「高裁の森宏司裁判長は、「朝鮮学園には、在日朝鮮人の民族教育を行う利益がある」と認定。在特会の活動について「人種差別に当たり、法の保護に値しない」と述べた。原告側によると、マイノリティー(少数派)が民族の言葉で教育を受ける民族教育の重要性について積極的に評価した初の判決という。一審は言及していなかった。「森裁判長は「在日朝鮮人を嫌悪、蔑視する発言は、差別意識を世間に訴える意図で、公益目的はない。民族教育事業の運営に重大な支障をきたし、社会的評価を低下させた」と指摘。映像をインターネット上に公開したことに触れ「今後も被害が拡散、再生産される可能性がある」とした。一審判決は、日本も加盟する人種差別撤廃条約を根拠に「差別に当たる。平穏な授業を困難にし、学校の名誉を損なった」と判断。在特会の街宣を人種差別とした初めての判決だった。(東京新聞夕刊7/8)」と報じられております。其れにしても、此れは京都朝鮮学園での件ですが、スパイの子どもやら朝鮮人を保健所で処分しろ等のヘイトスーピーチを言い立てる行為もあれですが、意味不明なのが何故もこう簡単に矛先が特別永住資格等を在日コリアン層の特権等と見做す拙い方向に行くのかはあれです。呆れるばかりは、原発の風評被害の生産者と消費者の対立にすり替える権力の姑息な罠に落ちている其れと同様で其れすらも気付かない反知性主義の最たる其れとなっております。戻しますが在日コリアンの特別永住資格等を特権と位置付け排斥する以前に自らの置かれた状況も知ってか知らずかはあれですが、兎にも角にも様々不満を粗反論出来ない立場の相手を承知での罵詈雑言等の此れ等は哀れを誘いますですと端折りに端折っておきますです。
今日は此処迄
次回を待て
P.S.
アボット・安倍の御両人が経済連携協定・防衛装備品の移転に関する協定に署名をしました。アボット首相が安倍さんの暴挙でやられた集団的自衛権行使容認解釈改憲閣議決定に歓迎の意を表した等と報じられておりますが、此の歓迎とはオーストラリアの負担軽減からの其れでとなっており、其れ以外はあれですとしときますです。因みにEPAでも多分肉等に関しては米国と同様にしろと言われておると捉えておくのが相当かなとしときますです。