日本に帰国して以降、2022年から清水寺の千日詣りに毎年お詣りさせて頂いてます。今年はあんまりにも暑いので夜間拝観もやってはるから、夜に行くことにしました。そして夜に行くなら送り火も少し観れたらいいなと思って16日に行きました。お詣りの前に前から行こうと思っていたおかるさんで衣笠丼を食べました。お店には色んな方のサインがあって、私が座った籍の横には翫政さんのサインが偶然ありました。
元々翫政さんがこちらをお勧めしてはったので、来てみたかったからなんかラッキーって感じ?(笑 食後は祇園さんを通って石塀小路を抜けて清水さんまで歩きました。夜やし少し人も少なかったけど、でも暑かった。。。昼間よりはましやろうけど。。。清水さんについてお詣りするときには汗だくやった。。。今年もろうそくを買ってお願い事を書いて観音様の前にお供え致しました。古いお札はお返しして新しいお札を頂いて、しばらく観音様を見つめた後外に出ました。外に出たら少し涼しくなっていてよかった。送り火の点灯までまだ15分くらいあったのでちょっと境内をお散歩。夜景が綺麗でした。
8時前には京都タワーの電灯が消えたわ。ここからは大文字はみえなくて、鳥居と船形と左大文字が見えるとのこと。仁王門近くに行けば見えると教えてもらったので行ってみたら、たくさんの人やったけど門の間から鳥居が見えた。
ちょっと場所を変えたら船も見えたので気分はもう満足。
左大文字を待たんと帰りました。帰りは八坂の塔を通っていつも歩く建仁寺の裏の道を通って鴨川に出て帰りました。
夜でも八坂の塔あたりは人が多かったけど住んでる人迷惑よね。。。2-3歳まで祇園さんのすぐ近くに住んでいて、その時の記憶は石塀小路で遊んだことやら祇園さんで鳩を追いかけたことやらくらいしかないけど、私の人格形成はあそこでできたんちゃうかなって思うくらい、あの近辺行くと懐かしくてたまりません。ずーっと住んでたかったといつも思うわ。そういえば祇園さんに藁で作った龍が飾られてましたが、これはなんやったのかな?今年も無事お詣りができてよかったです。
先日、夏休み文楽特別公演の2部と3部に行ってきました。与兵衛さんと一緒。
今回は文楽をまだ見たことのない友達と一緒に行きました。まずは、始まる前にランチ。どこに行こうか悩んだ挙句、久しぶりに香港軽食に行きました。私は焼鴨飯と凍奶茶。
蝦餃はシェアで、美味しかった~。そして、まずは2部。生写朝顔話、歌舞伎でみたことあるかな?まあまあ長かったけど、あまり気にならずに見れた。玉男さん出て来はった時からなんかいつもと違ってリラックスしたような表情で素敵でした。笑い薬の段はよくあんな動きができるなあ、ほんまに人形が笑いすぎて苦しいのがよくわかるし、笑ったらあかん場面での大笑いで観ていても笑える。玉男さんは今回あまり動きがないお役で舞台でじっとしてはったので、それもしんどそうと思ってみてました。友達はイヤフォンガイドを借りはったので、色々細かいところも説明してくれはってよくわかって良かったと。私も今度イヤフォンガイド借りてみようかな。そして3部は三月に何度も歌舞伎でみた女殺油地獄。人形のあの油地獄のシーンはどうなるんかなって思ってたけど、ほんま油ないのにむっちゃ滑る滑る。すごいわ、玉助さんも一輔さんもあの動き。それにしても、歌舞伎とは違って、文楽の与兵衛は全然かわいいところがないので、憎たらしい限り。ひどい人間や。。。友達も初文楽でこの演目はなかなかヘビーやけど、わかりやすいストーリーではあるので、楽しんでもらえた様子。やはり人形の動きには感心してはった。また来てみたいとのことなので、面白そうな演目は声かけてみようと思います。豊島屋の段は幕見でもう一回くらい観たらよかったと、ちょっと後悔でした。
8月3日はあべの歌舞伎晴の会を観に行ってきました。今年で9回目とのことで、私は7回目から観に行っています。晴の会が無ければ来ることのないようなあべのハルカス。今は年に一回の恒例となっています。
後援会で取って頂いているので、去年と同じく正面の良いお席で観させて頂きました。
今年は伊賀越道中双六。お馴染み双六に発端の和田行家殺しと大詰めの伊賀上野の仇討までやってくれはりました。双六はよくかかるので何度も観たことがあるけど、志津馬さんが股五郎を探していはる理由やら、突然出てくる孫八は誰?とか色々疑問点が今回ですっきりです。本舞台でもこれやってくれたらみんな納得するやろうに。。なんせ、歌舞伎って前の段は知ってて当たり前の体で話が進んでいくからむっちゃ不親切よね。ここからやってくれると平作さんの死ぬところでも感情移入ができて今回は泣けたわ。とにかくね、出演者の松十郎さん、千次郎さん、翫政さん、みんな本当に器用なので全然人格の違う人の役を二役こなされていて素晴らしい。千壽さんは傾城の姿も観たかったな~って思ったりしたけど、やっぱりいろんな方に重用されるだけあって、千壽さんと千次郎さんはうまいよなあ。今回舞台で千壽さんが舞台で帯を締めるシーンがあったんやけど、思わずじっくりみてしまったわ。あと、平作さんの家がほんまに小さくて、ここに三人寝れるんか?どうやって布団しくん?って観てましたらちゃんと敷いてはった。(笑 歌舞伎座とかやったら小さい言うても広いし、今回の方が話の中の家に近いんちゃう?って思いました。この家のシーンの松十郎さんの十兵衛もよかったよなあ。千太郎君もかわいいし當史弥さんもいいお味だしてはった。毎年毎年良いものみせて頂いて幸せ。どうか、ずーっと晴の会が続いて行きますように。今月はもう一回上方のお芝居が観れるんです。私は25日の夜に行きますが、愛之助さんも指導に入ってはるのでご挨拶に来はるかなあってむっちゃ気になっております。そしてハルカス美術館でやってた広重展に行ってから帰りました〜。