
ラッコマンのインスパイアUC1は、間もなく走行9万キロを迎える。
特に不調はないのだが、最近、クールスタート時にエンジンから、カリカリという連続音が目立って聞こえるようになった。
ディーゼルエンジンみたいな音を出して回っている。
何かのベアリングが壊れたのか、バルブのメタル打ちなのか。。。
気になり始めると、音というのは余計に聞こえるものだ。
そこでYOUTUBEで「エンジン-カリカリ音」で検索すると、たくさん動画が出てくる。
その中から自分のエンジン音に近いものを選んで調べていくと、インジェクションの詰まりで不調になった時の音が一番近い感じがした。
確かにオイラは、あまりエンジンの高回転を使うこともないし、普通のレギュラーガソリン仕様だし、怪しげなケミカル剤は嫌いだから、使ったこともなかったし。
しかしインジェクションの詰まりだとして、もし新品に交換するなんてことになったら、たいへんな出費を覚悟しなければならない。
そこで迷ったのだが、仕方なくケミカル剤に頼ってみることにした。
今回使ったのは、ちょっと高価だが、一応、名前の通っているワコーズのヒューエルワン。
2本続けて使うのが効果的というようなのでアマゾンで2本購入した。
一本1700円。2本で3400円、2000円以上で送料は無料だった。
ん~、けっこう高いです。
注意書ではガソリン20~60リットルに対してフューエルワンを1本使うように書いてある。
ずいぶんと幅が広く設定されているので、今回は中をとって、1本入れてガソリンは40リットル入れた。
先週と今週で札幌まで2往復して約800キロを走行、2回給油。
フューエルワン2本を使った形だ。
そこでインプレだが。。。
これが大正解。
エンジンのカリカリ音が次第に小さくなって、2本目突入時点ではほぼ聞こえなくなった。
やっぱりインジェクションだったんですね。
さらに、その効果が意外な所にも表れた。
ラッコマンインスパイアは、右左折後にアクセルを踏み込むと息継ぎみたいな症状があり、ホンダさんにも相談したことがあった。
ホンダさんからはアクセルが電気信号で管理されるシステムなのでそんなものなんです。慣れてください、と言われていた所だった。
それがだ。
綺麗に息継ぎがなくなった。
ギクシャク感もなくなり、これが本来の走りなんだなぁと、思えるように改善された。
穴が詰まるから、インジェクションはガソリンを出すためにカリカリ音をさせて一生懸命仕事をしようとしたんだろうし、詰まっていたから、微妙なアクセルワークに対応できず、失火したようになって息継ぎしていたのだろう。
それらがインジェクションの詰まり解消で、すべて解決したようだ。
古い多走行のクルマには、ある程度の効果があるようだ。
まずは良かった、良かった。。
ただしエンジン洗浄用のケミカル剤を使うとエンジンオイルを劣化させるようなので、ちょっとイレギュラーだが近い内にオイル交換しようと思っている。
フューエルワンの効果は、あくまで個人的なものですし、これから何かデメリットが出るかもしれませんしね。
使われる方は、あくまで自己責任でお願いしますね。
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