ゴールドトップの完成です。
以前作ったゴールドトップと作り方は同じですが今回はP90のマイクにラップアラウンド テールピース仕様の
54~55年製のゴールドトップを意識して作りました。
塗装前です。
バイディングの溝を切りバイディング加工、詳しくは前回の行程を観てね~
塗装も前回同様、真鍮粉をラッカー塗料で溶いて吹き付け。
美しく上がりました。
今回の目玉はビンテージコンデンサーのCornell Dubilier Tiger 0.02uF 400Vです。
レプリカではありません。本物のデットストックです。
これだけでも高価な品物です。
レスポールのビンテージはSprague Bumble Beeが有名ですが
50'初期のレスポールはCornell Dubilier Tigerです。
配線も当時の資料を元にアース線の三角の取り方なども再現。
まぁ~雰囲気を楽しめる様に拘りましたが私はマニアでは無いので細かい所は愛嬌で~
そして50'の顔、ヘッドも拘りを~
そもそもスタジオとスタンダードはヘッド形状が違いますのでペグ穴なども一旦塞いで空け直しております。
Gibsonロゴもオリジナル同様下側に下げました。
トラスロッドカバーとペグのネジはマイナスネジを使いました。
ヘッド厚みもスタジオは厚いので削って調節、都合良くMADE IN USAは消えております。
シリアルナンバーも50’の様に元のナンバーをスタンプしております。
前回のサンバースト同様、あまりにも綺麗に仕上がったのでレリック加工は止めました~
美しく仕上がるとどうしても傷を付けるのがアレでして・・・・