一気に塗装しましたよ~
勿論サフェーサーを噴いてから水研ぎ(耐水ペーパー1000番)してからですよ~
今回はマスキングについて~
マスキングはとても骨の折れる作業ですが手を抜くと偉い目に遭います・・・
しっかりマスキングして塗装できると感動の結果が~
まずは広めのマスキングテープをふわっと置き、マスキングの境い目を
爪楊枝や自分の爪でしっかりなぞります~
そしたら境い目をカッターナイフで慎重に切り離します~
ふわっと置くのは平面にテープを先に貼付けちゃうと
カーブの凸凹部分にテープが馴染まなくなりからです。
馴染ませてから平面部分にテープを密着させると上手く行きますよ~
それでもカーブ部分はマスキングが甘くなり易いのでよ~く見て時には重ね貼りして~
シートチューブのライン部分はこれまた真っすぐにマスキングテープを貼るのが難しい所~
私は紙テープを巻いてそれをガイドにしてマスキングテープを貼ります~
ガイドを作ると比較的簡単にパイプに真っすぐマスキング出来ますよ~
後は余計な所を新聞紙などでガードしてスプレー
マスキングは塗装が半乾きの時に外すと良いですよ~
後は完全に乾かして(1週間ぐらい)
ウレタンクリアコートスプレー MH11603 |
まだまだ先は遠いいです・・・
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丸石ロードのレストアが黄色の塗装まで終わりましたので
お次ぎはこのリーガルロードに取りかかりました~
最終的な仕上げで使う
ウレタンクリアコートスプレー MH11603 |
の塗料は2剤混合式で一旦混ぜると24時間以内に使い切らないと固まって使えなくなります・・・
前回、レイダック、タンゲ、ユーラシアと3台仕上げられましたので
今回も勿体ないからせめて2台は仕上げないとネ!
このリーガルはどのような自転車か分かりませんがステッカーに1020 Hi-Tenとあります~
クロモリよりは落ちますが硬い鉄の様です~
どうやら70年代の入門用として作られた様です~
でもラグのカットもなかなかカッコいいし
カラーを決めればかなりカッコ良く仕上がりますよ~!!!
タイヤは元々26インチを履いておりますが700Cでもバッチリです~!
26インチにして小さめの女性用に作り上げても良いかもです~
とりあえず本日は塗装を剥がす所で終わりました~
後日磨いてサフェーサーを噴きます~!!!
さ~て何色にしようかなぁ~
毎回悩みます・・・
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ピカピカのチェーン~
実はサビサビで固まり、曲がりもしない酷い状態でした~
チェーンゲージで伸びていない事を確認したのでレストアする事にしました~
まずは灯油漬けにして数日~
写真はディレーラーを漬けているところ~
これは私が低学年のとき自衛隊に所属していた従兄弟のお兄ちゃんが
使わない銃を保存するにはバラして灯油に漬けるんだ~と教えてもらったのを思い出しました~
まぁ~レストアでは良くやる手段ですよね~
因に漬け上がったディレーラー達~
ワイヤーブラシで磨いてピカピカです~出番マチですな!!!
漬け上がったチェーンはグニャグニャにほぐれました~
一旦パーツクリーナーで油分を落とします~
お次ぎは錆びを落としましょう~
サンポール漬けです~~~
様子を見ながら数十分漬けてはブラシで磨き・・・
また漬けてを数回繰り返し、ピカピカになりました~~~!!!
ドライオイルを十分噴きかけ馴染ませました~~~!!!
めちゃ綺麗になったでしょ!!!
とっ!!!
思いきや・・・
ショック!!!
出来上がりをアップで撮ったらご覧の通りクラックだらけ・・・
ショック!!!
費やした時間を返して~~~
ショック!!!
これも試練ですな・・・
でも・・・ちょっぴり今後のレストアが恐くなりました・・・
色んなパーツ達が気が付かない所でクラックがあったらどうしよう~~~
このチェーンのクラックは金属疲労?ですかねぇ~???
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タンゲフレームも早く組んで仕上げたいのですが
浮気心でついついこちらを塗装したくなってしまいました・・・
このロードは丸石製である事以外は年式も材質も何も分かりません・・・
パーツはほとんどシマノですがこれまたサビサビで凄いです・・・
ただ、クリームイエローとヘッドのエンブレムが可愛くて綺麗にしてあげたくなりました~
カンガルーのエンブレムが可愛い~
こういうのオリジナルで作りたいです・・・
シートチューブのマークはシールではなくスタンプ? 可愛い~
まぁ~塗装し直すので剥がしてしまいますが・・・
タンゲ フレーム レストアの時の様にグラインダーで極力剥がせる所まで削り
後は剥離剤とリューターで処理してペーパーをかけて綺麗にします~
金属の下地のままだとすぐに酸化して錆びが出てしまいますのですぐにサフェーサーを噴きます。
この時の注意点は剥離剤の成分が残っているとサフェーサーの喰い付きが落ちるので
十分洗浄するか、私はジッポのライターのオイル、ベンジンで流し拭きます。
ベンジンはアクリルの塗装を犯さないので色を塗装した後でもクリアーの前処理などにも使えます。
結構クリアー仕上げする前って手でベタベタフレーム握るでしょ~
ここまでくれば一安心~!!!
しかしまだこのフレームを何色にするか思案中なのでゆっくり煮詰めたいと思います・・・
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ボスフリーの外し方、分解は
レイダック レストア ボスフリー分解
レイダック レストア もう少しで完成~ボスフリーの組み立て!
で紹介しましたが
今回はもう一段階分解が進みましたので載せてみました~
上の写真の様にトップギアが外せました~
この部分は大抵固く固着しており、なかなか緩める事が出来ませんでした・・・
まぁ~分解しなくともギアの減りさえ無ければ磨きあげてベアリング交換や
メンテは出来きるのですが・・・
外し方はフリー外しを2本使います。
上写真の様にセットしてトップギアを緩めます。
ねじ切りは正ネジです。
しかし・・・
大抵固着しておりますが・・・
ラスペネを浸透させて数時間~数日置いてチャレンジします~
トップギアを外せるとギアがバラバラになります~
お掃除も楽チン~~~
固着する理由はギアの間に挟まるカラーが樹脂製なのでキツく締まると回らなくなる?
漕げば漕ぐ程締まるからねぇ~
組み立てはギアには表裏があるから注意してね~
上写真はギアの1枚に回転方向が記されておりました~
分解すれば分かりますがギアの表裏は形状が違いますのでバラす前に良く観察しておきましょう~
ベアリング、ラッチ部分のグリスはSHIMANO デュラエースグリスを使っておりましたが
イマイチ硬くてラッチの音が心地よくありませんでした・・・
今回はSHIMANO フリーハブボディーたるグリスを見つけたので使ってみる事に~
デュラエースより柔らかく、とても回転が滑らかでラッチの音も心地良い!!!
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レイダック水色/クリーム完成しました~~~
フレームの塗装が出来上がり、後は磨き上げた部品を組む
作業で問題無く出来上がりました~
塗装はウレタンクリヤーコートが乾燥してから耐水ペーパーで
磨き上げてコンパウンド仕上げしております。
非常になだらかでツヤツヤに仕上がりました。
バーテープは黒のスウェード調で握り心地が抜群です~
シートはカーボン柄でカッコ良い~
シールは塗装前に綺麗に剥がしておいて塗装後貼り直しました。
綺麗に復元してますよ~
詳細の写真はYahoo!フォトに載せておりますのでご覧下さい~~~
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