que sera, sera なるようになってるよ~!

2027年W杯に行けることを祈りながら、歌舞伎を楽しむ児太郎さんと隼人さん贔屓の毎日

中之島文楽と酒屋万来文楽

2024-10-31 13:19:47 | 文楽

先週末は文楽三昧でございました。金曜日は仕事終わりに大阪中之島の大阪中央公会堂へ行きました。昨年初めて行ったんですが、こちらには玉男様が出演されるので今年も楽しみにしておりました。チケットはローチケやピアやイープラスで先行抽選があったので、今年は前の席が買えるかなと思ってました。昨年はぬ列だったので、後ろから数えた方がはやかったから。。。抽選といっても外れる人はいないと思われ、もちろん当選しました。しばらくしてチケットを発券したら去年とおなじぬ列・・・今回はセンターだったので去年よりは見やすかったけどショック。。。だって、最後にフォトタイムがあって皆さんの写真を撮れるんですの。でも、ぬ列だと正直小さいやん。玉男様の実物大の写真が撮りたいよー。いっそ望遠カメラ持っていこうかと思ったわ。さすがにそれはやめたけど。(笑 仕事が17時に終わって17時22分とかの京阪で淀屋橋に向かいました。





開演は18時30分で到着は18時22分やから途中入場するのはあれなので、浪曲はパスしようと思ってました。ちょっと道に迷ったので会場に着いたのは18時30分過ぎていて、トイレも行きたかったのでトイレ行ってから中に通してもらいました。まだ、初めの解説とかで始まってなかったので良かったです。今回は夏祭浪花鑑を浪曲で、そのあと文楽で関寺小町と火の見櫓の段、道行初音旅。浪曲ってね岸壁の母のイメージが強いねんけど、この日聞いたのはなんか講談に三味線が付いたような感じで、これが浪曲なんかと思いました。今回もプロジェクションマッピングとのコラボなんやけど、私たちのようなストーリーを知ってたら大丈夫やけど、字幕もなんかよく分からないからなんも知らん人は理解ができたんかなあって感じ。そして関寺小町は玉佳さん。正直仕事帰りでちょっと疲れててまたうとうとしてしまったわ。


ちょっと休憩をはさんで2部は藤太夫さんのお話のあと八百屋お七のお話。これね、いやあすごいわって観ててんけど、友達に言うたら今年の1月に文楽劇場で観てた。もう、記憶がやばい。。。なんで覚えてないんや。。。ショックやわ。でも確かに櫓に上らはるところ、面白いなあって思ってみてたの思い出したわ。そして、道行はなんと玉男様の狐忠信!狐といえば勘十郎さんやけど、玉男さんで観れるとは!狐の扱いも可愛かったです。早変わりも決まった。やっぱり前で観たかった!最後の写真も遠かった。。。
 


でも、楽しかったです。帰りは北浜の方が近くて便利なことに気づいて、北浜から帰りました。



そして27日の日曜日は西宮の白鷹酒造さんまで行きました。酒屋万来文楽を友達が見つけてくれてすぐに申し込んでもらったんですが、酒蔵での文楽むっちゃ楽しみでした。阪神西宮駅から歩いて15分くらい。アンリシャルパンティエの酒蔵通り店のすぐ近くでした。入り口もいい雰囲気でテンションが上がります。










会場は100名ほどの客席で舞台はまじで狭い。床もあるけどこれは迫力ありそうです。
 


演目はひらかな盛衰記・神崎揚屋の段。初見です。席は2列目のセンターなのでとても近い。あの場所で人形遣いの方6名とかちょっとかなりきつそう。。。出演は和生さんと織太夫さんと藤蔵さんです。あんな間近で人形を見るのはなかなか経験できないね。今回の演目は藤蔵さんが提案されたそうで、和生さんも織太夫さんも初役だったそうです。終わった後、藤蔵さんと織太夫さんが少し話をされたんですが、大和の語(?)との違いをやって見せてくれはったりして勉強になりましたわ。藤蔵さんが男前で友達に言うたら今気が付いたん?って言われた。(笑 その後は和生さんのトーク。人形遣いになった経緯やら話してくれはった。傾城の頭を持ちたい人に持たせてくれはったんやけど壊したら大変なので見るだけにしました。質問コーナーで傾城の衣装もいくらくらい?聞かはったけど、高いですとだけで値段はいわはらへんかった。やりたいお役とか苦手なお役は言わないようにしてはるねんて。お客さんがそういう目で見はったら困るしとのこと。それはそうやな。。。真面目やけど時々面白いこと言って笑わせてくれはりました。トークの後は文楽ほろ酔い談義があったのでそれもチケットを買ってたので参加しました。舞台の休憩時間にもお酒の試飲ができたんやけど、こちらの談義も2杯のお酒とおつまみが出ました。お酒は美味しかったですわ。談義ってどんな風にするんかって思ってたら一階のお庭で好き勝手に飲みながらその辺にいはる出演者さんたちと話したりするとのこと。私らちょっとどうしたらいいかわからんのでひたすら飲んで2人で話をしていたら、みなさんの挨拶が始まって挨拶が終わったらお客さんも帰りださはって人数が減ってきたから、持ってきた文楽名鑑にサインをしてもらうことにした。まずは藤蔵さんにして頂き、その後近くにいはった藤之助さんと織栄太夫さんにして頂き、ちらっと見たら織太夫さんがいはったので織太夫さんにもお願いしました。織太夫さんとは結構長く話をさせてもらった。色々文楽のこと考えてはるんやなあって。ほんまもっとメジャーになったらいいんやけど。。。その後は和生さんがおられたので和生さんにも。夢っていくつになっても持っていたいんですと言いながら書いてくれはった。そして最後は玉佳さんに。とても腰が低くていいかたでした。勧進帳の時玉彦さんに怒鳴った人と同じ人とは思えん。(笑 そして、私らも帰宅の途につきました。なかなか貴重な体験で、これは是非来年も参加したいなって思いました。楽しかったです!



 
タイガースのお酒も売ってたので買いました!



 

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