九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

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八面山!

2013年09月28日 | トレーニング
大先生と2人で大分は八面山に行ってきました。

八面山は我々にとっては初めての岩場。80本以上のルートがあり、ボルダーエリアもある、まさに大分のクライマーには書かせない場所のようだ。

1日目は車を走らせ、山頂付近まで行き、そこから上部エリアにとりつく。上部エリアは少し道に迷いやすかった。トラロープで急な岩場を下ったすぐそこに赤テープがあり、そこが上部エリアの入り口だ。

上部エリアはなかなか広く、また高さもある。どれも20m以上のルートばかりで一本のぼるだけでパンプしそうだ。また、非常に景色もよく山々が見渡せる。


上部エリアからの眺め


カプチーノ(5.9):OS
アップに最適。
フレンド(10b):OS
上部クラックからカチをとり、左へ移る動作が核心?


フレンドにて


シティーライン(10c):OS
少し難しい動作がルートを通して連続する。かなり楽しいルート。
姫(11a):途中まで
4ピン目あたりで難所にぶつかり、リタイア。小さい横カチだけで体をあげるのが難しい。


姫にて


山国川(10c)
縦ホールドで体を支え、右手でホールドをとりにいく。しかし、この穴はかかりが甘いので、すぐ隣の小さな穴に親指を突っ込み挟み込むと持つことができる。それで体をあげ、クラックにジャミングを利かせる。短いルートなのだがムーブが難しい。
登ってどっこい(10b)
10bなのだが、2p目直後のムーブがわからず、先生と一緒に何回かやり直しムーブを考えた。右手をクラックに突っ込み、左手のカチに手に足をするのが正解のようだ。私は強引にカンテで体をあげた。

上部エリアは切り上げ、無線のボルダー付近でテントを張った。夏も終わったのか、夜になると結構寒い。

次の日は中部エリアへ。中部エリアは上部エリアに比べると結構歩くことになった。それでも20分ほどで岩場につくことができる。中部エリアにはjoywallの店主さんである田嶋さんがひらいたFinal mission(14-)がある。当然の事、見た目からも難しく、ルートにホールドになりそうなものが全く見当たらない。14という世界はまさに神の領域なのだろう。また、上部同様にどのルートも20m以上はありそうだった。


final mission


昨日、成果をこれといってあげられなかったので、今回は登るぞ!と意気込みアップから始めた。

七つの子(10a):OS
アップに最適。フレイク沿いに登っていく。
春へのあこがれ(10c)
下部に第一の核心があり、最後に細かいホールドでのクライミングが待っている。途中何も難しくないとこで油断しフォールしてしまい、切り傷を負ってしまった。最後に核心が来る、終了点直下の小さいカチで終了点にクリップしなければいけなかったので、思わず終了点を握ってしまった。後に先生が登ると終了点の少し上にガバがあった模様、見落としていたようだ。
キラキラ(10a)
クラックから二つのカチを使い、左へ移る。少し上に行き過ぎ左に移れなくなってしまい、テンション。Oh!!!
クリスマスプレゼント(11a):RP
何か11台を登りたかったので、このルートに的を絞った。2p目のクリップと上部の斜めバンドとカチを使っての立ちこみ、終了点直下のカチを使ってのガバ取りが核心だろう。1便目で4~5回テンションし、上まで行き、ホールドを覚え、2度目のチャレンジ。だが、終了点直下の核心で落ちてしまい、テンション。先生にお願いし、3度目の正直。無事登りきることができた。11aはこれで赤点とオンサイト合わせて3本目だ。順調にレベルアップしてる模様。


クリスマスプレゼントにて


11aを登り、思い残すこともなくなったので下部エリアを見学し、帰福。充実した2日間でした。
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