タマミクリ(ガマ科・ミクリ属)
可愛らしいオオバンの雛が気になって、
昨日オオバンが子育てして居る川に様子を見に行って見ると
増水は、すっか引けて、川岸の植物の根元が見える様になっていましたが
つい2日前まで、ちゃんと4羽の雛が両親に守られていたのですが・・・
目を凝らして広範囲に親子の姿を追って見ても2羽の雛しか見られません。
外敵の多い環境の中で、小さな雛が生き抜いて行くのは至難の業だと思っては居ましたが
実際に目にすると胸が締め付けられます。
親鳥が付きっきりで2羽の雛を守って居ます。
雛たちは大分頼もしくなって自力で採餌出来るようになっています。
それでも、親鳥は終始、雛たちに餌を与えて子育てして居ます。
兄弟が減った分、残った幼鳥は栄養をイッパイ与えられて、早く成長して行く事でしょう。
一日も早く、天敵に狙われない大きさに迄成長して欲しいです。
おやっ~!
上流から板が流れて来ました。
やんちゃ盛り?雛がすかさず板に飛び乗りました。
見守っていた親鳥も一緒に乗って、まるで川の流れでサーフィンしている様です。
親鳥は時々、川の中に降りて、餌をとっては
サーフボードの上の雛に与えている様子が何とも微笑ましくて
かなり長い時間、川岸で過ごしてしまいました。
雛は泳ぎ方も上手になって動作もすばしこく、とても逞しくなっています。
頑張れ!頑張れ! もう一息!!
初めて雛を見た頃より、身体は倍近く成長しています。