完成したはずのEB-3でしたがどうも弦高が高い!
ブリッジも一番下げてコマも削ってもう限界・・・
ネックも順反りぎみでロッドはいっぱい・・・
友人に相談したらこの時代はまだ鉄弦が世に出ていなく
ナイロンコーティングのテンションの弱い物だったらしい・・・
弦を換えてネックをアイロン矯正したら~
との事でしたがふむふむ・・・
よ~く計測したらネックが根本起きしているようだ・・・
EB-3は元々ネックの取り付け角度が無く、どうしても弦高が高くなりがち
ボディを彫ってブリッジを埋め込んであるEB-3も見た事がある~
みんな弦高で苦労しているみたい?!
ここまで蘇らせたのにこれではむなしい~
ネックを外せないか?
やってみました~
アイロンしか持っていないのでこれで何とかしましょう~
スチームで加熱しました~
ヘラでこじり、少しずつ少しずつ・・・
かなり時間がかかりましたが無事外す事が出来ました~!!!
ポジションマークが溶けました・・・
シェルと思い込んでたらセルロイドでした・・・
塗装も溶けてバイディングがまっ茶っ茶・・・
接着剤を綺麗に取り除き
今日はここまで~~~
程度の良い70年代のまんまEB-3のサーキットが届きました。
配線図で確認しますが私はどうも電気系統が弱くて・・・
GA-90Cとあるボックスがどのような働きがあるのか・・・?
おそらくコイルでフィルター的な働きで音域をカットするのだろうけど~
早速組んでみました~
因に写真は間違った配線をしていますので参考にしないでね~
本当はフロントPUはトーン側に配線します~
で、試しに簡易的な配線で音を出していた時のフロントPUのパワーがもの凄かったのに
サーキットを組んだらパワーダウンしてしまった・・・
配線図を見ると直接つながってなく220Kの抵抗を通している・・・
これは設計者の意図があるのだろうけど近年のEBは単純に配線されている様だし
この配線がビンテージのEBのサウンドと言われればそうなのだろうし~
Bassに未熟な私は悩む所です~
それと配線図のトーンのコンデンサーと実際のコンデンサーの値が
違うから交換されているのかも?
フロントのトーンの効きが変な気もする・・・
ノブがこれまた手に入らない高価なパーツでして
待ちきれずALL PARTSの新品ノブを取り付けましたが数字も銀で何だか浮きますね・・・
まだまだ研究の余地がいっぱいあって面白そうです~
パーツの入手が困難だなぁ~
近年のパーツを改造して取り付けるかぁ~
などと思い考えていたらあっさり60年代のビンテージパーツが手に入ってしまった~
ペグにピックアップにブリッジ~
とても格安でした~
特にペグはスロッテッドヘッド用なのでまさか手に入るなんて思いもしませんでした~
嬉しくて組んでみました~
フロントピックアップのパワーはもの凄いです~
弦も張り、ネックの強度を様子見です~
ブリッジは構造上お尻が持ち上がって弦高が高くなってしまいます・・・
テンションもあまりかかりません・・・
近年のブリッジが3点止めなのは納得です~
これは弦を裏通しにすればテンションもかかりブリッジが押し下げられ問題解決しそうです~
が!
さすがにビンテージギターなので穴を空けるのに抵抗大!!!
何か違う解決法を考えます~
最近、気になってしょうがないBass
前回のジュニアに続きGibsonのスロッテッドヘッドの1972年製EB-3ベースの救出です~
ピックガード下は綺麗なチェリーレッドですが全体は赤が退色して茶色になってます~
ヘッドが折れていますが前オーナーが素人修理したようで
何だか分からない硬い接着痕が残り、全く割れ目が合いません・・・
接着しても直ぐに剥がれたんでしょうね~
その後何十年もしまってあったのでしょう~
ヘッドとボディの退色加減が違っています・・・
何とか接着剤を取り去りましたがまだ全然合いません・・・
根気よく接着剤を取り去り、ようやく合わさったので接着にかかります~
添え板が接着されない様にサランラップを挟んでます~
接着剤が乾いた所~
一昼夜は放置しています~
削って平にした所~
残念な事に一部欠片が紛失しております・・・
ホンジュラスマホガニーの欠片で埋めてあげましょう~
何度も現物合わせして角がピッタリくる様に削りました~
骨の折れる作業ですが出来上がりが感動もんですから~
この状態を見たら
なんだこりゃ!?
ですね~
綺麗に修正しました~
さて!
これもジュニア同様
これからどう着色しようかなぁ~
更にこのEB-3はドンガラでパーツが何も無いのですよ・・・
気長にパーツ集めるつもりです~