GWも終わりに近づきました。こちらは朝から雨です。
大輪のボタンは雨に弱く、花芯に雨が当たるとたちまち終焉を迎えます。
今年は牡丹の花が開花してから晴天続きでしたので、
例年よりは美しい姿が長く見られました。
我が家の小さな庭は、牡丹と芍薬の花が咲くと庭の大半を占領されてしまいます。
現在、ボタンの花が超満開で、ボタンの花が終わる頃、芍薬が開花を始めます。
牡丹や芍薬は殆ど手入れが要らず、季節が廻ると大輪の花を咲かせる優れものです。
牡丹や芍薬の株は、花が開花すると、3倍にも場所を占領します。
特にボタンは花が大輪なので茎が花の重みでしな垂れてしまいます。
我が家の井桁の垣根は牡丹の支えの為に組んでいます。
江戸時代から咲いている樹齢300年と伝わっている牡丹が
例年一番咲きで、花数も多く、最盛期は35輪咲きました。
未だ、根元の方では小ぶりの花が咲いています。
ブルーグレーの底紅の花は、我が家では一番大輪で全開すると、
大人の顔ほどの大きさの牡丹の花です。
身の程知らずの大輪の花を咲かせるので、真上を向いて咲けません。
花を太陽にかざすと、柔らかい色合いが夢を見て居る様に感じます。
他のボタンも樹齢は30年から50年は経っています。
白いボタンは他の色よりほんの少し遅れて開花します。
現在はピンク・白・黄色のボタンで賑やかですが、
花が終わると、牡丹は光合成をして来年に備えますので
これから晩秋までは葉ばかりの庭になります。
牡丹の根元では野草類が、垣根にはクレマチスが咲いて
牡丹や芍薬の開花の邪魔をしない様に自然体の庭になって居ます。
聞こえは良いのですが・・・
植物が咲きたいように、咲かせていると言うのが本当の処です。
クレマチス(キンポウゲ科)白雪姫
HFヤング(キンポウゲ科)
クレマチス・モンタナルーベンス(キンポウゲ科)
アーチに誘引して居ます。
紫蘭(ラン科)は地下茎で増えるので、気が付けばグランドカバー状態です。
花が美しいので、除去できないで今日に至っています。
ミヤマオダマキ(キンポウゲ科)
チゴユリ(ユリ科)牡丹の根元にいっぱい咲きます。
ヒメライラック(モクセイ科) 佳い香りです。
ザ-ファイア(バラ科)
ヤマブキ(バラ科)
ヤマトシジミ
カタバミが蔓延っているので、ヤマトシジミでしょうか?