているという。年々減少する登録銃器は、95年は3万1千丁だったのに対し、98年以降の平均は8千丁となっている。
危険区域での取り締まりを現在も継続している警察当局によれば、銃器の押収数は減少しており、「所持者が減っている証拠だ」という。取締り強化以前は、四半期ごとの平均押収数が95~97年は6千丁、99年は1万1千丁に上っていた。
これらの統計結果を見て研究者らは、「銃器の数が殺人件数と比例する」という説は確証付けられると結論付けた。伯国では、銃と弾薬の販売を禁止する規制強化案が国民投票で否決されたが、これに一石を投じる研究結果とも言えそうだ。
なお、銃器殺人が減る一方で強盗件数は増加。01~07年はそれ以前と比べ、被害件数が2割増えた。また、傷害事件も増加傾向にあり、銃器による殺傷からナイフなどによる暴力行為に移行したという指摘もある。
サンパウロ州では、18丁の銃器廃棄で1人の命が救われている―。
銃器の不法所持取り締まりを強化した聖州で、2001年から07年にかけて殺人犠牲者の数が減少していることがわかった。応用経済調査院(Ipea)とリオ・カトリック大学の共同研究を3月30日付エスタード紙が報じた。
同研究によれば、聖州では01~07年の間に約23万丁の銃器が押収され、これにより1万3千人の命が救われた計算になるという。殺人被害者の数もこれに比例して減少し、04年は01年比2割減、07年はさらに6割減となった。
これには、03年に州警察が発令した「武器放棄憲章」が功を奏しているもよう。同憲章で銃器不法所持の取り締まりが強化され、所有自体が減っているという。年々減少する登録銃器は、95年は3万1千丁だったのに対し、98年以降の平均は8千丁となっている。
危険区域での取り締まりを現在も継続している警察当局によれば、銃器の押収数は減少しており、「所持者が減っている証拠だ」という。取締り強化以前は、四半期ごとの平均押収数が95~97年は6千丁、99年は1万1千丁に上っていた。
これらの統計結果を見て研究者らは、「銃器の数が殺人件数と比例する」という説は確証付けられると結論付けた。伯国では、銃と弾薬の販売を禁止する規制強化案が国民投票で否決されたが、これに一石を投じる研究結果とも言えそうだ。
なお、銃器殺人が減る一方で強盗件数は増加。01~07年はそれ以前と比べ、被害件数が2割増えた。また、傷害事件も増加傾向にあり、銃器による殺傷からナイフなどによる暴力行為に移行したという指摘もある。