代々木上原から井の頭通りを少し登った裏通りに猫の病院があります。
みゅうちゃんが最後にお世話になった高橋先生の病院です。
高橋先生のところのぺーちゃんが看板になっております~
とても信頼出来る先生でくぅ、ちゃらも末永くお付き合いお願いしております~
私の家からチャリで10分ぐらいの所です。
2匹をそれぞれバッグに押し込んでチャリで連れて行きます~
先生と看護師さんの2人ですので事前に連絡してから通院してね!
今日は2回目の駆虫に連れて行きました~
風邪も治り、駆虫も済んで2週間後にワクチンです~
恐がりな2匹は注射大丈夫かなぁ~?!
安心しきった2匹は幸せそうに寝ております~
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黒白の男の子のくぅと三毛猫の女の子のちゃらの里親になりました~
2匹は別々の所からやって来ましたがすぐに仲良しになりました~
ちゃらは天真爛漫な女の子~
小さな事は気にしない・・・
ご飯も食べたその場で倒れ込んで寝てしまい揺すっても起きません・・・
トイレも埋めずにそのまま・・・
いつも鳴いて何かを要求します・・・
可愛いお嬢様~
くぅは風邪っぴきでやって来て鼻水、目やにで汚ちゃない子でした・・・
体はカリカリ、毛艶は悪くバサバサ・・・
でも神経質だけど優しくて甘えん坊・・・
ちゃらの後ろを追っかけてトイレでもちゃらの後始末も埋めてくれます・・・
空きあれば膝の上に乗って来ます~
しかし風邪はすぐにちゃらにうつってしまいました・・・
ご飯も離乳が終わりカリカリを食べているとの事で
サイエンスダイエットの幼猫用を与えておりましたが
全くご飯も食べなくなりひどい下痢を起こし、元気も無くなりました・・・
慌ててみゅうが最後にお世話になった猫専門病院へ2匹を連れて行きました~
信頼出来る先生で頼りにしております。
ひどい下痢はご飯が原因でした・・・
くぅ、ちゃらとも1ヶ月半ほどで歯が乳歯、まだ生え揃っておりません・・・
消化不良で胃腸が炎症を起こした様です・・・
あらら・・・可愛そうな事をしてしまいました・・・
点滴をして手当をしてもらいましたがちゃらは嫌がり暴れます。
しかし、点滴が終わるとその場で寝てしまいました・・・
缶詰のご飯にお薬を混ぜて与える様に指導して頂き
先生がちゃらを起こして与えたら完食・・・さすが大物~
くぅはマイペース・・・
これほど性格が違うと笑えます~
2匹は次の日から元気になり飛び回っております~
猫の風邪は要注意です。
ウイルス性鼻気管炎と言い、ちゃんと治さないと後遺症も出ます。
早い対処が出来て良かったです。
2匹が1Kgを超えたら最初のワクチンをうちに行きます~
今は安心しきったくぅとちゃらですがこの寝方はど~よ・・・???
