やっと、今週の放射線治療が終わりました。
あとは来週いっぱいで終わりになります。ふー。
もう行くのはしんどいなと思ったこともありましたが、
「こんなことでは職場復帰はできないぞ」と叱咤激励して、
重い足をひきずってなんとか休まず通っています。
いつも治療台の上に寝かされると、名前と生年月日を聞かれるので、
こちらが告げると、
「本日は放射線治療21回目となります。よろしくお願いします」と
技師さんが回数と治療開始を宣言。
なんかの儀式みたいだなと思いつつ、まさにまな板の鯉となり、
そこからは「お願いします」と、治療をただ、待つのみ。
ここから、結構、位置合わせに時間がかかる。あっちをちょっと直し、
こっちをちょっと動かし、「腰をちょっと上げていただいて」など。
マーキングのところに線を書き足したりもされるので、その線に沿って
「解体されちゃうんじゃないの?」なんてふざけたことを思う
高齢者女子マグロ。裸だしね。ほんと、恥ずかしいので余計なことを
考えて気を紛らわせるわけで。
治療そのものは大きな機械が私のまわりをぐるぐるして、痛みなどは
ありませんので、ご安心ください。
今日は診察日ではないけれど、オダ先生(仮・放射線科医)に遭遇。
「お体のほうはお変わりありませんか?」とお声をかけていただき、
「いよいよ、来週いっぱいですね」と。
診察日ではない患者のこともきちんと頭に入れていらっしゃるんだなと、
ありがたく思いました。
そういえば、講釈師のように、治療について過剰なくらいの情報を
詰め込んで語ってくださるオダ先生ですが、最初の説明のときに、
「治療中は目を開けてても閉じていてもいいですよ。もしも、目を
開けていて、放射線が見えたら、ぜひ、おしえてください。すごい
発見になりますので」だって(笑)
もちろん、これはジョーク。放射線治療で緊張する患者さんたちを
リラックスさせようと、ちょいちょいねじ込んで来るんです。
私はそういうご努力は嫌いではないので、ちゃんと笑ってあげる
マナーを忘れたことはありません(きりっ)。
治療スタート時は私の予約時間はほかに2人いらしたのですが、もう2人とも
卒業なさったので、あと私だけになっていて寂しいなと思っていたら、今日は
新しい方が予約枠におひとり入って来られました。患者さんが本当に多い。
がん治療をなさる方がこんなにいらっしゃるんだなと、本病院の方の
患者さんの多さにも、驚くばかり。
さて。とても接客態度のいいシニアスタッフがいる立体駐車場ですが、
そこに、よくすずめがいるのです。動物好きなので、「かわいいなあ」と
愛でてはいるものの。どうして、地面にいるのかが不思議で。
ちゅんちゅん床ではねているので、車の出し入れに轢かれそうで、
心配になっていたのですが、その理由を今日は発見。
車の出庫を待っていたら、係員のおひとりが、魔法のように、すずめに
小さなえさを投げ与えていらしたのです。びっくりしました。おおっ?
