紅月見聞録(東京湾内釣行記)

今シーズンは釣り物悩みます・・・

東京湾 鯛ラバ たまには釣果以外にも・・・その2 オススメのフック(針)について

2017-06-10 18:48:01 | タックル・ルアー・タイラバについて
2017年 6月 10日 土曜日 晴れ
大潮

昨日の予報では朝の内は風なさそうだから朝練でもいこっかな~なんて思ってたんですがね・・・
朝から少々吹いていたので止めちゃいました(=_=)
潮周りはいいから獲れそうな気はするんですけどね~

さて、たまには釣果以外にも更新しますかね。
第2回 タックル紹介です!
今日はフックですね~

自分、鯛ラバフックは『がまかつ』から出てる鯛ラバ・テンヤ用の『サーベルポイント』を使用しています。



このフックが発売されるまでは『伊勢尼』『チヌ』『マダイ』『ブリ・ワラサ王』など色々なものを試したんですが・・・なんだかんだで『伊勢尼』と『ブリ・ワラサ王』をメインで使ってました。
『チヌ』や『マダイ』もよかったのですが基本的にエサ用の針で掛かりをよくするための『ひねり』が入っているものが多いんですよね。
『ひねり』が入っているとずっと巻き続ける鯛ラバでは針が回転しやすくなり絡まることが多いのです(=_=)
『サーベルポイント』は色々な特徴を持っていますが自分は刺さりが良いことと半スレなのでネクタイに刺さっても傷口が小さいという点で非常に気に入ってます。
強度を求めて・・・



太軸のフックも使いましたがフッキング率が落ちた上にネクタイがボロボロになったんで速攻で止めました(=_=)
2本ならそんなじゃないんでしょうけど4本だとダメですね・・・

先日、釣具屋を見てたら良さそうなフックがあったのでお試しで購入してみました。
それが・・・



『ハヤブサ』から発売された『Meister Hook(マイスターフック)』です。
サイズはまだ『M』しかないようですね・・・
フックメーカーの『ハヤブサ』と遊動鯛ラバの『セブンスライド』で有名な老舗『セブン』とのコラボみたいですね。
特徴としては『アウトバーブ(返しが針の外側にあるもの)』と『フッ素加工』ですかね。
形は『サーベルポイント』に似ていますがどの針も『チヌ』や『伊勢尼』を参考としているみたいですからつまるところ形は似たようなものになるんでしょうね。
とりあえず・・・



いつもの形に仕上げます。
結んだ感想としてはフッ素加工ということですっぽ抜けが心配でしたがチモトの耳の部分が大きめに作られていてしっかりと引っかかるためすっぽ抜けはありませんでした!
これは素晴らしいですね(^^♪

さて、実釣の結果は・・・
自分としてはサーベルポイントの方がいいかなと感じました。
あくまで個人の感想ですがね。

刺さりとしてはフッ素加工というのもあってか非常によく、魚にも自分にもよく刺さりました(^^ゞ
魚に対してはアウトバーブというのも相まってか掛かっているところを見ると深々と刺さっています。

強度的にはサーベルポイントの方が強そうですね。
先日のタイでは4本の内、刺さっていない針は曲がってました。
まーこれは刺さり方によって力の入り具合が違いますからどちらとも言えませんがね・・・

ネクタイに絡まり辛いとのことでしたがこちらも何とも言えません。
水中では針の内側に巻きついたものが外れているんでしょうが、ネクタイに刺さる頻度は変わらない気がしました。
傷口が小さいのはサーベルポイントと同様中々いいですね。

バラシに関しては現状ではどちらともいえないのですが気になることが・・・
船に上げた後の魚を見ているとタイ以外の魚もそうなのですが暴れているうちに針が外れていることが多かったです。
これは水中でも同じことが言えるのではないでしょうか。
テンションを緩めずにあげてくれば返しがあろうがなかろうが外れることはないと思います。
少しテンションが緩んだときにその違いが出るんでしょうね。
通常の『インバーブ(返しが針の内側にあるもの)』は針穴が大きくなってきても常に針穴の端に返しがあるためテンションが緩んだときにも魚の唇などに返しが引っかかりやすくなり外れにくくなるんでしょう。

逆に『アウトバーブ(返しが外側にあるもの)』は針穴の内側(引っ張られることにより開いてきた傷口)に返しが向いているためテンションが緩んだときに抜けやすいんでしょうね。
アウトバーブは魚に優しいと言われていますが外しやすくなることで傷口が大きくならないということなんでしょう。

『がまかつ』のルアー用トリプルフックでも『アウトバーブ』タイプが出ており自分も一時期シーバスに使用していましたがこのフックに変えてからバラシが増えました(=_=)
シーバスのエラ洗いみたいにテンションが緩む機会が多くなるとバラしやすくなるんでしょうかね・・・

今後も検証は進めていきますが現状では『サーベルポイント』の使用継続になりそうです。
テンション緩めずに上げてくる自信があるのならオススメは『バーブレス(返しなし)』です!
刺さりは抜群ですしネクタイの傷も小さいですし言うことなしでしょう。
まー・・・プレジャーボートなどの小さめの船で波に揺られた状態、ましてやタンカーの引き波などが来た場合にテンション緩めずにファイト出来ればですがね(p_-)

そろそろ夏のシャローエリアも熱くなってきそうですね!
今年は色々なネクタイで状況に合わせていきたいと考え中です。



アピール重視のカーリーネクタイダブル。
各々ネクタイの大きさを変えています。



ストレートよりもアピールが強そうな少しだけカーリー。
こちらもインチクに合わせることで高アピールです!

