そして、三年前に始まった三月の南座の恒例になりつつある花形歌舞伎を観に行ってきました。今月もまあまあ忙しかったので、いく日があまりなくAプロBプロgとあるけどAプロだけ見ようかと思ったけど、滅多に出ない上方式の仮名手本忠臣蔵の五段目と六段目。午前中文楽の京都巡業を見にいく日の午後に詰め込め込むことにして両方観ることにしました。文楽は菅原伝授手習鑑の寺子屋の段を観ました。その後、出町のセカンドハウスでランチをして南座に向かいました。今回は二回とも三階で見ることにした。まずは歌舞伎のいろは。今日はケンケンの解説の日でした。そして五段目、山崎街道の二つ玉の場を見ていたら、急にお腹がキュるっとなった。え?と思ってたらだんだん痛くなってきて、お腹がキュルキュル言うてきた。まじか。。。通路側じゃないし出るのは迷惑かかるし嫌やから、どうか我慢できますようにと舞台に神経を集中していたらしばらくは治ったんやけど、おかるを迎えにくる茶屋の人達とのやりとりを見ているうちにもう、我慢ができなくなってとにかく迷惑をかけるのが少ない方がいいので、鞄は椅子の下に置いて手ぶらですみませんと言いながら外に出た。出る時南座の従業員の方にどうしたか聞かれたので、お腹が痛いのでと行って出ましたわ。この時点で私はもう中に戻る気はなかった。だって、自分やったら嫌やし。。。で、トイレに行ってホールのソファに座ったらモニターがあったので、残念やけどそこで最後まで見ることにした。千次郎さんのおかやむっちゃ上手やったので、中でちゃんと見たかったけど仕方なし。。。鷹之助くんの定九郎は見れてよかった、格好良かったわ。壱くんの勘平もよかった。半分くらいのとこで出たので結構長かったけど、終わったところで中に入って鞄を取りに行って、Kおりちゃんと休憩時間を過ごしました。いやあ、残念やったわ、まじで。もう一回見にいきたけどもう時間がないから仕方ないなあ。。。休憩の後は忠臣いろは絵姿。これは忠臣蔵の大序から最後までを簡単に説明をしながら見せる舞踊劇。華やかでよかったわ。お腹もこの時は痛くならなかったのでホッとしたけど、終わって外に出たらこの日三回目の阪急の人身事故で電車が止まってた。ついてへん、朝も人身事故で電車遅れてたけど影響はなかったのでよかったけどさ、帰りはモロに被ってしまったので仕方なくJRで帰りました。次の日もお腹の調子と体調が悪かったので、多分ランチのパスタが悪かったんやと思うわ、それしか食べてないしねえ。。。残念なこと。そして次の祭日の今度はAプロを観ました。こちらはケンケンの勘平と吉之丞さんの定九郎。顔もやけど声が吉右衛門さんと瓜二つでほんま泣けそうやったわ。ケンケンの勘平は粋な感じでお江戸版でした。この日はお腹も大丈夫やったので、ゆっくりと観れてよかったです。この花形歌舞伎は毎年の恒例にしてもらいたいです。上方では7月の松竹座と夏の南座と冬の顔見世くらいしかないものねえ。ほんま切に願いますわ〜。