que sera, sera なるようになってるよ~!

2027年W杯に行けることを祈りながら、歌舞伎を楽しむ児太郎さんと隼人さん贔屓の毎日

松竹大歌舞伎 巡業追っかけ 東海編

2024-11-21 10:20:58 | 歌舞伎よもや話

先週末はたのしみにしていた錦之助さん、隼人くん親子の巡業おかっけでした。親子共演やし一か所だけでなくてなるべく効率よくたくさん見たいから、どこをどうくっつけてみようかなって考慮しました。そしたら名古屋に泊まって岐阜と豊橋に行くのが良さげでそちらに行くのを先に決めました。豊橋の翌日は堺なのでこちらも行くとして、豊橋から直接行くかいったん実家に帰るか悩んだけど、豊橋終わって実家に帰ってまた翌日出かけるのはきっとしんどいので、名古屋で二泊して名古屋から堺に移動することにしました。往復新幹線で帰ろうかと思ったんやけど、近鉄が難波に行ってるのでそっちの方が便利かもと調べたら、特急ひのとりっていうのがあってとても評判がいいのでそれに乗って帰ることにした。歌舞伎のチケットは岐阜は後援会の取り扱いがないので自分で取って、豊橋は後援会にお願いして堺はみよし屋さんにお願いをしました。岐阜は発売日電話がかからずに1時間ほどトライしてやっとかかって、もういい席ないのでは?と思ってたら4列目と1列目が取れました。内心どういうこと?って思いながらもほっとした。あとのチケットは2週間前くらいに届いたわ。そして1か月前にはひのとりのチケット取り。これ、難しかった。先頭車両とりたかったけどカード入力とかしてたら次々となくなっていって、結局後ろの車両のプレミアムシートが取れた。ホテルは3-4ヶ月前に取ってたのでお安く泊まれたのでラッキー。7月の松竹座から隼人くんを見てないので、なんかちょっと気分が冷めてて巡業かめんどいなあと思ったりしながら出かけました。とはいえ出かけると気分も上がってくるものです。名古屋についたらまずホテルに荷物を置きに行って、その後すぐに岐阜に移動。


岐阜までは快速で行ったら15分ほどで着くのね。岐阜駅からはバスに乗って市民会館前でおりました。
 


ここでは市役所の食堂でお昼を食べることにしてたので市役所に向かいました。

とても立派な大きな市役所で郵便局もあります。食堂で何食べるかなやんだけど、定食とかちょっと重そうだったのでラーメンにしました。食後は昼の部と夜の部に晩御飯を食べる予定の更科を探しに行ってん場所を確認。で、時間になったので中に入りました。お昼はチケット買うときに勧めて頂いた4列目。この席は本当に見やすくて良かった。まずははーちゃんのご挨拶から。後ろの扉から客席を通って入って来はった。残念ながらハイタッチはできない席でした。引窓と身替座禅の説明をされた後、撮影タイムです。ほんと、可愛いわ。



 

ご挨拶はすっぴんでしてはるのでこれから引っ込んで10分くらいで顔して出てこなくてはいけないとのこと。大変やねえ。そうして引っ込まはったらすぐに引窓が始まりました。お早が笑三郎さんで岐阜のご出身とのこと。お幸が吉弥さんで濡髪が錦之助さんで与兵衛が隼人くん。すこし寝不足もあったのでセリフだけのお芝居の処はつい眠くなってしまっていかんいかん。そやけどやはり実の子は可愛いのかなあ、4人も殺してるのにかばうのはあかんと思うわ。とはいえ与兵衛だって2人殺してはるんやけどな。かかってない段で。そやし少し不公平感は濡髪にしたらあるやろうし、お幸さんもそうなんやろう。吉弥さんのお幸はほんま素晴らしい。母親のいろんな葛藤やら愛情やらの表現がほんまに上手いです。笑三郎さんのお早も隼人と年の差感じないし綺麗。錦之助さんの濡髪も可愛げがあって良かった。隼人くんの与兵衛は目をつぶったらニザ様がやってるんかいなと思うくらい似てる。ニザ様に教わったことを忠実にやってはるのがわかる。ほんまに彼は真面目や。これから徐々に自分の与兵衛にしていかはるんやね。そして30分の休憩後身替座禅。こちらは右京が隼人くん、山の神が錦之助さん、太郎冠者が青虎さん、千枝が吉太朗くんで小枝が折之助くん。もうね、はーちゃんの右京の可愛いこと可愛いこと。目の保養過ぎてたまりませんわ。青虎さんの太郎冠者も面白いし、錦之助さんの山の神も姿はあれやけど可愛いらしいし、千枝ちゃんと小枝ちゃんも可愛らしい。お昼と夜の間には更科に行くのは決めていたけど、あんまり早くいくと夜におなかが空きそうなので会館の隣の待合室みたいなところでちょっと時間をつぶして、4時半ころにお店に行きました。


混んでたけど座るところはあったので席についてお店の名物の冷やしたぬきそばを頂きました。これ美味しかったです。また食べに行きたいなあ。あとからSNSでみたんやけど、吉太朗くんと折之助くんと隼之助くんが昼夜の間に更科に来てはったみたいで、その場にいたお客さんが三人分をご馳走したとかで、私も早く行ってたらご馳走したのに!って思いました。(笑 そして夜はかぶりのお席ではーちゃんがどこから出て来はるんか楽しみにしていたのですが、正直お客さんが少なすぎたのか舞台から普通に出て来はってがっかり。。。せっかくのかぶりでしたのに。でもね、見やすさからいったらお昼にみた4列目の方が断然見やすかった。舞台が高すぎるのよ。見上げるにもほどがあるって感じやったので4列目にしたらよかったなとちょっと後悔。



