★10月のバラⅡ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しています。

カラタチの花・他

2023-05-21 08:26:40 | 日記

 

何の花か判りますか?

 

連休前から,カラタチ(ミカン科カラタチ属)の花が咲いて居ます。

芽生えたばかりの新芽と共に、大きな棘の付け根に、細長い花弁の花が咲きます。

花の中央部分・雌花の頭柱が目立つ、華奢な花です。

 

 

花は、まるで鋭い棘に守られて居る様に咲いて居ます。

陽の当たる場所では、小さな実がなっている枝もあります。

 

 

カラタチの花を見上げると、子供の頃、童謡で歌った

北原白秋の歌詞がそのまま脳裏に浮かびます。

晩秋には棘の元にゴルフボール大の実がなりますが・・・

棘が鋭く収穫は大変そうです。

公園のカラタチの実は地面にゴロゴロ落ちて居て利用されていない様です。

★カラタチの実

 

 

此方はお稚児さんの鈴にも似た咲き方をして居る桐の花です。

手の届きそうな場所の枝は剪定されており、花の細部が写せません。

 

  花の拡大写真           2022.5.18写

           実ができていました

(桐)キリ  (kazuyoo様・さざんか様・ありがとうございました。)    

投稿が遅くなりましたが桐の花も連休前に写しました。

その昔、女の子が生まれると記念樹に桐の木を植樹したと聞いて居ます。

桐は成長が早く、木材としては湿気に強く、狂いや割れが少ない特性が在るので

私達の少し前の世代は、花嫁道具の桐のタンスに加工したり

木材は軽いので下駄やお琴にも利用されてきました。

私も、桐の下駄は履いた記憶が在ります。

現在はクロ―セットが主流で、桐のタンスの需要は少ないと聞いていますが

我が家では、今は殆ど着ていない和服を、半世紀以上もの間

桐のタンスで保存しています。

 

ヒメウツギ(アジサイ科ウツギ属)

 

キングサリ(マメ科)

 

ツツジ

 

 

現在は何処へ行ってもツツジの花盛りです。

 

 

駐車場脇に、気付かないうちに巨大なロゼット状の根生葉が成長して来ました。

もしかしたらアメリカオニアザミかも知れないと思ったのですが、葉に棘が在りません。

余りにも大きい根生葉なので、除草せずにしばらく様子を見る事にしました。

他の植物に比べる成長が超スピードで、あっという間に1m位に成長し

頂上には沢山の蕾が固まってギッシリ!

予想はして居たのですが、キツネアザミ(キク科)でした。

今では私の背丈をはるかに超え、天に向かって咲いています。

 

 

 

キツネアザミは越年草。 秋に芽生えて冬を越し、翌春に成長・開花・結実して

枯死する植物との解説です。

成長が目覚ましかったのは、すでに昨秋に芽生えていたからなのでしょう。

 

 

背が高い植物と言えばもう一種・ウズラバタンポポがあります。

除草しないで、様子を見ていると40cm~50cmを越える茎の頂で

咲いて居るものもあります。

ウヅラバタンポポはキク科ヤナギタンポポ属の植物です。

ウズラの卵の様な黒紫色の斑点が根生葉一面に在る事が名に繋がって居るそうです。

繁殖力が強く、アスファルトの間からも成長して来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (22)
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