一昼夜おいて万力に挟んだブロックが接着されました~
間違えて切り込み入れちゃった所は樹脂で補強~
何かリストカットみたいで痛々しいです・・・
削ってこんな感じに仕上げます~
ちょっと最初と形状が変わってしまいました・・・
さらに削って塗装を剥がします。
矢印の所の木目の色が薄い秘密はね~
鉄棒を埋め込む穴を空けた時、勢い余って横に反れて貫通してしまったの・・・
着色です~
着色剤の赤は朱赤みたいで全く合わないので最初にマホガニーで着色します。
その上から赤を重ねるとまあまあ近い色合いになります~
この段階で強度を確かめたら・・・
力任せにしならせたら・・・
何故かポキッ!って音が!
確認したら矢印の継ぎ目が剥がれてしまいました・・・
トホホ・・・
まあ強度テストしておいて良かったです~
これがまた本塗装して仕上げて弦を張ってヒビ!なんて想像しても怖いですから・・・
これは丁度、力の支点になっている位置だった様です・・・
もっと上まで補強を伸ばすべきだったのですね!
まあこれも教訓でスキルアップには欠かせません~
めげずに黒ペンで記した所に補強を入れます~
掘りました~
危ない!もう少し深かったらトラストロッドにリューターの歯が当たり破損する所でした・・・
その辺にあった木片をぴったりに削って埋めました~
質感が全く違いますがこの後、薄い板を貼るから何でも良いのです~
この段階で強度テスト!
どうやら問題なさそうです~!!!
板を貼る前に下地を整えます~
厚さ0.5mmの薄い板を貼ってる所~
ここまでやれば完璧でしょう~
削りました~
なかなか手こずらせてくれるギターです・・・
随分とご無沙汰しておりましたが何本ものギターをレストアする毎日です・・・
しかしまだ1本も出来上がっておりません・・・
先日、70年代のグレコの中空ボディのレストアをしておりました~
これと言って問題も無かったので写真も撮らずに進めておりましたが
ここで大問題!!!
そもそもネックが折れた形跡のある物で、修理してあるからそのまま使えます~
との事でしたので何にも考えずに直径6mm、長さ6センチ程の補強(鉄の棒)2本を
ヘッド表からネックにかけて超ロングドリルで穴を空けて埋め込んでみました。
トラストロッドに平行に両側に埋め込みました。
裏側の割れ痕も綺麗に補修して塗装して全く分からないレベルに仕上げました~
しかし弦を張ると矢印の所にヒビが!!!
他人の修理を過信してしまいました!!!
何て事だ!!!
こんな事ならあえて折ってからつけ直せば良かった・・・
かなり落ち込みましたが気を取り直して修理しましょう~
一旦折ろうと思いましたが鉄棒の補強がめちゃ効いていて折れないです・・・
こうなりゃ補強を入れましょう~
削ってみて分かりましたが接着剤が割れ目の入り口しか付いて無いので剥がれてしまったのです。
なんともお粗末な修理です・・・
無理矢理圧をかけて広げてタイトボンドを入れ込みました。
そしてここに木のブロックを接着しましょう~
ちょっと焦って後ろ側に切り込み入れちゃいました・・・
最初、ここから補強と思いましたがトラストロッドがあるのを忘れていて
完全に干渉してしまう事が発覚!
真っ平らに削れないのでボツ!
あまり深く切り込まないうちに気が付いたのが幸いでした~~~
先が思いやられる・・・