でも可愛い右京は目に焼き付けました。帰りはお知り合いになった方と推しの話をしながら途中まで一緒に帰りました。そして翌日は豊橋へ名鉄で行きました。JRで行っても時間的にはそう変わらないので、試しに名鉄に乗った次第。到着して豊橋でブランチでもしようと思ってたんやけど、なんか食べるところがあまりない様子。一旦会場にいってカフェがあったからそこにしようかと思ったけど、サンドイッチくらいしかないので、また駅に戻って立ち食いそば屋さんがあったので、そこでかき揚げきしめんとお稲荷さん一個を食べました。食後はコーヒーが飲みたかったので会場に戻って歩いてたら、前に全身黒で変な服を着てる人とその人を先導するように2人のおじさんが歩いてた。この服を見て絶対隼人やと思ったのでそのまま歩く方向は一緒なのでついて歩いて会場に入ってカフェに行くところで追い抜いたらやっぱりはーちゃんやった。あんな服着る人他にいないもんね。(笑 私はカフェでコーヒー買って適当に座って開場まで待ちました。





待ってる間もなんか役者さんたちがウロウロしてはった。開場になって中に入ったらなんととても素敵な会場。花道もあった!お昼は11列目で少し遠かったけど、花道に来はると十分近い。






席も千鳥になってるし見やすかった。昼と夜の間はどっか行こうかと思ったけど雨が降ってたので結局カフェでお茶して時間つぶし。吉太朗くんが出ていかはるのみました。で、夜の部は3列目。見やすいしむっちゃいい席でした。
 



5回見た公演の中で一番見やすくていい席やった。後援会さんありがとうございます。夜は始まる前に味噌煮込みうどんを食べすぎたとのことで、なんか色々いい間違ったり忘れたりしてはりました。こちらの会場では引窓の与兵衛が濡髪にお金を渡して早く行けとやりあって見栄を切るときにご両人という大向こうがかかって、私このご両人っていうの嫌いやねん。ニザ玉でもちょっと嫌な感じするのにさ。。。それだけが嫌だったわ。終了後はまた名鉄で名古屋まで帰って、私も味噌煮込みうどんが食べたいなと思って、地下街の山本屋に行ったけどむっちゃ並んでたので近くのやぶ福というお店で食べてホテルに帰りました。長くなったのでつづく。。。
 
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文楽劇場 仮名手本忠臣蔵 1部

2024-11-07 10:07:43 | 文楽

先週末も文楽行ってきました。歌舞伎に先駆けて仮名手本忠臣蔵の通し狂言です。

なぜか2部の一幕目に靭猿が入ってて、これがちょっと不思議なのですが時間調整なんかな?でも靭猿はお猿が可愛いので見たかった。11月は色々と忙しいので1部と2部を両方観に行く時間がなくて、とても残念なんです。なので、今月はあんまり見たことのない演目の1部を観に行くことにした。大序の鶴が岡兜改めの段・恋歌の段と二段目は初見です。これが原因で殿中になるんやなって思った。二段目までは主遣いも顔出してはらへんので誰がやってるかわかりません。三段目の下馬先進物の段と腰元おかる文使いの段も観たことない気がする。腰元おかるの文使いの段は、おかるがまったくもって大胆な!袴の上から太ももをなでなでしてはりました。一輔さんたら。(笑 そりゃ勘平もあれでは抑えきれないわね。しかし、あんなお城の回りなんもないのにどこにしけこむのやら。。。まあ、そんな逢引してるから後で大変なことになるのだけど。殿中の松の間は先日皇居に行った折に遺跡を観てきましたので、あそこでこれがとまた感慨深く観ておりました。それにしても高師直の憎々しいこと。玉志さん無表情でやってはってまた憎らしい。四段目の花籠の段も観たことないなあ。そして塩谷判官切腹の段と城明け渡しの段。和生さんの塩谷判官切腹のシーンはもう緊迫感があってみんな緊張して観ているのに、隣の隣の席のおっさんがいびきをかいてました。すぐに奥さんが起こしてはったけど、あれはないわ。。。と思ってたら今度は前の席のおば様が。。。この方初めからずっと寝てはったん。義太夫は眠くなるとは言えねえ。。。寝てもいいけどいびきはやめてください。でも、ほんまに切腹のシーンは手に汗握ったわ。由良助早く来てーって思いながら観てましたら、満を持して玉男様の由良助が登場。やっぱり恰好いい!由良助を見たら判官さんはお腹切ってる短刀を抜いて首の動脈を切ります。すげえ、、、自分で介錯もするのね。そして別れを惜しむ間もなくお城を明け渡さなくてはいけません、ああ無常。。。お城を出て由良助がなにか決心したような顔で終わります。とはいえ、私の文楽鑑賞は人をみて人形と見比べてしまうのですよ。。。みんな人形見てはるんかな。前半の顔が出てなかったら人形に集中できるんやけど、顔が出てたらついそちらを見てしまいます。人形遣いさんたちは自分より人形見て欲しいと思うのですけどね。そうそう、劇場に玉男様のチラシがありました。これは絶対行きます!楽しみすぎる!


今、劇場では徳島のアピールしてはって高校生が三番叟やってはった。すごいねえー。すだちもらった!
 



文楽のあとは鶴橋のコリアタウンの近くのオモニに行きました。織太夫さんがよく通ってはるお店のようで、織太夫焼きがありましたのでそれを頂きました。美味しかったですー!
 

ボリュームあって1枚で十分お腹がいっぱいになりました。帰りにコリアタウンのぞいてキムチを買って帰りました。
 


 

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