夏は潮が濁りやすいですから派手目のネクタイが効くことが多いです。

さて、明日は行けそうかな・・・

タックルについて ~鯛ラバ編~ たまには釣果報告以外も・・・ 2016/9/4

2016-09-04 20:41:36 | タックル・ルアー・タイラバについて
2016年 9月 4日 日曜日

今日は予定があったため海には出られず・・・
風もそこまで強くはなかったので行き方を工夫すれば出れましたね(=_=)
せっかく釣れているのに・・・一度タイミングがずれるとダメなんですよね~
まー仕方ないですね(-_-メ)

さてさて、釣りには行けませんでしたがたまには釣果報告以外にも。
先日、行きつけの釣具店の鯛ラバコーナーをふと見てみると面白いものを見つけました。
鯛ラバ用のフックなのですが・・・フックの数が・・・倍です。
有名メーカーの○牙シリーズから出ていました。
他にも有名な鯛ラバで○ブンスライドなんかもフックを追加できるパーツを出してきましたね。
やはりバラシを少なくする=フックを多くするという考えは誰しもがたどり着くようです。
まー・・・自分もですが・・・

鯛ラバを始めたのは2012年からですがその当時はまだ種類も少なく、自分は初めて釣れたという理由からずっとビンビン玉の固定式を使っていました。



固定式の利点はアタリが明確なのと絡みが少ないこと。
欠点は・・・重いのを使うとバラシがハンパなく多くなるという点ですかね(=_=)
観音崎周辺で冬場の深場を攻める際は重めのものを使わざるを得ないのですがやはり掛けたからには獲りたいものです!
そのことから遊動式を使ってみたのですが・・・やはりバラシが激減しました。
2013年からはずっと遊動式ですね。
しかし、遊動式にしてもやはりバラシはある。
このバラシをいかに少なくするか・・・この頃から試行錯誤を繰り返してきました。



これが標準的な2本仕様ですね。段差式で針の大きさが同じもの、後ろが小さいものなどがあります。
これに改良を加えて1本追加したらどうか?
実践に移したのは・・・



段差式の3本仕様!
これならバラシ減らせるだろうと意気揚々とやってみましたが・・・
変わらない?むしろバラシ増えた??
結構試してみましたがやはりバラシます(=_=)
ふむ・・・ならば・・・!!



段差式の4本仕様!こないだ釣具店で見かけたタイプと同様ですね。
今度はいいだろうとやってみましたが・・・変わらない・・・
こちらも結構試したんですがね・・・

どちらの仕様にも言えるのは激しいアタリ方、恐らくヘッドの方から喰ってきているんでしょうがこのアタリ方だと獲れるんですが後ろから着いてきているようなアタリ方、ネクタイの先端の方から喰ってきているんだと思いますがこの場合はバラすか一番後ろのフックのみで上がってきます。
自分の考えでは後ろから追いかけてきた場合、先に一番後ろのフックのみが掛かってしまい他のフックが刺さり辛いのではないのかと。

そこで新たな仕様を・・・



3本仕様で段差なし。
これに変えてからはバラシがだいぶ減った感じがします。
上がるときは大抵2本以上掛かってますからね。
ただ、よく絡むのが欠点ですかね(=_=)

で、最終的に落ち着いたのが今使用している形。



4本仕様で2本づつの段差。
後ろのフックの大きさを1ランク小さくして吸い込みを良くしています。
追加オプションで・・・



後ろのフック両方にケイムラ玉、片方のフックにワームを装着。
ワームはこれ!



ジャッカルシリーズ大好きです(^^♪

こうすることで浮力が増し吸い込みが更にアップ!
キャスティングで広く探るときや潮で糸が流される状況、つまり横に引いてきている時はタイも横に追いかけてくることが多いので巻き続けるだけだとそのまま離してしまい掛からないことが多いです(=_=)
タテの釣りなら餌釣りと同じように最後に下に反転してくれるので掛かるんですがね・・・
とりあえずフックが口の中に入ってくれないと合わせてもすっぽ抜けるので浮力を高めにしています。
ちなみにフックは・・・



がまかつのサーベルポイント。
半スレ仕様で返しが小さいのでネクタイに刺さってもダメージが少なめです。
強度的にも全く問題ありません。
最近はやりのフッ素加工されたフックで太軸のものも使ってみましたがネクタイがすぐにダメになりました(=_=)
あとはフッ素加工のフックは結び方間違えるとすっぽ抜けます・・・
サーベルポイントでもフッ素化の奴が出たんで試してみましたがダメでした・・・
滑らないように加工することが出来ればさらにフッキング率上がるでしょうけどね!

ちなみにこの仕様にしても魚のサイズで掛かり方が違います。



小さめのサイズは後ろのフックが口にかかることが多いです。
ワームのおかげで吸い込みやすくなってるのかな?



大きめのサイズはヘッドからアタックしてきたり一気に吸い込むようで前のフックが口に、後ろのフックが口の周りに掛かることが多いです。
この仕様にしてから2年ぐらいですかね・・・
今のところこれといった不具合はありません。



最近お気に入りのインチクの装着状態。
あと・・・



鯛ラバの時はカーリーネクタイばかり使ってます!
アピール重視ですね(^^♪

これらのことは今まで秘中の秘としていましたが・・・
メーカーからも出してくれば他の人もやり始めるでしょうからね。
いままで写真を小さいサイズにしてたのもこのためです(=_=)
今後はそのままのサイズで掲載します!

今回書いたのは自分が感じたことですので参考までにお考えいただければと!
今後も色々と試行錯誤を続けていきます(^^ゞ

とりあえず・・・深場のインチクかな・・・