くぅは何故か猫に見えなく、犬?フェレット?ネズミ?そんな感じです・・・
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13日の明け方に愛猫のみゅうちゃんが天国に旅立ちました。
どうして良いのか分からず随分悲しみ、迷いましたが
新しい明日に向かって私達は頑張らなくてはいけないし
みゅうちゃんの死を無駄にしてはいけない。
また、同じ猫を愛している方々へ
と思い現実を認める意味もありまして載せる事にいたしました。
年齢11歳でした。
早すぎました。
最初の出会いは土砂降りの雨の日に水たまりであえぐ6匹の子猫がいました。
助けようと近づくと4匹は勢い良く走り去り、2匹の子猫が残りました。
白いメス猫と白黒のオス猫、
白いメス猫はその後、里子に出してレイアちゃんと名付けられ、今でも元気に過ごしております。
白黒のみゅうちゃんは6匹の中でも一番成長が遅く、
保護した時も震えて亀の様にしか歩めませんでした。
おそらく保護しなければすぐに死んでしまったかも知れません。
そんなみゅうちゃんもその後は順調に育ち、立派な成猫に育ちました。
体重も7キロを超えて大きな猫になりました。
とても優しい子で私達には一度も怒った事がありませんでした。
ただ、唯一病院が大嫌いで猛獣の様な唸り声をあげて先生を威嚇し
牙を向けて爪を出しました。
そんな時も病院を出て抱きしめるとキョトンとした目で見つめて
大人しく人ごみも電車も全然平気でした。
去勢してその後ワクチンをしてからは完全な家猫なので
勝手な思いで全く医者には連れて行きませんでした。
お腹も壊さないし病気知らずなみゅうちゃんは私達の自慢でもありました。
そんなみゅうちゃんもここ2~3年前から何か何時もダラダラで
やる気の無い仕草で横になっておりました。
私が膝を叩いて「ポン」って呼ぶと「みゃ~~~」と私の膝に乗ってきます。
背中をポンポン叩いてやるとグルグルいつまでも膝の上にいました。
10歳も過ぎると年も年だからこんなもんかと思いながら
膝に乗るみゅうちゃんは重くてもとても愛おしく可愛かったのです。
この時に既に肝臓が少しづつ病んでいたようです。
ダルかったのでしょうね。
全く気づいてあげられず、ただただ後悔ばかりしてやりきれませんでした。
最初に症状が出たのが7月の初めでした。
嘔吐と下痢をして意識障害が出ました。
目がうつろで呼びかけても反応もせず所かまわず糞尿をしてしまいました。
慌てて病院に連れて行きましたがレントゲンに血液検査、
結果は肝機能の値が高いですけど肥満により内蔵が圧迫されたのでしょうとの診断で
胃薬とダイエット食の缶詰を大量に処方されました。
その時のみゅうちゃんの嫌がるうめき声と牙、爪、凄かったです。
よっぽど嫌いなのでしょう。
その後、数日で回復してダイエット食の処方だけで通院も無くなり
大嫌いな病院に連れて行かなくても良くなった事を安心しておりました。
現実、合計6万円程の治療費がかかり、私達も少し金銭面で恐くなっていた事も事実です。
ダイエット食の缶詰を中心に徐々にカリカリのご飯を混ぜて与えていたら
ある時から吐く様になりました。
まぁ~猫はたまに吐くのであまり気にしておりませんでしたが
その回数が増えたのでご飯をかえたりしてましたらその内落ち着きました。
丁度ダイエット食が無くなる頃でしたので、そのせいかもとも思いました。
そんな時に気が付いたのはみゅうちゃんのおしっこの量が増えた事、
7月に行った病院の先生が「おしっこはちゃんとしていますか?」
と尋ねられたのを思い出しました。
オス猫は尿道に石が出来易い様で、うちのみゅうちゃんは沢山水を飲んで
沢山おしっこをして、なんて健康なんだろうと思っておりました。
その後は相変わらずダラダラ感が増してグウダラに、
人間様だって暑いのだからそりゃダラダラするよ・・・
勝手な思いと判断です。そしてその症状が突然の様に出始めました。
8日水曜日の朝方、何度も水を吐いた痕跡がありました。
眠気のなかで何度かゲイゲイやっているなぁと思いましたが朝まで気遣ってやれませんでした。
その夜、ご飯をねだりスリスリします。しかし残してしまいました。
それは丁度みゅうちゃんのお皿をかえた日でした。
分量が分からず多すぎたかと思いました。でも残したご飯は数分後綺麗にたいらげたのです。
その日から何度となく吐いてしまいます。
9日、ご飯をねだりスリスリします。半分しか食べませんでした。残りのご飯も食べません。
吐く回数が増えてきました。定期的に数時間ごとに4~5回吐きました。
ぐったりして横たわってしまいました。
10日はねだりませんでした。私もあげずに様子を見ました。
水は半端無く飲んでいました。おしっこももの凄く殖えました。
水を飲むとそれを全て吐く様になりぐったりするようになりました。
目がうつろになり呼びかけも反応が薄く、とても辛そうです。
11日、お友達に教えてもらった猫専門の病院に連れて行く事にしました。
ぐったりしてしまってます。
朝一番で予約をとり抱きかかえると黄色いおしっこを漏らしてしまいました。
猫専門の先生はとても良い先生でした。
黄色いおしっこは肝機能がかなり低下しているそうです。
元気になろうね!
