デイビットのブラジルいろいろ日記

デイビットの思いつくままなんでもかきます

インディオ、抗議行動で強行手段

2011-02-17 10:07:22 | Weblog
市長ら10人を人質に

マラニョン州アルト・アレグレ・デ・ピンダレー市で10日の夜、アルテミール・ボテーリョ市長(PT)ほか関係者3人が、インディオのグアジャジャラス族 に拉致されて人質となった。市長らは、9日からインディオの人質となっていたバーレ社の社員6人の解放に向けて交渉中だった。11日付エスタード紙が報じ た。

インディオらが農作物の配給の遅れとカルー・インディオ保護地域内における医療、教育システムの改善を要求して抗議行動に発展したことが事件の発端で、マラニョン州内を走るカラジャース鉄道がインディオによって占拠されていた。
すでにインディオは鉄道を解放しており、列車も正常に運行しているが、現地は今も緊迫した空気に包まれている。バーレ社は鉄道が再び閉鎖される可能性があると発表しており、現地の関係者らは紛争鎮圧のための機動隊が現地へ派遣されることになりそうだと見ている。


人質たちは、 カラジャース鉄道の線路からわずか60メートルの位置にある、カルー・インディオ保護地域に拘束されている。同地域のインディオが鉄道を占拠するように なったのは2005年からのことで、インディオ保護局のメンバーや現地の有力者との交渉をより効果的に進めるためにこの手段を常用している。
最 初にインディオが鉄道を占拠した時には、バーレ社は15日間サンルイスのイタキー港への鉄鉱石輸送をストップすることになった。さらに、鉄道輸送で運ばれ てくるマラニョン州奥地やパラー州東部への燃料もこの間供給が絶たれた。05年以来、すでに同様の事件が10回発生しており、最後に鉄道が占拠された1年 前には、10時間も鉄道が封鎖されたという。

バーレ社の発表では、インディオ側が要求していることと同社との関連性はなく、07年のインディオ保護局との協定で決められた義務を同社では履行してきたとしている。今回の鉄道占拠の問題については、民事訴訟に持ち込む姿勢を示している。

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