ふつうに出庫の出し入れのお仕事はやっていらっしゃったのですが、
間合いが空いて、車の出し入れがないときに、ポケットの中にえさを
入れていらっしゃるらしくて、「シャッ」と一瞬で投げる。
すずめたちも慣れているらしく、小さなお口に精いっぱい入れて、
拾い集めます。その連携がほんとにびっくりするくらいの一瞬のできごとで、
華麗な所作でした(笑)
おそらく、その方も私同様、動物がお好きなんでしょう。気持ちはよく
わかりますが、人によっては、ちょっと「よくない」とお叱りを受ける
かもしれない行為なので、あの華麗な技を身に付けられたのかと想像して、
にやにやしてしまいました。よく見ていないと何をしていらっしゃるか、
わからないくらいの技だったんですよ。すごい。
車が多いときは、とても忙しく、車をさばくのに全集中なさっていますが、
今日みたいに車が少ないときは、ただ、ただ、車を待っているだけで、
長閑なので、すずめを愛でていらっしゃるんだろうな。
そういえば、すずめさんたち、ふっくらしていてかわいかった。
ごはんをもらえてよかったね。
あとは来週いっぱいで終わりになります。ふー。
もう行くのはしんどいなと思ったこともありましたが、
「こんなことでは職場復帰はできないぞ」と叱咤激励して、
重い足をひきずってなんとか休まず通っています。
いつも治療台の上に寝かされると、名前と生年月日を聞かれるので、
こちらが告げると、
「本日は放射線治療21回目となります。よろしくお願いします」と
技師さんが回数と治療開始を宣言。
なんかの儀式みたいだなと思いつつ、まさにまな板の鯉となり、
そこからは「お願いします」と、治療をただ、待つのみ。
ここから、結構、位置合わせに時間がかかる。あっちをちょっと直し、
こっちをちょっと動かし、「腰をちょっと上げていただいて」など。
マーキングのところに線を書き足したりもされるので、その線に沿って
「解体されちゃうんじゃないの?」なんてふざけたことを思う
高齢者女子マグロ。裸だしね。ほんと、恥ずかしいので余計なことを
考えて気を紛らわせるわけで。
治療そのものは大きな機械が私のまわりをぐるぐるして、痛みなどは
ありませんので、ご安心ください。
今日は診察日ではないけれど、オダ先生(仮・放射線科医)に遭遇。
「お体のほうはお変わりありませんか?」とお声をかけていただき、
「いよいよ、来週いっぱいですね」と。
診察日ではない患者のこともきちんと頭に入れていらっしゃるんだなと、
ありがたく思いました。
そういえば、講釈師のように、治療について過剰なくらいの情報を
詰め込んで語ってくださるオダ先生ですが、最初の説明のときに、
「治療中は目を開けてても閉じていてもいいですよ。もしも、目を
開けていて、放射線が見えたら、ぜひ、おしえてください。すごい
発見になりますので」だって(笑)
もちろん、これはジョーク。放射線治療で緊張する患者さんたちを
リラックスさせようと、ちょいちょいねじ込んで来るんです。
私はそういうご努力は嫌いではないので、ちゃんと笑ってあげる
マナーを忘れたことはありません(きりっ)。
治療スタート時は私の予約時間はほかに2人いらしたのですが、もう2人とも
卒業なさったので、あと私だけになっていて寂しいなと思っていたら、今日は
新しい方が予約枠におひとり入って来られました。患者さんが本当に多い。
がん治療をなさる方がこんなにいらっしゃるんだなと、本病院の方の
患者さんの多さにも、驚くばかり。
さて。とても接客態度のいいシニアスタッフがいる立体駐車場ですが、
そこに、よくすずめがいるのです。動物好きなので、「かわいいなあ」と
愛でてはいるものの。どうして、地面にいるのかが不思議で。
ちゅんちゅん床ではねているので、車の出し入れに轢かれそうで、
心配になっていたのですが、その理由を今日は発見。
車の出庫を待っていたら、係員のおひとりが、魔法のように、すずめに
小さなえさを投げ与えていらしたのです。びっくりしました。おおっ?
ふつうに出庫の出し入れのお仕事はやっていらっしゃったのですが、
間合いが空いて、車の出し入れがないときに、ポケットの中にえさを
入れていらっしゃるらしくて、「シャッ」と一瞬で投げる。
すずめたちも慣れているらしく、小さなお口に精いっぱい入れて、
拾い集めます。その連携がほんとにびっくりするくらいの一瞬のできごとで、
華麗な所作でした(笑)
おそらく、その方も私同様、動物がお好きなんでしょう。気持ちはよく
わかりますが、人によっては、ちょっと「よくない」とお叱りを受ける
かもしれない行為なので、あの華麗な技を身に付けられたのかと想像して、
にやにやしてしまいました。よく見ていないと何をしていらっしゃるか、
わからないくらいの技だったんですよ。すごい。
車が多いときは、とても忙しく、車をさばくのに全集中なさっていますが、
今日みたいに車が少ないときは、ただ、ただ、車を待っているだけで、
長閑なので、すずめを愛でていらっしゃるんだろうな。
そういえば、すずめさんたち、ふっくらしていてかわいかった。
ごはんをもらえてよかったね。