と脱水症状のみゅうちゃんに水分と栄養の点滴をして頂きました。
夕方5時に迎えに行きぐったりしたみゅうちゃんを見守りました。
しばし回復の兆しか元気になった様に思えました。
立ち上がれなくなるぐらいぐったりしていたのに、時折立ち上がる様になりました。
回復しているのだと信じておりました。
しかし今度は茶色い嘔吐物を定期的に吐く様になり呼吸も荒くなりました。
12日、暗いユニットバスに倒れ込みぐったりしていました。
熱はさほど高くなかったのですが涼しい所を求めているのだろうと思っておりました。
が、ちょっと目を離したすきにバスタブの中に落ち込んでいたのです。
もちろん水は抜けておりましたが、私の膝上まで高さがあるのにそこを乗り越えて・・・
この時私達は言葉は交わしませんでしたが嫌な予感が走りました。
猫は自分で死に場所を見つけて姿を消すと・・・
救急病院に連れて行くかどうかで千が動揺しました。
私も迷いましたが今、動かしたら・・・
どうしたら良いのか見守るしかなかったのです。
13日月曜日になればあの先生の所に連れて行ける!
私達はぐったりするみゅうを見守りながら横になりうとうとしました、
その明け方、3時過ぎに吐いた直後、もの凄いうめき声を上げて痙攣を起こしたのです。
もうどうしていいか分からず深夜対応の救急病院に電話して指図を受けますが
とにかく連れて来てくれと・・・
今まで聞いた事の無いもの凄いうめき声なのです・・・
喉に嘔吐物が詰まっているのかと起こしてあげたらもの凄いうめき声とともに抵抗しました。
辛いのでしょう、動かせない!
呼吸が浅くなり回数が減ってきました。
発作が起きて数分でとうとう呼吸が止まってしまいました。
私達は人工呼吸とマッサージを繰り返しました。
信じられないです、信じられなくて涙も出ませんでした。
何もかもが早すぎます。
現実が受け止められなくて・・・
落ち着きを取り戻すのに時間がかかりましたが
私達はみゅうちゃんの体を綺麗にしてあげました。
あふれるほどの涙が出ました。
はんとうに綺麗な猫で優しい子でした。
朝方先生に電話して動物霊園を紹介して頂きました。
とても良くしてもらい沢山のお経をあげてもらい火葬、お骨をひろって参りました。
猫専門の先生は分かっていたそうです。
みゅうちゃんとお話ししてみゅうちゃんが入院で見知らぬ所で死ぬよりもおうちに
帰りたいと帰してくれたと。
うめき声は最後の力を振り絞ってお礼を言ったのだと・・・
救急病院へ連れて行けてればと悔やまれる思いもありましたが
先生は首を横に振りました。
とても強すぎる子で我慢強い子でしたと。
そんなに我慢していたら分からないじゃないか・・・
もっとちゃんとしてあげるべきだったと・・・
7月の時に先生の所に来ていればもしかしたら・・・
でもそれでも分からなかったでしょう・・・との事でした。
みゅうちゃんは色々な事を教えてくれました。
主治医を決めてちゃんと定期的に診断しなくてはいけないのです。
猫はとても我慢強いです。
ちょっとの変化も見逃してはいけません。
過剰になりすぎない様に知識ももっと持たなくてはなりません。
全て人間次第で決まってしまいます。
私達が喧嘩をした時も間に入って止めてくれました。
いつも私達を見つめてくれました。
癒してくれました。
喜びを頂きました。
みゅうちゃんありがとう。
最後に霊園での事なのですがそこに住んでいる猫ちゃんが
火葬の待ち時間の時に私達のお部屋に飛び込んで来ました。
真っ黒な猫でした。
すぐさま鳴きながらスリスリして足にもたれかかって来ました。
抱っこするとグルグルなされるがままの状態で甘えて来ます。
遠隔操作でもされているロボットかよ?!
とか思ってしまいましたがみゅうちゃんが最後に乗り移って
お別れに来たのでしょう。
火葬がそろそろ終わる時にさっと立ち去ってしまいました。
先生からお花を頂きました。
とっても綺麗なみゅうちゃんのお花です。
先生ありがとう。
みゅうちゃんありがとう。